一昨日、研修のための前泊移動で長野市に行った。先週末に降雪があり、ラジアル靴がないとどうしようもないのかと心配したが、歩道に雪はわずかだけで問題なく普通に歩けた。但し気温は3℃。
夕飯がてら入った居酒屋は、なぜか新鮮な魚料理ばかりの店だった。長野は海から離れているのになぜ? 聞けば運送技術と道路整備のおかげで新鮮な魚がすぐに来るようになったとか。まるで飛騨高山のブリ街道のようだ。場違いな土地に場違いなものが流通する時代なんだな。
本日は午後から浜松へ。12月に発売した新薬の説明会のための出張で、去年からもう何ヵ所行った事だろう。来月下旬までスケジュールが日毎に増えていく。Drや薬剤師を相手に30分間スライドでプレゼンし、その後質疑応答に入る。相手の専門性によって質問も千差万別である。
こちらからの意思伝達であるプレゼンと相手のニーズを満たすための質疑応答の微妙なせめぎ合いが、慣れてくると何とも言えない刺激となる。そして無事終了した時に訪れる、アドレナリンが上がった後の安らぎは、エネルギーを出し切った解放感と満足感を与えてくれる。だからやめられないのだ。
これって職業病?