静岡よりマサラをこめて

魔神さんにお勧めされた事もあり、渋谷のダルバート専門店とやらに行ってみる事にする。渋谷で降りるのなんて15年ぶりだな…まさかダルバートに釣られて降りる事になろうとは！

セルリアンタワーを目指して坂を登った先に、その店、本格ネパール料理店ネパリコはあった。お洒落な雰囲気…だけど席はそんなに多くない。2〜4人テーブル席が5つほどだが、壁に面してカウンター席もちょっとあるのでお1人様でも何とか。開店直後の11：35に突撃したが席はもう半分埋まっていた。渋谷にダルバートという組み合わせでこの人気…！？

ホールのちょっと欧米人っぽい雰囲気の店員さんからメニューを。ランチはダルバートのベジとノンベジと、プーリorチャパティが選べるダルのセット、バンブースープ(アルタマ)のセットの4つに、末席に一応日替わりカレーライスのセットも。流石にダルバート専門店という事はなかったが、ダルのおかわりを手桶みたいなので配って回ってたりだとか、雰囲気はもうネパリバッティですな。そしてお値段も全て\1,000未満でいい感じ。

ベジのダルバート。ダル(豆スープ)，バート(ご飯)，タルカリ(おかず)に、大根・人参・キュウリのアチャールとトマトのアチャールの2種が乗ったプレート。これにサラダと食後のチャイも付いて\880也。ダルはおかわり自由、バート(日本米)は大盛り無料。注文時にしっかり案内してくれます。タルカリは日替わりですかね？この日はジャガイモとブロッコリーをクミンで炒めたもの。ブロッコリーがカリフラワーになればアルゴビだな的な。

通ぶってダルの器を手に持って掛けようとしたら、真鍮製の器が思いのほか熱くってこぼしそうになりつつ(汗)、それぞれのお味を確かめつつも混ぜ混ぜしていただく。うーんいいっすね…決して刺激的な味ではないけど、素材の旨味とその旨味を高めるスパイス使い、そしてそれらを程よく固めに炊き上がったライスと混ぜて噛み締めると、何とも言えない美味さに…！ばっかり食べが染み付いちゃった人も、これを食べれば矯正出来るんじゃないの。

食後のチャイをアイスでお願いした所、氷が1つ浮かんだだけのヌルいチャイだったけど、まぁこれだけ雰囲気出されると、それも現地的で徹底されてるなーとか思ってしまう(^^;。

ディナーのダルバートになると値上がりしてしまう(\1,300〜 但しディナーはバートもおかわり自由に)のがちと残念だけど、チョタモリとか珍しいネパール料理もあるし、こりゃディナーも是非行ってみたいですな。

JR渋谷駅を西口から出てセルリアンタワー目指してR246を上り、同タワー西側の路地、小さなレストランが軒を連ねてる所。