くりす
2002-05-01(Wed)

コミュニティ

どこの日記が具体的には書きませんが(どうしても気になる人はテーマ日記-オトコの事情で探してみてください)、このLycosダイアリーで知り合った男性1人と女性2人が初オフをやってそのまま3人でラブホになだれこんだという内容が書いてある日記を見つけました。

こういうことってやっぱあるんですねえ。

少し前、何を持ってコミュニティとするか、という議論があったようですが、こういう濃密な関係が発生するような場はコミュニティといってよいのではないかとちらっと思いました。
月目次を見てみたら、段々ここを書く回数が減ってきてるんですね。月ごとにほぼ半減してる感じ。

元々期間限定のつもりで適当に飽きたら止めるつもりだったので、自然の流れではありますが。

でも12/10の時点では10人だったMy日記リスト登録され人数ですが、今日ふと見てみたら31人まで増えてました。ぎょぎょぎょっ。エロ日記でもないのにこんなにいるとは。

Lycosダイアリー内を観察して感じたメタな感想とか書いてることが多いからチェックの対象になるんですかね。ここのユーザーはあまり他人の日記を読まないイメージがあったので、ちょっと意外です。
2002-05-02(Thu)

弱者と強者

女性はあんまりオトコは若い方がいい、とは思わないものだけれど、オンナは若い方がいい、という価値観はやっぱり男性の間に広くあるものだと思うので、結果として例えば20代の男女では、恋愛関係を経験したことがない女性よりも男性の方が多いという事実は、あるものだと思うのです。

女性の日記に彼氏が登場する比率が男性の日記に登場するそれよりも高いのは、純粋に独り者率が女性の方が低いからというのも大きいのではないかしら。「恋愛弱者」という存在がそもそも少ないのだと思います。若い女性は、相手によっぽどシビアな条件をつけない限りは、恋愛の相手がいなくて困る、ということはあまりないと思うので。

ただ、わたしはまた、丸山さんのように「恋愛相手がいなくて焦る、恋愛弱者の気持ち」というのもまた容易に想像することはできます。相手にふられた直後の気持ちってそういうのに近いですから。自分はもう誰ともお付き合いできないかもしれない、誰にも選んでもらえないかもしれない、と、自分を卑下したことは幾度となくあります。

だから、彼氏との恋愛の悩みを書いている文章を読んで、「それでも彼氏がいるだけいいじゃない」と思う気持ちは、分かるのです。何人と、何年恋愛をしても、いつか自分は独りになってしまうかもしれないという気持ちは拭えなくて。独りで何が悪いの?と開き直れるほどわたしは強くなくて。誰かわたしに生きて欲しいと思ってくれる人がいないと、自分に生きる資格があるように思えないので。

「生きる資格なんておこがましいものは誰だって持ってない」なんて強いことをおっしゃる方も世の中にはいらっしゃいますが、わたしは、誰かに認めてもらえないと、「生きててもいい」と言ってもらえないと、不安でならないのです。

別にそれはパートナーに限ったことでなくて、肉親でもよいのでしょうけれど、肉親は、わたしにとってはそういう対象ではないですから。

自分が持っていたとしても、持たない存在のことを、常に忘れていたくないと思います。あなたが努力しないから持てないのでしょう、というのは容易いことですが、努力してもどうにもならないことは常に存在するものですから。

相手がその時点でそこにいるのは仕方のないことだと思い、そこから始めて、もしそれよりも前に進めそうな手段があるのならば、それを伝えるというやり方をしたいと思っているのですが、なかなか実行はできないものですね。

なぜ自分は勝手に、相手が努力をしていないものだと思ってしまうのか。

結局のところ、それは自分の努力が報われていないと思うことへの反動のようなものではないかと思うのですが、つまり、そう思うことで、自分も努力が足りないんだという自分自身への叱咤激励としているのだと思うのですが。

そう振る舞うことで、「あなたは強いからそういうことが言えるのだ」といわれると、はっと気づいて、反省するのでした。
2002-05-02(Thu)

違い

ちなみに、丸山さんが心配なさっている、数少ない(と思われる)「恋愛経験のない女性」の心境なり立場なりですが、わたし自身は既にそうでなくなってしまったので推測するしかないのですが、彼女たちがそういう立場にいるのは「相手に妥協をしないから」というところがあると思います。

