海月玲二
2007-11-05(月)

無題

本屋で,現状では博士号取ってもワープア一直線ですよ的内容の本を見かけたのでぱらぱら眺めてみた.

非常勤で暮らしてるとかいう話はいいとして,びっくりしたのは「授業の準備に数時間かかる」だとか「授業に必要な資料も自腹で購入」だとかいうくだりである.俺はそんなことしたことはないし,もちろんしようと思ったこともない.現在の大学で,そこまで必死に授業の準備をするのはオーバースペック以外のなにものでもないと思うんだが.そんな頑張らなくたって,学生がそれなりに納得する授業ぐらいなんぼでも可能だろう.

どのみちワープア組に逆転の手段は残されてはいないので,クビにならない範囲でどこまで手を抜けるかが勝負のしどころである.それに大学の将来なんぞ俺らが憂う義理はないのだ.

あと疑問なのは,この本ってどういう人が興味を持つのかというところだな.正直普通の人にはどうでもいい,というか優先順位が最低ランクの問題だろ?

2007-11-08(木)

無題

今日わかったことだが,俺はどうも人前で喋ろうとすると無意識に教師喋りになるらしい.いつのまにこんなキモい癖がついてたんだろう.なんとかしたいなあ.

しかも俺の教師喋りは別にわかりやすいわけでもなんでもなくて,いつもとおんなじ内容で口調とかテンポとかが調整されるだけだから,役に立つわけでもないんだよね.

2007-11-12(月)

無題

例の受講者一名超マイナー授業だが,来年度も残すために教授様があれこれ制度上の苦心をしているらしい.実に不思議な話だ.俺としてはお金くれるんだから特に断る理由はないのだが,運営側の立場で普通に判断すれば「あの授業はそもそも必要ない」という結論にならないだろうか.

実は「下層階級な俺へのささやかな支援」とかだったらオモシロいな.