「小畑健」(検索対象:タイトルのみ)の検索結果

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  うーん、急展開につぐ急展開。
  前巻のヒキが、ライト拘束だったわけだが、この巻ではついにライトはデスノートを捨ててしまう。 そこへ第3のキラが出現し、ライトはLといっしょに第3のキラを追うことになるわけだが・・・。

  面白いのは面白いのだが、前回も書いたようにもはやサスペンスとしての面白さではなくなっているよな。 単純に展開の読めない漫画でしかなくなっている。 しかもその展開の読めなさは、あえて読めなくしているって感じで、なんていうかなあ、ある意味子供だましっぽい雰囲気も出てきたかも。 無理があるっつーかね。 まあ、もともとLの、「この漫画」を読んでいるかのような的確な推理は、やや不自然ではあったし、 ライトの策もかなり強引ではあった。 いや、その辺全部ひっくるめて「マンガ」であって、そこがこの作品の面白いところではあったのだが、 なんていうかその「マンガ」たる部分を保っているバランスっぽいところが、なんとなく崩れてきてる感じがするんだよなあ。 マンガくさくなりすぎてる、ということだろうか。

  とまあ否定的なことを書いてはいるが、目が離せない展開であることにはかわりはなく、ぶっちゃけ面白いです。 不自然ではあれ、まさか、ということをやれるのは作家の技量なんだろうなあ。
  ということで、この巻も★★★★☆くらいで。

  最近の連載を追いつつ、この巻を読み返すとまた違った意味で楽しめるなあ。次巻、次々巻あたりも楽しみ。 っていうか、もうすでに2巻分くらい溜まってるよね。もう少し早いペースで出せないのかなあ。
  そういえばこの巻、なぜか書き直されているコマがいくつかあった。 はっきりわかったのが page.41 で3コマほど。 そんなに変な絵だったわけでもないと思うのだが、なぜ書き直したのだろうか。不思議だ。

(発行日:2005/02/09)

  ハラハラドキドキの第6巻(笑)。
  いや、この巻はほんとに緊張感高いですよ。 第三のキラをライトとLが追いつめていくくだりは何度読んでもドキドキする。 まあ、そうはいっても子供騙しっぽさはさらに増してる感はあるわけです。 この巻でミサはレムと接触し、一足先に第三のキラの正体を知るわけだが、そのあたりのやりとりもちょっとなあ、ってところがある。
  といいつつもやはり面白いんですけどね。 前回も書いたけど、わかっていながら読まされてしまう、というのは作家の技量に他ならない。 こういう漫画、こういう作家は非常に貴重だと思います。
  つーわけで★★★★☆。

  次巻、冒頭の一話はアレですな。これまた非常に楽しみ。

(発行日:2005/04/09)

  L対ライトの闘いについに決着の着く7巻、そしてLを継ぐ者達との闘い8巻ですよ。

  正直、なんだかもうなあ、って感じ。 いや、つまらないってんじゃないけどね。 んでもやはりもはやサスペンスではないよなー。 漫画性強すぎ。 まあ、漫画として面白いことには違いないんだけど、なんかねえ。 そもそも「二人の選ばれし者の壮絶な戦い」はどうしたんだよう。 や、これで二人の選ばれし者が実はLとライトじゃなくってニアとメロとかってんならそれはそれでまたアリだが。 ここまではまだ序章の序章でしたっていう。 んでもそうじゃないよなあ、きっと。
  いまいちだなー、ってのはLの死後のライトがぬるすぎってのがひとつかな。 やー、まあねえ。ミサイルでノート運ぶとか、普通あり得ないけどさあ。 んでも本部機能持ち出すあたりとか、LAにひょいひょいと行っちゃうとことか、かなりぬるい感じだよなあ。 あと、あれだ。器用すぎ(大笑)。 「僕は器用だからね」でなんでも通っちゃいそうだよなあ。

  とかいいつつやっぱ読んじゃうのは、前回も書いたけど作家としての技量だよな。 やー、正直ほんとここ数週はセリフが多すぎて読むの大変で、もうやめようかと思わないでもないんだけどさ。 しかし page.53 の最後2ページみたいなの見ちゃうとなあ。 コレ見るためだけでも読んじゃいそうだよな。
  て感じで、まあ正直テンションは下がってるので★★★☆☆。 なによりジャンプにおける掲載順がすべてを物語ってるかもなー。 第二部以降、明らかに人気下がってるんだろうなあ。 つか、これもう小中学生じゃついていけないんじゃないの?

