Naked48がなかなかよかったので,最近もうひとつキーボードキットを組立てた.Naked48はKailhロープロファイルスイッチ専用で,スイッチやキーキャップの選択肢が限られる.そこで普通のMXスイッチのキットも試したくなったので,Treadstone48というのを入手してみた.
組み立てはわりと簡単だ.恐怖の表面実装部品もないし.コストも低めなので,初心者にもおすすめできると思う.ただ,OLEDをつけないことにした(どうせ見ない)ところ,ファームウェアでOLEDルーチンをはずしておかないと変な動作になる,ということに気付かずにしばらく悩んだ.
キーキャップはTEX ADA104セットを使った.でも2Uスペースとか1U以外のブランクキーとかはないので,そのへんはDSAのやつで代用.基本的にキーキャップはTALP KEYBOARDという店で揃えたのだが,変則的なスペース(コンベックス)キーキャップも売ってるのはありがたいと思う.中国から通販するのめんどくさいし.
Treadstone48は画像のとおり変則的なズレ方をしたキー配列になっていて,Naked48などの直交配列とあまり違和感なく使える.なかなかよい.というか,俺が特殊なキーボードに求めるのは普通には売っていない物理配列であって,打鍵の感じとか音とかはそこまで重要ではないような気がする.スイッチはわりと安価なKailh boxだし,スタビライザはテープを貼ってそのまま付けている.まあKalih boxスイッチはそれなりに悪くないものではあるが,「スタビライザを潤滑せずにそのまま使う」というそのスジでは小一時間詰められそうなことをしていても別に気にならない.ただ,よく使う2Uスペースキーはそもそもスタビライザをつけてないが(2Uぐらいなら普通に使える).
キーマップについては,ふたつのスペースキーがなかなか存在感があるので,ここだけNaked48のときと方針を変えた.これは両方同じ機能にしてはちょっともったいない気がする.いろいろ検討した結果,今のところ
- 左側はShift+Space
- 右側はレイヤー変更+Tab