この日記に検索サイト経由で訪れる人も多い。私もやってみたのだが、検索結果ページに出たリンクをクリックすると、意外にも検索ワードのあるページではなく、最新記事のページに行ってしまう事がほとんどである事に気づいた。

ははぁ、これがこの日記といわゆるブログとの違いの一つなのか。ブログの場合は、検索結果ページからダイレクトに検索ワードに該当するブログページにリンクされている。すなわちブログにはひとつひとつの記事に対する固定リンクが存在するのだ。この日記にはそれが無いらしい。

「ブログも書けるレンタル日記」を標榜しているこの日記であるが、そもそもブログに対する私自身の理解度が低い。その是非論が話題のトラックバック機能だって、私は使った事も無いので、それがあっても無くても構わないと思っている。この日記にもコメント方法として「自分の日記」があるので、その機能はあるらしい。それでもBBSのようにコメント欄があれば十分だろう。

第一、ブログの検索サイトやランキングサイトにこの日記のURLで登録して拒否された事は一度も無い。ただし、大きいリングタグや多数のリンクバナーは制限上置けない事がネックな位である。

過去に一度、この日記以前にレンタルしていた日記で、レンタル料の払い忘れで過去ログをすべて失った苦い経験がある。無料ブログであればその心配が無いので安心できるかもしれない。でもいまさらこの日記の過去ログを無料ブログを開いて移動するのも面倒である。いや移動できるのかすら判らない。

まあ、そんなこんなで当分このレンタル日記を利用していく事になりそうだが、検索サイトから最新記事に飛んでしまった方は、面倒でもページ最下部にある「日記内全文検索」を使ってください。検索ワードが載っているページが一覧で出てきます。

大画面プラズマテレビもDVDシアターシステムも現段階ではコストパフォーマンスの点で買いとは言えない。700万画素以上のデジカメしかり。先月プジョー207が本国デビューしたらしいが、思ったほどインプレッションを受けない。第一に3ナンバーとなった車幅と20mm伸びた車長がネックだ。これでは206の持ち味である回頭性能とハンドリングに及ばないのではないのか。知る限りのスペックでも大きな違いは無さそうなので、206のアドバンテージが大きく揺ぐ事はないだろう。

そんなわけで、当面これといった物欲は鳴りを潜めていたのだが、ここへきて気になるブツが! それはヤマハの光るギター「EZ−AG」である。

学生時代に買ったYAMAHA L6がオシャカとなって以来、我が家にはスピーカー内蔵の「ZO−3」とFenderのミニアコギターがある。どちらもギター演奏だけなら十分なのだが、EZ−AGはなんと伴奏機能があり、ベース、バンジョー、三味線などの音色も出せる。おまけに弦を押さえなくても演奏可能なのだ。もちろんPC経由で内蔵曲以外の楽曲データも取り込め、これ1台でバンド演奏が実現する。

これさえあれば、どんな宴会だろうが、ミニライブだろうが、カラオケだろうが遜色ない。難しいコードの曲でも左手が開放される。典型的なコード進行もインプットされているので作曲だって楽々である。テクノロジーの進歩は偉大だ。しかもお値段2万円台! フォーク世代ご同輩のOYAJIどの、こりゃいい買い物だと思わないかい?

私の青春時代は、アリスとグレープとかぐや姫。それに拓郎、その他少々といったものが中心だった。陽水やオフコースなどは当時の私の感性からはちょっと外れていた。初期の永ちゃんはOKだった。洋楽ではビートルズとサイモン&ガーファンクルは定番、その後プログレッシブロックと言われたキングクリムゾンやイエス、EL&Pなどにも少しばかり傾倒した。ここでもローリングストーンズやディープパープル、ツェッペリンは私の中では傍流だった。

とは言え、あの頃の日々の生活に根ざしていた音楽は、やはりフォークソングだ。多感な年代、喜怒哀楽のままに弾き語った忘れ得ぬ名曲たちが、今もその時の思い出と共に蘇ってくる。ひとつひとつのイベント毎に私なりのテーマ曲があるくらいだ。もっとも私の年代は、好きになったグループが次々に解散してしまう「喪失の時代」とも言える一時代だったが。

そんなフォークギター世代のOYAJIが久々に欲しくなったのがEZ−AGなのである。弦の張替えの必要が無くなるだとか旅先にも持っていけるだとか息子にギターを教えるためだとか、いろいろとアピールをしているんだが、財務省はまだ首を縦には振ってくれない。

