3巻目。表紙は心。
 マターリしつつも着実に話は進んでいて、ニカイドウとカイマンは魔法使いの世界に。カイマンの正体と思われる栗鼠という男が復活したり、能井とニカイドウが再び激突したりと読みどころも満載。ニカイドウの過去や目に十字の模様がある連中とか、恵比寿の正体とか、核心に近づきつつもコミカルで。つくづくイイ漫画だなあ、という感じ。
 加えてこの巻のオマケは、恵比寿。いやー、おまけに限らず恵比寿はいいよ。この巻は恵比寿に萌えずしてどうするかって感じで。ボス・クソ・カタス。

 そんなこんなで★★★★☆。

 ところでTシャツ買いました。いい感じです。おまけのカイマンのイラストは家宝にします。

(発行日:2003/08/01)

 突然だが最近(でもないのもあるけど)の各誌新連載をなまら大ざっぱにレビュー。

 咲香里「やまとの羽根」(アッパーズ)
 えー。読者がこの人に求めるのはエロではないかと思うのじゃが、、、。アッパーズでまじめに熱血スポコンやられても困るなあ。どうなんじゃろか。
 期待値★★☆☆☆。

 川畑聡一郎「S60チルドレン」(イブニング)
 「新マグナム増刊」時代にやっていたのがようやく帰ってきた。当時結構楽しんで読んでたんだけど、なんか雰囲気変わっちゃったなあ。もっとノスタルジックな感じだったと思うんだけどなあ。
 まあ、今後期待。★★★☆☆くらいかな。

 古谷実「シガテラ」(ヤングマガジン)
 いじめられっ子がバイクの免許取りに通ってって感じ。ギャグではないっぽい。というか、ものすごく切ないものになりそうな予感が。ただねえ、この人のマンガって、わしはあまりのめり込めないんだよなあ。なんか違うっていつも思ってしまうのよ。なんだろね。
 そんなわけで★★☆☆☆。

 さそうあきら「マエストロ」(アクション)
 手堅い。すでに引き込まれてるよ。アクションを買う理由の4割くらいがこれ。
 ★★★★☆。

 三上龍哉「極道一直線」(ビッグコミックスピリッツ)
 ひさびさだなあ。ひさびさだけどやってることは相変わらずで。しかも相変わらずシュワちゃん風なのは出てるし。気楽に読めていいんだけど、スピの中じゃあ、埋もれちゃいそうだよなあ。スペあたりなら一押しだったろうに。
 そんなわけで★★★☆☆。どうでもいいけど、この人と「ときめきヒルズ高校白書」のサイクロン猿橋が同一人物である説ってのがあったりする。やあ、かたやこんな絵柄でかたやあんな絵柄。普通に考えればどうみたって別人なのだが、なんとなく信じてしまいがちな都市伝説。真相はいかに?待て次号!!(無えよ)

 ところでどうでもいいけど最近ヤンジャン、ヤンマガあたりは袋とじが多いね。袋とじだからなんかあるのかと思いきや、別にたいしたことないのな。や、別にどうでもいいんだけどさ、でも袋とじになってると、あけないと損するような気がするじゃない?やめてほしいよなあ。
 はじまる漫画あればおわる漫画あり。「えの素」の最終回はなんだかすごかった。