有休をかまして11連休にしたGWも半ばにさしかかった。特にどこかに旅行に行く予定もなく、函館から帰ってきた息子と3人でのんびりとした日々を過ごしている。

たんまり宿題を抱えて帰ってきた息子。それが遅々として進まずキレるカミさん。屁理屈で返す息子、さらに怒鳴り散らすカミさん。何のことはない、入試前までの塾通いの頃の光景がまた繰り返されているのだ。所詮どんな所に行っても日々是勉強なんだと納得。

驚いたのは英語である。我々の頃は公立中学だったためかジュニア・クラウンとかニュー・ホライズンとかの出版社系の教科書だった。最初が「I have a pen.」からか「This is a pen.」からかの違いがあった程度であった。おまけに今の文科省の基準では、中学3年間でたった100コの単語を覚えれば良いそうである。

息子のはプログレスという教科書で、どうもこれはカトリックの宣教師が英語を教えるために作成したテキストらしい。つまりアチラの人が作ったものであるゆえ最初からハイレベルなのである。これを使うとかえって英語がわからなくなると言っている先生もいるほどのシロモノだそうな。我々も初めて知った。

公立中学では3年間で100コ覚えれば良しとされる英単語も、入学1ヶ月で早くも90コの単語を覚えさせられているという。持ち帰った単語表を見ると「pronunciation」など、高校あたりで出てくるかどうかのレベルの単語も含まれていた。しかも今月下旬には最初のテストが待ち構えている。

今後の息子の最大の試練は、たぶんこの英語との格闘であろう。