現状,大学生の大半が相当のあほだという事実は,さすがに大学教員の間でも認知されてきているようである.
「成程それなら授業の課題とかテストとかでは,説明を増やしてわかりやすく,誤解の起きないようにしよう」→説明文や問題文が倍増→学生は読めない,という事態も発生しているのではないか,と最近ちょっと思っている.冗談ではなく「三行以上書いてあると読めない」という奴がけっこういる.
テストなんかで,「簡単にしたはずなのになんでこんなにできないんだ」とか言ってる教員はよく見かけるものだが,そういうとき学生をよく見ていると,「内容が本当に全然わかっていない」という奴(こういうのもいることはいる)以外に,「問題が何を言ってるのかわからない,あるいは理解するのにすごく時間がかかっている」という奴をけっこう見かける今日このごろだ.
学生の大きな問題のひとつは「日本語能力がとても低い」ということなのだ.いや別にできるんなら英語だっていいけども.