海月玲二
2016-05-06(金)

無題

大学業界では,「何か変化が起こる場合,それは悪い変化である」という今日このごろですが,みなさまの業界ではいかがお過ごしでしょうか.

某大学が,1コマの授業の時間を90分から延ばすことを検討しているらしい.これまでもつくづく馬鹿だ無能だ底辺大学だと思っていたが,それにしてもひどい.カリキュラムから日程から何から影響を受ける大変動にもかかわらず,誰も得しないだろう.誰がこんな馬鹿を考えたんだろう.東大の真似か.

1コマの勉強時間がどうとか,1単位でどれくらい勉強すべきかとか,そういうことはどうでもよい.問題は,学生はそんなに長い授業には絶対に耐えられない,ということである.むしろそんなことよりも,1コマ50分とかにしたほうがよいのだ.理想がどうあれ,学生に可能なことをやらせなければ,教育として意味はない.

学校というのは凡人の凡人による凡人のための施設だ(昔は,大学にはそうでもない面があったが,そんな昔の話はどうでもよい).凡人にできないことをブチ上げないでほしい.