二宮ひかる最新作。去年だっけか?ヤングキングアワーズに短期連載(といっても月刊誌なので半年くらい続いてた)されていたもの。全6話+読み切り1編。

 内容は、「ハネムーンサラダ」を読んだ方ならお分かりになると思うが、あの二人の子供の頃のお話。登場人物に名前はついていないのだが、まあそういうことだ。ラブストーリーって感じではなく、中学生の、中学生なりの恋愛みたいのを切り取ったって感じかなあ。各話がひとつひとつ読み切りっぽい話になっているので、淡々としている印象がある。あと、あれだなあ。間違いなく「ハネムーンサラダ」のあの二人なんだけど、なんとなくキャラが違う感じがする。いや、まあ同じである必要は全然ないんだけどさ。
 読み切りの方は、残りのひとりのお話。今年の春くらいにやはりアワーズに掲載されてたやつ。こっちも、なんとなく違和感があるんだよなあ。こんなに「お姉さん」な感じじゃないよなあ、みたいな。

 なんて書いてるけど面白くないワケじゃなく。相変わらずイイ気持ちにさせてくれるマンガ家さんですねえ。
 つーことで★★★★☆。甘いかな?

 そろそろ長い連載も読んでみたいキブン。次は何に載るのかなあ。

(発行日:2003/07/01)

 おなじみ宇宙の働くおじさん。安定して面白い。
 前半は吾郎の母親が亡くなるエピソード、後半は米軍の秘密兵器「ガーディアン」と耕介のエピソード。これさあ、外で昼飯食べながら読んだんだけど、前半のはほんと泣けるんだよなあ。淡々としていながら、最後に父親が送ってきたビデオデータを見て号泣する吾郎タン。もうね、この辺読んでてメシどころじゃなくなりましたよ。ほんとに。
 掲載誌がアレなのでイマイチ評価が低い気がするのだが、良作。★★★☆☆くらいで。や、考えてみればこの人もちょっと不憫っつーか、掲載誌に恵まれてない感があるなあ。モーニングで連載してたことはあるけど、「一平」はアクションだしねえ。まあ、ヤンジャンだのスピリッツだので描くような作家でもないんだけどさ。でももうちょっと評価されてもいいんでないかなーと。

 あと、あれだ。この作品、吾郎パートとロストマンパートがあるんだけど、その辺が適度に絡みつつ進んでるのがいい感じだよなあ。最近はそこに耕介なんかも絡んできてて。で、各エピソードって基本的には独立してるから、後腐れなく読めるってのもいいところなのかなあ。どっちかっつーと、ターゲット年齢層の高い雑誌向けの作品ってことかなあ。いや、いいんだけどね。

(発行日:2003/07/01)

 サボりまくってしまったな。いや、実際今月はあまりマンガ読んでないかも。単行本はタニだったしね。それにしてもなあ。基本的に読むヒマがないからってのが大きいかも。むう、もう少し余裕を持って生活したいなあ。
 この週末は少し買い込んできたので、明日はまた更新するかも。

 雑誌。
 ガンダムエースとIKKI。ともに最近月刊化されたわけだが、ともに危惧したとおり内容が薄くなってる気がする。IKKIの読みどころの減りっぷりはすごい。次号で日本橋ヨヲコが終わってしまったら、もはやドロとフリージアくらいしか雑誌を買うための原動力がなくなってしまう。こうなったら買わないかもなあ。

 フィールヤングが面白いらしい。宇仁田ゆみとか。あと誰だっけ?買ってみようか。でもちょっとはずかしい。エロ本は買えるのだが。