Ray's diary

というわけでスピーカーを作った．まあ例によって本に書いてあったとおり作ったわけだが．ていうか塩ビ管を板とボルトではさんだだけなので，せいぜい穴をあけるのが面倒だったというだけである．

実際気軽にスピーカーを作ってあそぼうと思うと，ユニット用の穴あけがとにかく関門である．普通の人は自在キリなどという物騒な道具は持っていない．件の本には，いろんな長さの角棒を貼りあわせて穴のあいた板を作るとかいう方法も載ってるほどだ．いやどう考えてもそのほうが大変だが．

スピーカーの音自体は別にどうこう言うほどのものではないような感じ．しばらく使ってると変わってくるという話も聞くが，どのぐらい本当なのやら．いやそれ以前に，どんな音なら材料代（10kぐらい）に見合うのかすらよくわからないね．高級オーディオの音なんてそもそも聴いたことないしな．

「学生の成績つけには最終的に担当の教員にすべての権限がある」という建前があるため，事務の人達が妙に奥歯にものがはさまったような話しかたで文句を言ってくることになり，けっこうめんどくさい．

たとえば，先日四年生を落とそうとしたら「なんとか助けてやってくれ」とか言われたときのこと．「要するに，この学生は落としたらまずいんですね？」と何回か聞いたんだが，なんとかして「はい」と言いきるのを避けようとしたのである．今日も，似たような件で事務の人と話をしていて，結局何が問題なのかつきとめるのにしばらく時間がかかってしまった．

建前を優先して話すのもいいが，どうせこういう相談してる時点でイレギュラーなんだから，問題点ははっきり言ってほしいなあ．時間の無駄だ．