妥協さえすれば、交際相手を見つけることは、若い女性にとってはそんなに難しいことではないです。出会いサイトに若い女性が登録したらたちまちメールボックスが一杯になってしまうのがその証拠です。

ただ、仮にアプローチをされても、周りの女性が付き合っている男性と比較して「自分もそのぐらいマシな人と付き合いたい。妥協はしたくない」と考えると、縁遠くなってしまうのだと思うのです。

実際は、恋人がいる男性がいない男性に比べてそんなにマシなのかどうかはわからないものなのですが。隣の芝生が青く見えている傾向がかなりあると思います。

そういうわけで、ある程度自分のプライドの高さがもたらしているという意識が多少なりともあると思うので、そんなに悲観的にはならないような気がします。

「モテない」男性の場合、「自分に興味を持ってくれる女性がいない」という発想になるのが、女性の場合は「自分に興味を持ってくれる男性にはろくなのがいない」となる分、悲壮感は男性に比べて少ない、と思うのですが、この違いがお分かりでしょうか?

そして梅矢さん
「モテない自分」を卑下していらっしゃるからこそ、更に少数派と見られる「モテない女性」の立場を心底心配していらっしゃるのであり(=「余計なお世話ながらも気になります」)、自分を卑下してみせたことの照れ隠しに「どなたかボクとつきあってください」と書いてしまうという心境は、わたしにとっては理解はそう難しくないです。
なぜあの場所でそう書けるかというと、自分はあの場にいる人たちの中で恋愛面では弱者であるという意識があり、故に、自分が恋愛強者であることについて無自覚に見える人たちへの反発があるからです。

そういう「妬み」の感情をネタとして昇華なさるのが丸山さんの芸風なんだということには、わたしも最近気づいたのですけれど。

少なくとも、わたしにとっては、謎は、ないです。
2002-05-03(Fri)

市場価値

恋愛においての強者と弱者という観点に関して、ちょうど今週号のAERAにて、10歳近く年下の男性と恋愛をしている女性は恋愛市場における強者であるという説が載っていました。

恋愛強者、ですか。つい5年前は9歳年下の男性と付き合っているなんて言ったらヘンタイ扱いされていたのに、随分出世したものです。

しかし、本当に、そういう女性は恋愛強者なのでしょうか。
恋愛市場のヒエラルキーとして、恐らく20代女性というのが市場価値が一番高く、その年代の女性とお付き合いしている男性が恋愛強者であるという理屈はわかります。

けれど、男性に関しては、若い方がよいという価値観はまだそれほど一般的ではないような気がするのです。

だから、若い男性と付き合っているからといって恋愛強者であるとは言えないと思うのですが。

強いて言えば、女性の場合30代に入るとそれまでは価値が暴落していたのがだいぶ下がり方が少なくなってきて、20代女性にあぶれた20代男性がそちらにも目を向けやすくなったという程度が正しいのではないでしょうか。

女性の加齢による値下がり幅が減ってきたのは、それだけで嬉しいことですけどね。
2002-05-03(Fri)

年下を選ぶ理由

昨日紹介したAERAの記事の中で年下男性と付き合う理由として挙げられていたものに、
「彼は最初から私の仕事のキャリアやプライドをとても素直に尊重してくれたから」
というのがあって、なるほどと膝を打ったのでした。

多分私も、今の夫を選んだのは、それが大きな理由になっているからです。

同学年以上の男性の中には、とにかく女性は男性より劣っている存在だと考えている人が結構いるように思えます。

迂闊に追い抜くようなことをしてしまうと、「生意気だ」と言われて無理矢理頭を地べたに押しつけられるような経験を、何度となくしてきました。

夫唱婦随というスタイルが自分に合っていると思う人たちにとってはそれでも特に問題はないのだと思いますが、わたしはどうしてもそういうのが性に合わなかったので、余計なストレスを持つことが多かったのです。

今の夫は、そんなことはありません。夫が私より優れている点については私は素直に彼を尊敬していますし、その逆もそうです。

最初はこれだけ年が離れているからかとも思ったのですが、どうやらそれは彼の特質のようです。そして、そういうフランクな考え方を持っている男性は、年下に多いのです。

年下と好んで付き合う女性には、今まで悔しい思いをしてきた勝気な女性が多いのではないかと、ふと思ったのでした。
デザインに意味のない透かしgifを使ってたせいでレンダリングに時間がかかるヨ!というご指摘をいただいたので、模様替えしてみました。今回はちょっとヴィヴィッドな感じで。

