実は今のバージョンのSKK for AndroidをIS01で使うと,ひとつ難点がある.端末を再起動したとき,変換しようとすると必ずエラーで強制終了→再起動するのだ.旅行中,スペアの電池に交換するために頻繁に電源オフにしていたので気付いた.
これ自体は別に大した問題ではなくて,起動時にまだSDカードがマウントされてないうちにSKKが起動してしまうせいである(辞書が見えなくなる).だから,SDカードがマウントされてるかチェックして適当に待つようにすれば直せる.
しかし,これを直したら別の問題が出てきた.「端末再起動時に自動的にSKKが起動した場合,変換候補表示のviewが中途半端な位置に出てきて見づらい」というものである.しかも,一旦killしてSKKが起動しなおされると何事もなかったかのように普通に動作する.今までは,エラーで必然的に起動しなおされていたので気づかなかったようだ.
正確に言うと,なんだか透明なソフトキーボードが画面下部に出てでもいるかのような表示になる.アプリの画面がちょっと上に逃げ,下1/3ぐらいが無意味にあいてしまうのだ.これが実に厄介なバグで,一日悩んだがさっぱり原因がわからない.そもそもいつ起動されたかで挙動が変わるのが理解しがたい.何が違うんだろう.InputMethodServiceのisなんとか系のメソッドは全部同じ値を返すし,正確に何が起きてるのかもよくわからん.IS01のエミュレーターでは何も変なことは起きないし.うーん困ったな.