ちょっと心惹かれて、写真専用のコンパクトサイズのプリンターを買った。
へーー、やっぱり小さい、かわいい。
早速、試しにプリントしてみるか。
説明書をちらちらと適当に流し見しながら、作業開始。
USB接続用のコードがついてて、カメラに直結、のはずが、わたしのデジカメは古いタイプのせいか、接続部が合わないため断念。
コンパクトフラッシュを出してそのまま差し込む。
まあいいさ。これくらい。
インクカートリッジが変な形、というか、この透明セロハンみたいな薄紫色のピロピロは何?と思うが、とりあえず装着完了。
で、カセットに紙を入れるのか、あれ?紙どこだ?まあちょうどL版あるからこれを入れとけ。
さてとプリント開始。
カセットから紙がするすると移動して、いよいよ、と思ったとたんに、画面にエラーメッセージ。
用紙がありません、だって。
用紙あるじゃん、ちゃんと動いたじゃん。
えい、もう一度トライ。結果は同じ。
おかしいなあ、カセットの位置か?紙が反ってるのか?
と繰り返すこと数回。
今度は、違うエラーメッセージが出てきた。
インクがありません、だって。
インクあるじゃん、カートリッジ入ってるジャン。
スイッチを消したり入れたりして、気持ちを入れ替えてやってみるが、結果は同じ。インクがありません。
で、ようやく気づく。
げ、ピロピロのセロハンみたいなのが、無色になってる!
ここでようやく、まじめに説明書を読む。梱包されているものの中に、用紙5枚とある。紙あったっけ?あ、あったあった。
げ、専用紙じゃん。L版だけど、両端にマチ分があって、長い。
しかも、用紙は5枚分、インクカートリッジも5枚分。
さっき何度も印刷ボタン押したので、1枚も印刷しないうちに、インクカートリッジを使いきっちゃったわけだ。
なんてことだ。
# 紙の形が違うと検知するんなら、インクを消耗する前のところで止めとけ!
と苦情を言っても仕方ないので、ネットで消耗品を検索して調べると、36枚分の用紙とインクカートリッジのセットが、1350円なり。
やれやれ、こいつを調達しないことには試し刷りもできない。