CM4IS01のビルドに関して,fi01氏版のパッチをまとめたセットがリリースされたので試してみている.取捨選択するにあたって,けっこうよくわからないパッチがあるのでis01rebuild wikiを見ながら調べる必要があった.単に起動するだけでもいろいろ工夫しなきゃいけなかったんだなあということを今さら知る.無駄に独自仕様があってめんどくさい機械だな.
とりあえず俺はSKKを使っているのでIME関係のパッチだけはずしてビルドしてみたところ,まあそれなりにちゃんと動いているようだ.今までDevRenax版をビルドして使ってたときと違うのは,logcatに出るよくわからないエラーが減ったことや,画面回転がそれなりに働いてるらしいことぐらいか.あとキーマップのパッチでShift+Alt+0で|が出るようになってたり,端末エミュレーターで記号キーがTabになってたりするのは地味に便利だ.ついでにコンパイル時に最適化オプションもつけてみたが,これは別に変わらない感じ.
変なエラーが減ったのは精神衛生上いいよね.前は定期的にsynergy_serviceとかがエラーを吐いていたのだが,今はSHSensorsなる人のエラーがたまに出るぐらいになった.
ただ問題がひとつあって,wifi接続しようとするときに手動で
# echo 1 > /sys/devices/platform/bwpm/wifi
# echo 1 > /sys/bus/platform/drivers/msm_sdcc/msm_sdcc.1/polling
をやってやらないとwifiをオンにできない.本来wifi.cの中で実行してやれば自動でできるような気がするのだが,そしてこのバージョンのwifi.cではそうなってない気がするのだが,どうやったら直るのかよくわからん.このふたつのコマンドを書いたスクリプトを置いておけば大した手間ではないとはいえ,気になるね.