ほんやー。

日付項目期待値ひとこと
10/15ハロルド作石「BECK」(20)☆☆☆☆読み返したら再燃した
10/15コージィ城倉「おれはキャプテン」(5)☆☆☆最初の頃のインパクトが…
10/18井上和郎「美鳥の日々」(8完)☆☆☆☆うむ
10/29ヒラマツミノル「アグネス仮面」(5)☆☆☆☆キタ───!?
10/29乃木坂太郎「医龍」(7)☆☆☆☆☆むう

  最近昼休みに本屋ぶらぶらするヒマもあまりないし、土日にふらっと行ける本屋もないしで、 どんどんマンガ離れが進んでる気がするなー。月に新刊5冊しか買わないなんて、ありえない。 まあ、ほかにもなんか買うんだろうけどさ。

  3巻目。いいなあ。
  なんてことはない日常の中に感動を見つけられる、ってのはすごいことだと思う。 や、なんつーかさ、オッサンになった今ではこういう感動って得られないんだよなあ。 こういう明るい青春を送ってこられなかったことが残念でならない。 なので、読んでると、気持ちいいんだけど、うらやましく、あるいは妬ましく感じたりもするね。 それだけイイ漫画だっていうことなんだけどさ。
  今回は星野の家族の話とかがなかなかいいと思う。 星野、父、姉の三人で議論はじめるところとか、笑えるなー。 あと、塚原、星野の子供時代の話とかね。書き下ろしでこういうの書いてくれるのはうれしいねえ。

うっとうしかったり、寂しかったり、嬉しかったり、そーいうのが全部恋なんだと思います。 初めてなのでよくわかりませんが……多分」「うん、私も。初めて恋をしてるみたい

  かーっ。ええのうええのう若いモンはええのう。
  つーことで★★★★☆。最後の一個はヒガミってことで。

  カバー裏がまた笑った。
  「私たちお母さんについていきます!!」「そーいう所が駄目なんだ!!!」
  センスいいよなあ。

  何を今さら・・・って感じなのだが、やあ、なんとなくね。 や、当時揃えてたんだけどね。7巻まで持ってた記憶がある、ってことは全部か。 まあ多分に漏れず大学出てこっちに出てくるときに処分しちゃったってことで。 この間の欧州出張時に、飛行機とかホテルでの暇つぶしがないかなーとか思ってたところに目についてさ。 で、つい。

  説明不要な気もするが一応。墨東の婦警・辻元夏美と小早川美幸、その周辺のひとたちが巻き起こすどたばたコメディ。 夏美は男顔負けの力持ち、美幸はメカと車に強い、というあたりでややマニアックな漫画だ。
  当時はそのマニアックさが結構好きだったのだが、あらためて読み返してみるとそんなバカみたいに面白いってわけじゃないなー。 いや、まあ面白いんだけどね。んでも当時ナゼそれほど好きだったのかがよーわからん。婦警さんに憧れでもあったんだろうか。
  「当時」とか言ってるがこの作品、第一話初出は86年。モーニングの増刊「パーティ」が創刊されたときに載ってたんだよな。 てことは18年も前の漫画なわけで。そら今見りゃそこそこだよなあ、って感じか。藤島氏の絵も随分変わったしねー。

  こういうのは評価しちゃいけないような気がする。てことで今回は評価ナシで。

  ていうかそれよりなにより。作中、夏美と美幸の年齢を知れる場面がある。彼女らはなんと昭和39年生まれ。 今年40歳ですよ。考えてみりゃ連載開始当時わしは高校出るかでないかくらい。 どう考えてもそれよりは年上、よほど新人とかでなけりゃ、まあ20〜22くらい、って考えりゃ妥当な年ではあるのだが、 しかし今その生まれ年を知るとなんか妙だよなー。
  あと、アニメ版もちょろっと見たんだけど、こっちはいまいちだなー。なんで人気があったのかわからん。 なんかさあ、こういう漫画って、スピード感とかテンポがキモだと思うんだけどさ。 アニメではその辺台無しなんだよな。女の子がカワイイ、ってところだけに焦点あてられてるみたいで。 まあ、そんなもんなんだろうけどね。
  そういえば女神さまもテレビアニメになるんだっけ。あっちはほとんど読んでないのでどうでもいいけどね。