太田出版のサイトより:

「エロティクスF」のサイズが6月末発売の次号より、雑誌判型のB5から、単行本サイズのA5に変わります。

 なんだってー!?(AA省略)
 んー、持ち運びやすいのはいいんだけど、やっぱりB5がいいなあ。雑誌だし。なんか残念。つーか、この雑誌、だいじょうぶかなあ。廃刊になりませんように。

 今日はこんだけ。BECKもげんしけんも読んだ。おもしろい。感想は後日。

 全米ツアーを終えて帰国したBECK。次のステップに進むために、CDに制作に入るが・・・って感じ。
 正直なところ、今回はあまり面白くない。や、「面白くない」ってのは正確な言い方じゃないんだけど、なんつーかタメに入ってしまった感じ。例によっていろいろと障害はあるし、トラブルも続出したりして、すかっとする場面がまるでない。一気読みするときには、この巻だけ飛ばしてしまいそう。そんな内容。
 なんつーか、長くやりすぎなんじゃないかなと思い始めてきたのよ。ムリに引っ張ってるようにも思えてきた。実際この漫画はすでに一度ヤメドキを逃している。今回全米ツアーを終えたタイミングも、グレイトフルサウンドの時ほどじゃないけど、やめようと思えばやめられたタイミングだと思う。ここまでして引っ張るからには、作者はその先に何かを思い描いているんだろうけど、それがどうにもものすごく遠くにあるような気がしちゃうのよね。特に今みたいな進展だと、なおさら。やはり1巻に1回くらいは見せ場が欲しいよなあ。
 そんな感じで、今回は★★☆☆☆くらいで。もちろんその辺の漫画よりははるかに面白いんだけどね。あえて。

 今後は、まあ結局CDもそこそこ売ってパワーアップするんだろうけどなあ。なんとなくぼちぼち「で?」って感じがするようになってきたのよ。いや、それでも面白いんだけどさ。最初の頃のサプライズがなくなってきた。漫画はナマモノだよなあ、などと思った次第。いやいやまだ好きな漫画なんだけどね。突き抜けて欲しいよ。というか、しっかり最後まで書ききって欲しい。なまら。

(発行日:2003/06/17)

 いやもう、面白すぎ。なんつーかね、爆笑っていうんじゃないんだけど、読んでるとついニヤニヤしてしまうタイプの面白さだよなあ。いかんよ、これ。ってまた電車で読んでニヤニヤしてしまったわけですが。
 それにしても相変わらず、というかますます主人公は存在が希薄になっていくな。それに対して咲タンが。この巻じゃ主人公は完全に咲タンだよなあ。いやあ、いい感じだよ。あとやはり大野さんだよな。「そんなあ・・・一体いつになったらコスプレするんですか!?」「ちょっと待て、時間の問題なのかよ!!」とか。もう最高。ほんとさあ、「五年生」とか「陽炎日記」とか書いてた人とは思えないよなあ(笑)。
 そんな感じで。★★★★★。

 しかしアレだな。これ読んでると、無性にあ〜るを読み返したくなるな。
 あと、わしもまだまだだな、とか(←そうでもないぞ)。

(発行日:2003/06/23)