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魔法使いによって顔をトカゲに変えられたカイマンが、友人のニカイドウ(♀)とともに魔法使い狩りをしたり、魔法使いがカイマンらの住む世界(ホール)にやってきたりとか、そんな感じの話。
いや、これだけだとなんか足りないよなあ。バイオレンスっちゃあバイオレンスだし、血や肉や脳みそとか出まくりなので、あるいはグロいと感じる方もおられるかもシレンが、これまたそれだけでないんだよなあ。バイオレンスでファンタジーで、なおかつコミカル。そんな感じの漫画だ。うん、登場人物がことごとくお茶目な感じで、会話も読んでいて小気味いい。世界観も独特だし、いろいろと不思議なところもあったりして、ひとことで言うと非常にセンスの良い漫画だ。
ぱっと見絵が荒いし、あまり上手いというタイプの絵ではないのだが、しかしこのタッチが独特なのもまたいいんだよな。加えてニカイドウや能井など、女性も結構魅力的。とりわけニカイドウのエプロン姿はオススメだ・・・ハァハァ(←おい)。
つーことで★★★★☆。
この本、なんせ装丁が素晴らしい。表紙カバーがカイマンにあわせては虫類の皮のような手触りになっているのだ。紙もいいし、パートカラー(4色刷り)もあり。もちろん大判だ。IKKIコミックスはこういうところが素晴らしいよな。高いのはアレだけど、このくらいなら納得。
待望の第2巻。
ちょっと発売が早かっただけあって、5話しか収録されていない。が、ボリウムたっぷり。巻末オマケのほかに、今回は巻頭で4色の書き下ろしもあったりしてかなりお得な感じ。相変わらずワニ皮ライクな装丁もイカス。うーん、IKKIはこれのために買ってる感大きいよなー。
内容の方はというと。
リビングデッドデイにホールに現れた心、能井コンビとカイマン、ニカイドウがついに遭遇。激しいバトルを繰り広げる。で、カイマンの秘密、ニカイドウの過去って感じで徐々に話は核心に近づいていってる感じ。話も面白いんだけど、この展開速度が実に心地いい。IKKI月刊化ってウワサがあるけど、ドロに関しては隔月でいいんじゃないかなー。や、載ってなければ悲しいんだろうけどさ。
で、前号のニカイドウがハァハァ言ったり手刀でオパーイがぷるんとか言ったりの回(←そんな内容じゃねえだろ!)まで収録。今号からまた新しい展開っぽいのでキリはいいね。あと、続けて読むと恵比寿の件も把握できたり。
まあ、とにかくいいんですよ。取っつきにくい絵柄だけど、是非読んでいただきたい一冊。
つーことでたまには豪勢に★★★★★。
それにしても帯。
誰も知らない異形の世界
そこは餃子と魔法のパラダイス飯店!
・・・そんなマンガじゃねえだろ(笑)。
いいセンスしてるなあ、まったく。
3巻目。表紙は心。
マターリしつつも着実に話は進んでいて、ニカイドウとカイマンは魔法使いの世界に。カイマンの正体と思われる栗鼠という男が復活したり、能井とニカイドウが再び激突したりと読みどころも満載。ニカイドウの過去や目に十字の模様がある連中とか、恵比寿の正体とか、核心に近づきつつもコミカルで。つくづくイイ漫画だなあ、という感じ。
加えてこの巻のオマケは、恵比寿。いやー、おまけに限らず恵比寿はいいよ。この巻は恵比寿に萌えずしてどうするかって感じで。ボス・クソ・カタス。
そんなこんなで★★★★☆。
ところでTシャツ買いました。いい感じです。おまけのカイマンのイラストは家宝にします。