出雲眞知子
連休を利用して、家族でハイキング。あまり無謀なことはせず、下りの多いコースを選ぶ。

逆コースを来た、わたしとほぼ同年輩と思われる女性と、かなり年上とおぼしき男性との二人連れ。どちらも、両手に木の枝を杖代わりに持っている。

女性の方がわたしたち家族を見て、「途中まではいいけれど、その先はかなりきついわよ。アップダウンがすごいのよ。子供さんにはちょっと大変じゃないかなあ。」と、心配してくれる。

ん?一番心配なのは、子供たちよりわたしだと思うんだけど。

でも、その女性が登ってこられたのだから、わたしも大丈夫、と内心思ったことは、内緒。
【このトピックへのコメント】
  • 雪見ん?今日の日記を読んで初めて気がついたけど、眞知子さんって山登りタイプに見えるかも。足腰がしっかりしてて、頭に鳥の羽のついたグリーンの帽子をかぶって(南ドイツの人みたいに)、力強く山を登るイメージがあると思いますよ、うん。(2003-11-05 00:30:58)
  • 出雲眞知子うわあ、それは、イメージがかっこよすぎ。実際は体力ないし、根性ないし、よろよろと歩いてきました。(2003-11-05 05:26:55) 環和我話「Re:心配」(2003-11-05 09:22:39)
環和我話 2003-11-04 22:56「心配」へのコメント:

子供よりわたしが心配、というのは、実感。

今までなら、街中でちょっと歩いても早々に音を上げる娘が、「ぼく、全然歩いた気がしない」と抜かすようになった。
2日続けて、1日に正味4時間位歩いた勘定になるにも関わらず、だ。

数年後には、家族で富士登山をする計画なんだそうだが(まるで他人事・・・)、わたしは勘弁して欲しい。

でも簡単には勘弁してもらえそうにないので、とりあえず、鳥の羽のついたグリーンの帽子でも買って、形から入りますか。
休息十分だと思ったのだが、今日は失敗が多すぎる。
いや、休息十分なのが、いけないのかもしれないな。

よくよく考えたら、休んだのは心だけで、身体はちっとも休んでなかったんだっけ。
こんなの休息じゃないや。昨日まではさほど感じなかったのだが、今ははっきりと、足が重い、痛い、熱い。

帰宅して娘に、「足痛くならない?」と聞いたら、「全然!」ときっぱりした答えが返って来た。
くそっ、完敗。
見終わって、「結末がよくわからない」と言ったら、息子が一言。
「結局、マトリックスがリセットされただけなんじゃない?」とのたまった。
とてもわかりやすい解釈だと思う。

要するに、暴走したプログラムをつぶして、機械が正常に稼動することに手を貸しただけ、なのではないか。
その過程で何度も語られる「愛」だの「信じる」だのが、なんとも陳腐に思える。

わたし自身は2で失望してたので、今回も別の映画(スピード感のあるアクションもの)を観た気分。
ビバリーヒルズコップに3はない、のと同じように、マトリックスには1しかない、と思うことにする。

他に記録することとしては、子供達がはじめて劇場で字幕の映画を観た、というくらいか。
入試の分担についての打診が来て、個人的にちょっと不都合があり、悩む。少なくとも、分担の決め方だけでも明確にしてもらえたら、と思って、ボスにメールで問い合わせる。

メールを送ったあとで、忙しい人をわずらわせて申し訳なかったな、と気になったのだが、予想を上回る丁寧な説明のメールが来た。

で、「よく理解できました」という了解の返信を送ったら、さらにメールがきて、その内容が、一度入試委員をやれば、その後の分担でかくかくしかじかの(わたしの問題を解消できる)可能性があります、といったようなものだった。

危ない危ない。やはり、ボスは、わたしより役者が一枚も二枚も上手だ。

「藪をつついたつもりはないので、蛇はご勘弁ください。」と返信する。

入試委員は心臓に悪いので、ぜぇったい嫌です。
おたかさんが辞める、と聞いて、頼みの火が消えてしまう、と思う。

この2年ほど薄々感じてはいたのだが、今回の選挙の推移を見ていて、近い将来この国に徴兵制が復活する可能性を覚悟しなければいけない、そう感じた。

自分の息子が徴兵される、ということを、将来現実に起こりうることとして考えなければいけなくなったと思う。
そしてさらに、その時世界のどこかで戦争が起きていたら、息子は有無を言わさず戦地に送られるかもしれない。

もしそうなったら、わたしは息子を抱きかかえて、地の果てまで逃げる手立てを探し出さねばなるまい。
息子を死なせたくないから、というのもあるが、むしろ、息子が人殺しに加担するようなことになってほしくないから、というのが本当のところだ。

そんな切羽つまった選挙のはずなのに、なんでこれほど投票率が低いのか、そして、どうしてこういう結果になるのか、わたしにはさっぱり合点がいかない。

自分の子供が戦争に狩り出されるかもしれない、という、そういう危機感を人々は感じないのだろうか。そういうことをひしひしと感じるわたしは、異常なのだろうか。
【このトピックへのコメント】
  • 雪見戦争という言葉でいつも想像(妄想?)してしまいます。わたしには息子はいないけど、夫や、自分が大切に思う男性の友人が戦争に狩りだされ、誰かを殺さなくてはならない状況になり、殺したり、またそのことで自分自身が苦しむこと。平和なときなら向かい合わなくてすむような極限の苦しみを経験すること。そういう想像。彼ら自身が殺されることももちろん辛いけれど、眞知子さんが言うように、人殺しに加担させたくない。そうなったら、彼ら自身がどんなに苦しむだろうといつも思います。戦争はいろんな意味でむごいものだと思います。(2003-11-15 02:15:52)
  • 出雲眞知子そう、戦争はむごいし、軍隊は人をぼろぼろにする。戦うことが勇ましいだとか、かっこいいだとか、勘違いもはなはだしい。(2003-11-16 01:16:26)
  • 出雲眞知子自分で「息子」と書きながらなんですが、「娘」も狩り出される可能性というのも、念頭にはあります。(2003-11-16 01:26:10)
  • Mint Julep「戦場にて」日頃から社会的な男女の差異に異論を唱えている私ですが、こと戦争・軍隊のことになると歯切れが悪くなります。例えば私は月のものが重い方なのですが、今実際に過酷な状況にある人たちは一体どう対処しているのでしょう?成..(2003-11-17 19:28:24)
あ、ごめんなさい。在外の方の投票率が低いのは、手続きが煩雑なためだ、というようなことをどこかのニュースで言っていたような気がします。

状況ですが、とっても深刻だと思います。

ずうっと長いこと、自衛隊は自衛のためであって「軍隊」じゃないからいいんだ、という詭弁を使ってきた政党のトップが、今では、自衛隊ほどのものが「軍隊」じゃないなんておかしいから、憲法を変えた方がいいんだ、なんて開き直っているんですから。

わたしはこれを聞いたとき、耳を疑いましたね。前代未聞の詐欺だよ、まったく。