11月4日に発売になるMovieStar 12月号の表紙がキーファー・サザーランドだ。 (言うまでもなくTVドラマ「24」の主演スター。ジャック役だ。) これってかなり意外。 雑誌の名前からしてそうなのだが、これまで「映画スター」が表紙を飾ってきたからだ。 映画雑誌とはいえ、海外TVドラマに関する記事も載っているが、表紙を飾ると言うのは破格の扱いのように思える。 これは喜ばしいことかもしれない。 TVドラマであっても映画に匹敵する、あるいはそれ以上のクオリティのものが送り出されるようになったのは視聴者として嬉しい。 そして、映画スター>TVスターという図式も薄れつつあるのだろう。
しかし、なぜこのタイミングで?という気はしなくもない。 レンタル、デジタルBSや深夜の放送で「24」がブレイクし始めたのはごく最近のことではない。 とはいえ、映画雑誌の記事になり始めたのは最近だ。 FOX CHANNELが最近かなり力を入れているからだろうか。 先日、来日したサラ・クラーク(ニーナ役)とザンダー・バークレー(メイソン役)は、今度発売になるシーズン3のDVD-BOXの宣伝で訪れたらしい。 FOX CHANNNEL で現在放映中のシーズン1の宣伝も兼ねている、という感じだ。 そのインタビューの様子(FOX CHANNEL)や記者会見の模様(COMIN' SOON TVの「記者会見TV」)が、今週放映されている。 この記者会見、ネタばれな質疑応答の前には警告付き、というなかなか気の利いた放映だ。 FOX CHANNEL では、さらにファンを獲得しようと狙っているのか一挙放映も用意している。 ちょっとした「24」ウィーク、という感じだ。