海月玲二
2009-08-18(火)

無題

前から思っているのだが,ドラクエの終盤がメタルスライム狩りをするだけになるのをいいかんげんなんとかすべきではないだろうか.まあ最初のころはそういうのも変化球としてアリかと思ったが,こうもマンネリを続けられるとゲームとしては面白くもなんともないと思う.なくしてしまうのも寂しいかもしれないが,たまーに運良く倒せることがある程度のバランスでいいと思うのだが.

2009-08-21(金)

無題

現状,日本の大学を動かしてる連中というのはけっこう官僚に似ている(悪い意味で).

人事とか手続きとかにおける意味不明なルールとかしきたりとかもそうだが,教授会がほぼすべての権限を握っていて他からの意見が入りようがないところもポイントだ.そして大概の教授は現状を正しく認識していないし,するつもりもない.そもそも,少なくない割合で,ちゃんと働いていなかったりもする.うかつに変化を取り入れて,仕事してないのがはっきりしちゃったら困るよね.

さらに,日本人に特有かもしれん問題として,「駄目な奴にはっきりそう言わない」というのがある.駄目な学生や駄目な教員や駄目な事務員などが平気な顔して増えつづけるので,ここから非常に多くの問題が派生するのだ.そのくせ駄目な奴じゃなくて嫌いな奴は一生懸命追い出したりしてな.

まあ,真面目に評価なんかしたらまともに運営が成り立たないのかもしれんがね.アメリカでなんとかうまくいってるのは,単に世界中から必死な奴らが集まってきてるからに過ぎないのだろう.

2009-08-29(土)

キエフ

キエフを旅行する場合の大きな難点は,安めの宿や食堂があまり存在しないことである.ホテルやレストランはどれも高級なのだ.ウクライナの物価を考えるとなんだか釈然としないが,貸しアパートはいっぱいあるようなので普通はそういうのを使うのだろうか(現地で交渉すればそこそこ安く探せるらしい.当然,事前に英語で予約できるようなところは高い).今回は,どうにもいい案が出なかったのでユースホステルに泊まることにした.俺のような社交性に欠ける人間はほかの旅行者と雑談したりするのが苦手なわけで,ふだんはできるだけ一人部屋を確保しているのだが.まあ,面倒な人には遭遇しなかったのでそこはよかった.

食事は(ロシアなんかと同じく)レストランでなくカフェで食べれば少しは安くなるが,それでも妙に高い.ちょうどいい感じのセルフ式食堂は,結局一軒だけしか見つからなかったよ.

ここの観光のメインと言えばやっぱりペチェルスカ大修道院や聖堂の類になるのかな.俺が行ったときは何かの祭礼の日だったのか,黒山の人だかりの中心に豪華な法服を来た人が何人もいて,何やら儀式をしていた.どうでもいいが,オープンエアな懺悔コーナーというのはどうなんだろう.別に気にならないのだろうか.

あと首都だけあって博物館や美術館の類もそれなりに充実してるので,そういうのを見るのもいいのだが,英語表記は別に充実してないので注意だ.ウクライナの歴史とかざっとでも調べて,キリル文字ぐらいは覚えてから行ったほうがいいかもしれない.

旧ソ連の雰囲気あふるる古いホテルに泊まったのだが,各階の鍵おばさんはいなかったので残念.ハバロフスクにはまだいたのに.ていうか古いホテルだけど部屋はきれいだし設備もちゃんと使えるのに,値段はキエフのホテルの相場の五分の一というのはいかがなものだろうか.まあ,ここはキエフと違って安い宿もあればカフェの飯も安いのである.

市街中心部がわりと小さくまとまっているので,歩きで行動するのに丁度いい.ホテルもそんなに離れたところじゃなくても見つかるし.街並を見物しながら散歩してみると,それなりに古い建物が残っていて見ごたえはある.ただし,上から見ると結構な割合で屋根が雑なトタン葺きだったりするけどね.まあ,別にこれはこれで面白い.ちなみに,キエフでうろうろする場合,適宜地下鉄なんかを使わないと足が死ねる.首都が大規模になりがちなのはしかたがないか.

旧市街の真ん中へんの広場は一日中市民の憩いの場になっていて,日が暮れてもまだけっこう人がいる.ただ座って喋ってる人達とか,貸しセグウェイ屋にお金払って遊ぶ子供とか,モトクロス自転車の技の練習してる人とか,いろいろである.最初はたまたま日曜だからみんな遊びに来てるのかと思ってたら,月曜になっても別に変わらなかった.せっかくなので俺も夕食のあと意味もなく座ってみたが,東洋人が全然いないのでどうも目立つような気がするな.