海月玲二
2016-12-21(水)

無題

現状,大学生の大半が相当のあほだという事実は,さすがに大学教員の間でも認知されてきているようである.

「成程それなら授業の課題とかテストとかでは,説明を増やしてわかりやすく,誤解の起きないようにしよう」→説明文や問題文が倍増→学生は読めない,という事態も発生しているのではないか,と最近ちょっと思っている.冗談ではなく「三行以上書いてあると読めない」という奴がけっこういる.

テストなんかで,「簡単にしたはずなのになんでこんなにできないんだ」とか言ってる教員はよく見かけるものだが,そういうとき学生をよく見ていると,「内容が本当に全然わかっていない」という奴(こういうのもいることはいる)以外に,「問題が何を言ってるのかわからない,あるいは理解するのにすごく時間がかかっている」という奴をけっこう見かける今日このごろだ.

学生の大きな問題のひとつは「日本語能力がとても低い」ということなのだ.いや別にできるんなら英語だっていいけども.

2016-12-26(月)

無題

近所の1000円カットだと,行くたびに(たぶん「ウチは櫛を一回ごとに廃棄して清潔にしています」アピールだと思うのだが)使った櫛を持って帰るかどうか聞かれる.前は「そんな安モンの櫛いちいち貰ってもしょうがないよ」と思って断っていたし,他の客でもアレを貰ってる人は見たことがない.でも最近はこれを毎回貰うことにしている.

前から思ってるんだけど,櫛の掃除ってすげえめんどうだよね? 俺が知らないだけで,世の中の人はごく簡単に清潔を保っているとかじゃないよね? そこで,最近は「二ヶ月ごとにガンガン使い捨てにする」という方針に切り替えたところ,これが大変具合がよい,という話である.どのみち俺は高い櫛なんぞ使いはしないのだ.

元々廃棄されるであろうものだから,使い捨てにしてもあまり心も痛まないところもいい.まあ,実際のところは使い回してるのかもしれんけども.「一回ごとに廃棄しています」と明示的に言ってるわけではないし.

2016-12-29(木)

無題

何かのまとめで見た「旅先で本を読みますか?」というツイートについて.

元々「帰省のときにたくさん本とか入れても読まないから筋トレになるだけだよ」みたいな流れであり,まあ,俺も「通勤時間が長いから鞄に本とか入れといて,結局寝てるだけ」みたいなこと多いから,あんまりアレだけども.

それでも,旅先では実際に本を読むんだよ.多いのは(1)「空港での待ち時間」だと思う.関空から直行便がないところのほうが多いから,乗り継ぎ待ちは毎度のことだ.どのみち俺は免税店で景気よく買い物することなんてないし,なにか飲み喰いすることもあんまりないから,搭乗ゲート付近を散歩するぐらいじゃ時間が余る.

あと最近は,(2)「のんびりした雰囲気の公園とかで,わざわざオヤツを持ちこんで読書する」というのをやることさえある.つまり,一種の現地人ごっこである.旅行中にアホかと思うがこれがけっこう楽しい.どこが市民のいこいの場になってるか探すのも面白いし,近くのスーパーなんかでオヤツを買うのもいいものだ.さらに,旅行中毎日歩き回って疲れた体を休めることもできる.

しかし旅行中なので,やっぱり荷物は可能なかぎり軽くしたい.最近は,e-Ink端末にいろいろ入れておく,という方法でかなり楽になった.技術の進歩というのはありがたいものだ.論文のpdfとかも,がんばれば読めないこともない.

2016-12-31(土)

無題

今年ももう終わりですね.

今年作ったもの:

  • Howmmのマテリアルデザイン風
  • AndroidSKKの再変換機能
  • tumblrの写真ページ

あまりたいしたことないな.とりあえずAndroidの開発環境をantコマンドラインからAndroid Studioに変えたので,慣れるのにちょっとかかった.あとtumblrはテーマのしくみを理解するのにちょっとかかった.

今年の旅行:

キューバは今のうちに行っておいて正解だったかなあ.来年はどういう世界情勢になることやら.サンクトペテルブルクのビザなし渡航もちょっとおもしろかったけど,今の流れだとロシアの観光ビザが緩和されたりしてな.

今年の猫:

書こうかどうか悩んだけど自分のために書いておくことにする.実は,5月末ごろに心臓病を発症した猫2号は,結局それからひとつきぐらいで命を落としてしまった.できるかぎりの世話をしてやれたのか,無意味に苦しめてしまったのではないか,今でも気になっている.長いこと患っていたカビが治って,最後はわりときれいな姿だったのがせめてもの救いだ.

それからしばらく後,また保護施設に行ってきて,現在は猫3号がいたりする.なんかコアラみたいな変な顔の黒猫だ.子猫なので,最初は猫1号にむやみに飛びついていくので大変だった.でも最近は,猫1号のほうでもちょっとずつ慣れてきたご様子.