静岡よりマサラをこめて「[三宮] ナーンイン」2014-09-14へのコメント:
前回、念願だったナーンインのランチバイキングに訪れ、ビリヤニは勿論のことナンの美味しさを痛感したが…慣れてなさから焦ってしまい、あまりじっくりとは楽しめなかった。そこで今回は、パン好きの海月さんご夫妻もお誘いしてじっくり味わってみようと、ディナータイム再訪の計画を立てた。
あまり広くない店である事を踏まえ、17時半くらいには入店する様に行ってみたが…GW中の土曜では我々の他にもう一組(4人)が来たくらいで、混雑とは無縁だった。まぁ北野ですので流石にグランドメニューからのお値段は少々お高め故、ランチタイムじゃなきゃこんなもんなんでしょうか。実際、ネット上でのディナータイムの情報収集にはちょっと苦労したし。
グランドメニューにもビリヤニはちゃんと乗っており、いつでも頼める模様。また全体的な品数は特に多いって程でもないが、焼き物カテゴリには"シェフの自慢料理"との謳いがあり、カレーカテゴリにはカライチキンやマトンゴーシュトがあり、パンカテゴリにはナンの他にパラタもあり…といった所はしっかりパキスタン料理屋。(あぁ、パラタも食べてみるんだったな~)
以下、食べたもの。
注文後、先ずは1枚の皿に人数分?が盛られたサラダが出る。ミントベースのドレッシングとサウザンみたいなドレッシングはミニボトルで出るのでかけ放題だが…どっちも辛い。
ベジタブルサモサ2pcsとチキンマライカバーブ4pcs、\450+\1,200也。
サモサはしっかり揚げたてホクホク、中身の食感もだいぶ生きており美味しい。その辺のインド料理屋によくある味(皮のアジョワン+中身のクミン、みたいな)とはまたちょっと違う。マライカバブも焼き立てアツアツ、ヨーグルト仕立ての漬け込みでマイルドでありながらも味わいは濃厚で、大変美味しかった。パキスタン料理屋の焼き物とスリランカ料理屋の揚げ物はやっぱいいよねぇ…このハズレの少なさは何なんだろう。
マトンマサラカレーと、ナン&ガーリックナン、\1,350+\300+\450也。
う~ん、やっぱここのナンは美味しいです。変にリッチ感を追及せず素朴さを残したパキスタン風ナンは、焼き立てをそのまま食せば生地とバターの香りが鼻に抜け、カレーと食せばカレーの味わいを邪魔することはなく…最高です。ナーンインの名は伊達じゃない!
マトンカレーはスパイス感たっぷりで、そのお蔭もあってかマトンの臭みはまったくない。が、肉が少し固かったのと、普通に骨付きなのでちょっと食べづらかったかな。
肉ビリヤニはお値段が高めかつ、サラダ&ドリンクのおまけつきなので、一番リーズナブルかつ単体のみで頼めるベジタブルビリヤニを、\1,100也。バスマティライスで、所々に見え隠れするジャガイモやカリフラワーもほどよい固さをキープしており、食べ応えもあって美味しいのだが…辛さもなかなかに辛い。ライタがあれば頼んでいたな。(メニューを見る分にはなさそうだった)
最後の締めにチャイ、\380也。3人分頼んだらミニポットに入ってやってきた。ポットの大きさが微妙だったので「意外と量が少ないね…」なんて話してしまったが、注いでみればカップ3杯分がみっちり詰まっていた。すいません(^^;。料理の出来がこのレベルだからチャイも濃厚なのが来るかな?と思ったが、チャイはあっさり、かつ砂糖も後入れだった。ちょっと残念。
これらの味がランチバイキングの時も味わえるので、そう考えればランチバイキングの人気も分かる訳ですけど…ディナータイムがこんなにゆったり過ごせるのなら、ディナーでじっくり味わうのもお勧めです。
[三宮] ナーンイン (その1) (その2)