こうなったら財務大臣殿の誕生日や結婚記念日にカコつけて、何とか我が春闘に勝利をもたらせたい。

【このトピックへのコメント】
  • ゴウキング[URL]こんにちわ。
    ふらりと立ち寄ってみました〜。
    最近一気に液晶TVの値段さがりましたね〜
    (2006-02-08 19:20:02)
  • Chaieゴウキングさん、初めまして。
    買いもしないくせにいろいろ検討した結果、液晶よりもプラズマに注目しています。
    ご覧の通り、屁理屈をつらつらと書いておりますので、気が向いたらまたきてくださいまし。
    (2006-02-08 19:49:58)

第一報を聞いたときの小泉首相の「びっくりタヌキ顔」は印象的だった。

三笠宮殿下が異論を唱えようが、国会議員の意見が割れようが、ましてや国民のコンセンサスも得られていないにも関わらず、今国会での無理やり可決成立を図った皇室典範改正。秋篠宮紀子さまご懐妊によって、見事に逆転の楔は打たれた。皇室や宮内庁を敵に回した小泉首相に真っ先にその情報がもたらされなかったのも面白い。

男系天皇と女系天皇、男性天皇と女性天皇という議論は、その違いもわからぬ者も巻き込みながら始まった。ひとえに男の子に恵まれない皇室第三世代がその原因である。私の意見は、現在の皇室典範を残し、女系天皇については例外条項として付記すればいいじゃないかと思っている。それならどんな状況になっても原則を曲げる事なく対応が可能だろうに。

奇しくも出産予定日が9月というのも意味深だが、ご懐妊を知った後の小泉首相の手のひら返しもすばやかった。いきなり「全会一致が望ましい」と来たもんだ。もしかしたらこのまま性急に改正に突き進めば、今度は取り返しのつかない傷を負うのではという懸念もあったのではないか。慎重論に寝返る絶好の口実を得たとも言えよう。

誤解を恐れずに言えば、本来なら皇太子はいずれ天皇になるのだから、もっと早く結婚すべきであったし、雅子さまも男子出産が重要な使命だと認識して臨むべきだったと思う。極論すれば、それが一番の仕事と言ってもいい。皇室外交はその後の話である。あの時の宮内庁や天皇皇后も、それこそが最優先課題だと考えていたに違いない。

もうひとつ、さらに誤解を恐れずに言えば、今回のご懐妊は宮内庁や皇室の強い懇願あるいは要請があったと思われるが、なんせ第二子から11年も経っている。しかもこれでまた女の子だったら、誰もががっかりするだろうし、そんな失意の中で生まれてくる子供こそ一番かわいそうである。改正議論も再燃する。

で、あるから・・・関係者は考えた。ご懐妊を絶好の時期に最強のカードとして使い、男子出産で典範改正を封印させるには・・・。さりとて異例の要請をするからには失敗や肩透かしは許されない。最も確実な受精と妊娠、そして産み分けの可能性を高められる方法・・・その極めつけは・・・「体外受精」か?

考えすぎかな?

先月の福岡出張の際、時間はあまり無かったが空港の売店めぐりをした。目的は明太子。福岡に来るたびに自分用として買って帰る事にしている。空港の売店と言うより土産物エリアと言った方が良いほど広いスペースに、実にたくさんの店が明太子を売っている。

この日買ったのは「知雅榮」のもの。有名な料亭が作っているのだが、空港にも出店しているというのが便利である。ずっと昔に頂き物として食べたが、結構印象に残っていた。他の明太子より約2割ほど高価なのだが、はたして今回も期待を裏切らぬ味だった。

大きさの揃った小ぶりのタラコで、見た目には普通の明太子よりやや濃い色だが、中も色は変わらずしっとりとしている。外見は大きいくせに中が妙に色が薄くパサパサだったり、逆に妙にねっとりと水っぽかったりするのは論外だが、ここのはどの部位でも同じ食感、同じ味の染みぐあいというのが秀逸である。一度に2本は楽にイケる。

もうひとつのお気に入りは、明太子を料亭として初めて作った「ひしむら」の明太子。北海道近海産タラコを厳選し、親戚筋の酒蔵の純米酒を用いている。最大の特徴は、今では類似品も出ているが、細切り昆布に和えてある点である。これが明太子と相まって酒の肴に申し分ない。さらに一本一本包装されている手の入れようだ。

ここのは100g単位で販売されており、一般品の5割増以上の価格といったところか。私の知る限り、最も高価な明太子の部類に属すると思うが、それだけの値打ちはあると見ている。これも昔、頂き物で食べて強烈な印象を持った記憶がある。量産がきかないらしく、残念ながら空港には売ってない。

両者に共通するのは、決して辛味だけが味の中心ではなく、さまざまな味が織り交ざって醸し出すハーモニーが十二分に感じられるという点である。それも押し付けがましさは無く、だから後を曳かせる。今のところ私の番付では東西の両横綱だ。

どちらも通販をしているが、私は敢えて博多の地へ赴いた時にだけ買って帰るようにしている。「博多めんたい」に対するせめてもの「こだわり」だ。