  ところでミサはレムが死んだことについてはなんとも思ってないのかねえ。 レムはことごとくミサを守っていたわけで、それなりにレムにも思い入れがあって然るべきだと思うのだが。 あと一番笑ったのは「一応髪も切っていくよ」。特徴ある髪型だっつー意識はあったんだ。

(第8巻発行日:2005/09/07)

  失速するサスペンス!(笑)
  いやあ、冗談じゃなく最後の方はつまらなかったなあ。 っていうか読みづらい。 絵による説明をする=読者に対する種明かしになる、ってことで、後付けの文章による説明になるのはしゃあないといえばしゃあないのだが、それにしても。 いやでも例えば月が記憶をなくす前にリューク、レムとノートを隠すあたりの部分とかはそれなりだったと思うのだがなあ。 で最終的なオチとしてはページもしくはノートそのものをすり替えるとかって。

  ありえん。

  って、まあ死ぬほどつまらなかったかというとそんなことはなく、偏差値で言えば70くらいの面白さはあると思うんだよな。 ただ、最初の1、2巻の面白さから考えると、失速したと言わざるを得ない。 当初、「長くても10巻程度、できれば5〜6巻で終わってほしい」と書いていた。 まあこの長さなら妥当といえば妥当だろうが、しかしアレだ。 もうちょっと短く終わらせようとすれば、もっと面白かったんだろうなあ、って気がしちゃうのよね。 なんだ、その、Lと月が接触するまでのスピードがものすごく速かったのに対して、ニア、メロと月との間のやりとりはまだるっこしさばかりが目につくのね。 まだるっこしい上に方法にムチャがある。これで面白いわけがない。

  いやいや、つまらんものを批評するくらいつまらんこともないのでこのくらいにしておくが。 んでも先にも書いたとおり決してマンガとしてつまらんわけではないのよね。 でもなあ、っていう。やっぱそもそもは読切りネタなのかもなー。
  そんなわけで、全体としての評価ってことで★★★★☆。 ひとつとかふたつにすることも考えたんだけど、でもまあ通して読むと面白いしな。

  でもさあ。
  わし、読むのに時間がかかるマンガはあまり好きじゃないのね。 マンガをイッキ読みしてどかーっと満足するのが好きなので。 こうやって考えながら読む漫画って、イッキ読みできないのよ。 途中で頭がオーバーフローするというか。 思えばわしの好きな作品、作家って、イッキ読みしやすいんだよなあ。 曽田正人作品全般、「はじめの一歩」、「演歌の達」、「おお振り」、「医龍」。 イッキ読みせずにはいられないほど面白いのか、面白いからイッキ読みしてしまうのかわからんが、 「DEATH NOTE」にはやはり何かが足りないんだろうなあ。 いえね、この感想書くために L の死あたりから読み返してたんだけど、結局3日くらいかかったのよ。 ちょっと読んでは飽き、の繰り返しで。まあ性質上一回読むと面白さは減っちゃうわけだけど、とはいえ。

  ともあれ、小畑健の絵はいいよなあ。このひと、たまにエロFで一枚絵書いたりするじゃないですか。ああいうのもいいよねえ。 この人の絵ですげえエロいマンガとか読んでみたいが、まあ無理か。

  ちなみに13巻は買っちゃうと思うなあ。
  てことはやっぱ好きなのか。

(第12巻発行日:2006/07/09)

  ひさびさに「これは面白い!!」というマンガに出会えた感じ。感動した。★★★★★。

  ストーリー的にはまんが道現代版って感じだろうか。 ふたりの中学生が出会って、原作と作画を担当する、という。 なんというか、主人公それぞれに作者の二人を投影したくなるような。でも中学生男子だし、みたいな。 中学生男子ならでは、という面もなきにしもあらずだが、そういう世界とはちょっと違うのかなあ。 この辺うまく表現できないが、マンガとしては良くできている。ってレビューになってねえよ。

  話としては、二人がヒロインの母親に会いに行くくだりが、 ベタっちゃあベタなんだけど、面白かったな。 つーか、読んでて思わず涙が出そうになった。
  もうこの巻はイッキに突っ走って読める読みやすさと魅力があった。 ただ、この作品がマンガとして成功するためには、いつも書いてるけど終わり時を逃さないことだな。 このコンビといえば「デスノート」。あれの後半みたいにぐだぐだにならなきゃいいけどなあ。 まあアレはトリックを入れなければいけなくって、それが常に読者の上を行かなければならない、 というところでストーリーが破綻しちゃったんだけど、 その点こっちはある種王道なので、そういった心配はないかな。 しかし不安はあるね。