オフィシャルクラブの今週のアンケート内容は「日記に対してメモやメールをもらったことがありますか?」というものですが、これが、先週の「他の日記とコメントのやりとりをしていますか?」と随分結果が対照的です。

後者では「やりとりをしたことがない」が64%で最多だったのですが、今回は「メモやメールをもらったり出したりしている」がどうやら一番多いようなのです。

やはりいきなり日記でコメントをつけるよりはそちらの方が敷居が低いということでしょうか。わたしなどはいちいちコメントを送るよりも日記で書く方がプレッシャーにならないので、どうしても個人的な話になってしまうという時以外は日記で書いてしまうんですけど。こういうのは少数派なんでしょうか。
2002-05-05(Sun)

私信

梅矢さんに対するネタ疑惑ってなんのことだろう)

ともあれ、大変申し訳ありませんが、まだわたし、梅矢さんの性別を把握しておりませぬ。できれば明示してある場所をお知らせいただけるとよいのですが……。

というメールで聞けばいいようなことも相変わらず日記で聞いてしまうわたし。

ああ、そういえば、「本当にわたしが思っている人なら幾つも日記を書いている暇があるわけがない」というのは言葉足らずで失礼な言い方でした。

わたしが梅矢さんと同一人物ではないかと思っていた人はわたしの知る限り既に最低2つは日記を書いていらっしゃる方なので、それに加えて「暗幕」日記Whole Plumまで書いていらっしゃるということは恐らくないだろうということです。
2002-05-07(Tue)

気をつけよっと

ヤフオクが大変なことになってますね。

このメール文を読む限り、テストアカウントの管理がまずかったということみたいですが、わたしも職場ではテストアカウントを100ぐらい作っていて、それを使ってバイトの人にテストをしてもらったりすることがあるので他人事ではありません。

気をつけよっと。

2002-05-10(Fri)

RE:エロ日記でGO!

「アクセス稼ぐためだけに自分の書きたくないエロ日記書くのって、ものすごく苦痛なんじゃないかなあ」とのことですが、大抵のエロ日記は、別にアクセスを稼ぐためだけに書きたくないものをイヤイヤ書いてるようには見えません。

むしろ、自分のエロ体験を公開することが一種のプレイになっているというか、書いている瞬間はかなり気分が高揚しているんじゃないかなと思います。イヤな思いをすることがあっても、読者からのメールや他のサイトで非難されたときぐらいじゃないんでしょうか。

エロ話を書くだけでも気持ちがいいのに、アクセス数が上がって人気者になった気分が味わえて更に気持ちよくなる。そのループなんだと思います。

書きたくて書いているのだから、「そんなにしてまでアクセス数が欲しいかねえ」といくら言ってみたところで話は噛み合わないのではないでしょうか。エロ日記を書いている人は、むしろそういうことを言う人よりもアクセス数至上主義でないことも多いんじゃないかとちょっと思いました。
2002-05-14(Tue)

関心空間

2月に登録したきりほっておいた関心空間へのキーワード登録をぼちぼち始めています。

ほっておいた理由は、画像がないとつまんない!けれど画像を載せられるようなアテはないからモチベーションが上がらない、ということでした。少し調べてみた結果、自分が著作権を持たない画像でも「引用」の範囲であればギリギリセーフかなあということでぼちぼち始めてみました。まだ様子見状態なので、まずいと思えば画像は消しますが。

クリック1つでキーワード同士リンクを張れるところが、やはりクリックひとつで他の日記に双方向自動リンクを張ってコメントできるLycosダイアリーと似ているところだと思います。

そして、この「関心空間」がやたら重いのも、そのリンク機能のせいなんだろうなと思います。だってこの日記もコメント元表示機能オフで見ると、表示時間がやたら早いので。

(ちなみに22:00-2:00の間は負荷対策のため自動的にコメント元表示機能オフになってるそうです。その場合はコメント元表示バージョンをお試しいただき、早さの違いを体感してください)

web関連の仕事をしていると、こういう負荷関連をきちんと考慮したスクリプトを組むことができる技術者というのは意外にいないものだなあと思います。どうやって探したらいいんですかね。