千秋楽も無事終わり、はや5日。
堤さんもクサナギさんも新しい仕事に歩みだしている事でしょう。
さて、ワタクシですが、いまだに何とも言いがたい思いに捕らわれる事があります。
何でもないのに、目頭からツゥーと涙がつたう事があります。
何度も何度も反復されて、ワタクシの中で、形を変えつつあるのかもしれません。
しかし、そこにあるのは堤さんとクサナギさんが2人で作り上げた物。
2人だから柔軟で、エモーションがさまざまだった。
そこに無駄な思いや迷いはなく、純粋に2人しかいなかった。
今にして思うと、たいした事だったのだと思う。
ワタクシ的には、翻訳物の舞台が馴染みにくかったのもあり、難しいと思ったのだけど、
それ以上にセリフに誤魔化されてしまい、雪山の切迫感や寒さを感じなかったのが残念だったなぁ〜
とつらつらと思いまして。
ま、想像力も欠落してくる年代にさしかかっているせいもあるやもしれませんけど。
カーテンコールのおじぎをする2人の姿が、目に焼きついて、下からのライトが
2人をまるで作りものの様に見えて、なんとも奇妙な感覚に陥りました。
その2人を見ているワタクシの両手は、鳥肌だったのですけどね(笑)
そうそう、深夜の渋谷でU子さんと話した事。
堤さんもクサナギさんも変わり者そうだなぁ〜、だから気が合うのかなぁ〜
などととりとめのない話を・・・・
共通して2人共に昭和の匂いがする事。
そうして、堤・クサナギでもう一度舞台が実現するとしたら、昭和の時代の話が良いなぁ〜
そうだ!!
昭和の天才漫才師 やすし・きよし はどうでしょう。
タイトルは「メガネがない」なんてのは、いかがでしょう。
なんて、姿が浮かぶような気がしません?
けれども、本当にもう一度(いえ何度でも)2人の共演を新たな形で見たいなぁ〜と
思っています。