  そんなわけで今後に期待。
  ああ、生きる希望が沸いてきた(大げさな)。

(発行日:2009/01/10)

  おいおいおいおいおい!!
  これはやべえよ。やばすぎる。
  ★★★★★。

  読み出すと止まらない。もうあらゆる面で面白すぎる。 なにせ今日はちょっと落ち込み気味だったのだが、 これを読んで一気にハイになった。 それくらいのパワーがある作品だ。 このまま突っ走って、10〜15巻くらいでざくっとゴールしてもらえたら神。つか、いまの勢いを見てたらそれくらいいけると思う。 っていうか、もっと短くしかもサイコーな形で終われるんじゃないかな。

  いま一押しのマンガはなんだ?と問われたら間違いなくコレを押す。
  ああどうか途中で失速しませんように!!

(発行日:2009/03/09)

  むー。
  面白いんだけどなあ。なんか小畑氏、絵が荒れてきてない? 45話の真城と美保とか、なんかおかしいよなあ。 あとたまたま読んだ今週のジャンプのもおかしかった。 なんかもう「計画通り」みたいな神懸かった絵は描けないんじゃ? つか余計なお世話か。
  しかしこれ、連載で追ってたらかなりヤキモキしちゃうよなあ。 単行本派でよかったよう。

  面白いんだけど絵も大事。特にこのコンビの場合はなあ。つーことで★★★☆☆。うまいこと突っ走ってほしいなあ。

(発行日:2010/01/09)

  うーん。
  どうももうひとつな感じが。絵も「すげーっ!!」ってほどじゃなくなってる、っていうか明らかにおかしい部分もある。 ただ通して読むと悪くないんだよなあ。

  「TRAP」打ち切りから次の連載に向けて担当の港浦とぶつかったり、福田や蒼樹と協力したり。 また、高木と見吉の間も一波乱ありつつも進展したりとか。
  悪くはないんだけど、、、「悪くはない」なんだよな。 正直4〜5巻の頃から比べてテンション下がってきてますよ。 二人の出会い、「一億分の」「金知恵」から「TRAP」連載のくだり、そして真城の入院から復活までのあたりはすごく熱くていい。 でもその後はちょっとなあ。あのまま「TRAP」でアニメ化→ハッピーエンドでもよかったんじゃないか?って気もしちゃうんだよなあ。
  いや、といっても先の通り悪くはないんだよな。港浦とぶつかって、高木がキレてファミレスから出るところとか、福田の男気とか、 あと8巻の最終話は最高だ。やっぱり新妻エイジだ!って感じだ。 なんだけど、なんつーかなー。 正直高木の恋愛話はどうでもいいし、ここに亜豆を絡ませる意味もわからない。 岩瀬を当て馬として使うならもっとやり方あるんじゃないか?って気もする。 あと中井。ここまでゲヒンにする必要はないだろ。 ゲヒンといえば石沢もか。まあ殴られ役でかわいそうだなー、って気もするが、かわいそうで言えばなんせ高浜さんだろ。 この人、超不幸だよなあ。この人には幸せになってほしい。 あと蒼樹さん、チチ成長しすぎ。上げてる?(ぉぃ

  っていうようなコトを書いちゃうってコトは、わしもこの作品愛してるんだろうなあ、って気がする。 キャラに肩入れしたくなるくらいこの作品は魅力的なんだってことだ。
  つーことで★★★☆☆。

  でもなー。あとで読み返すときにはこの8巻だけ飛ばしちゃいそうだなあ。 あと最近の連載追ってると、えらく絵が荒れてるのが気になっちゃうよなあ。 二人にはこの作品にめぐりあえてよかった!と思えるような傑作を描いてほしいです。 どっちの二人だかよく分かりませんが。

(第8巻発行日:2010/04/30)

  おおおおっ。こういうのはワクワクするねえ。イイヨイイヨー。「男が化ける瞬間て、たまんないのよ」(裕美子さん@G戦場ヘヴンズドア)って感じスかね。

  でもさー。
  この設定だと、アニメじゃなくってドラマになっちゃいそうな気がするんですが、気のせいですかね?

  あー、はよ9巻でないかな。