例によって帯より引用。
「 志賀彩乃(しがあやの)は少し気が強いけど、ごく普通の学校に通う、ごく普通の中学2年生。 でもただひとつ違っていたのは、彩乃のオヤジ・貴太郎(きたろう)は天才科学者だったのです…!? ある朝、目覚めた彩乃の股間に装着されていたのは、貴太郎が最近開発したバイオ貞操帯! その日から彩乃の日常は崩壊し、 カワイイ小動物とのトンデモな日々が始まる───!? 」
なんつーバカ設定!なのだが、これでしっかりと話を転がしているあたりこの人はウマイと思う。
彩乃は股間のフェレットを模した貞操帯の影響か、同級生の従姉妹・実沙紀(みさき)に対して恋愛に近い感情を抱いてしまい、
その男子中学生的な彩乃の欲求、貴太郎の発明をめぐる様々なトラブル、
そしてマッドバイオサイエンティスト貴太郎のあやしげな企み、、、
といったところを中心に話は展開する。
ともすると単なるドタバタエロコメになりがちな設定ではあるが、話に引き込まれる部分もちゃんとある。
とかいいつつ、まーこの人ならやっぱりオニャノコだよなー。
なんかわしが読み込んでないせいかもシレンが、陽気婢の描く女の子としては彩乃は珍しいタイプじゃないかなー、という気がする。
実沙紀みたいな女の子は多いし非常に好みなのだが、彩乃もこれはこれで。
ただマッドバイオサイエンティストって設定から、ややキツい描写もある。
わし、触手系ニガテだしなあ。あと虫関係。
この辺ダメな人は全然ダメかもしんないねえ。
ともあれ。マンガとしてヨイです。★★★☆☆。
まあ誰彼に勧めるマンガではないものなあ、ってコトで。
ところでこの人のマンガの感想書くのってはじめてだなあ。 そこそこ読みかじってはいるのだが、ただ成年漫画も多いので感想書きづらいっちゃあ書きづらいもんなあ。 本作は少年誌掲載なのだが、、、イヤ待て、これ、少年誌に載せていい内容なのか!? いや、いいんだよな。。うむ。
ところで2巻の帯コメは田丸浩史ですよ。コメントもいいが、田丸浩史の描く彩乃もなかなか。