海月玲二
2020-12-31(木)

無題

いやあ本当にもうアレだな,今年はこれまでにない超クソ年だったな.俺個人としても,まあ飲み会とかライブとかは関係ないにしても,なにしろ外国旅行に全く行けないというのが本当にどうしようもない.

遠隔授業もだいぶアレだったがまあそれはどうでもいい.やったはずのことが全然身についてない学生はたくさんいるだろうが,よく考えたらそんなのいつものことだ.

  • 今年作ったもの

今年は別にたいしたもの作ってないな.とくに前期はそれどころではなかった.

携帯用ケース入りraspberry piは思ったよりよかったので,たまにゲームとかに使っている.さらに,適当に1万mAhぐらいのモバイルバッテリーを買ってつないでみたら,ちゃんと数時間ぐらいバッテリー駆動できた.最近は本当に便利になったものだ.

あと自分で設計したわけではないが,自作キーボードというのはなかなかいいものであった.今のところ日常的にはtreadstone48を使っており,naked48ledは携帯用として活用しようと思っている.naked48ledにぴったりくるケースは何かないだろうか.switchより若干細長いんだよなあ.

  • 今年の旅行

少なくとも春に行ったチュニジアとシチリアは面白かった.2月末の時点でも行くかどうかためらったけど,行っておいて本当によかったと思う.

しかしまあアレだね,チュニジアなんかは観光客として行くぶんには「マイルドなモロッコ」にあたるので過ごしやすいが,例の革命以来住人は苦労してるんだろうな.観光客も来なくなった今はどうなっていることやら.

来年の夏ぐらいにはどっか出かけられるだろうか?

  • 今年の猫

以前,いつも行ってる動物病院の看護師さんと話した時,

「うちの黒猫があほで,なんかどたばた走りまわるんですが,年とったら落ちつきますかね」
「うちの黒猫は10歳になりましたが,あまり変わらないですよ」

猫3号は4歳になったわけだが,別に落ちつかないしかしこくもならない.大変げんきです.



darktableがめでたく3.4にバージョンアップしたわけだが,やはり日本語UIは復活していなかった.githubを見ていてもja.poは何も動きがなかったので,やばそうだなと思ってはいたのだが予想通りである.

日本では日本語で使えないソフトはとにかく人気が出ないので,ちょっとこれはよくないね.せっかくいいソフトなのに.というわけで,これからちょっと説明書とかの日本語版を作ってみたりしようと思う.AnkiDroidと同じ作戦だ.というかあれは日本語の説明書を作ってからちょっとはユーザー増えたんかな?

darktableの説明書は大量にあるので,全部は難しいかもしれんけど.でも今回からmarkdown形式が元データになったので,扱いやすくてよくなった.とりあえず,

filmic rgb (バージョン3.4に追従)

color calibration (3.4の新モジュール)

のふたつを作ってみた.

他の現像ソフトからdarktableを使ってみる人へ:このソフトではとにかくfilmic rgbに慣れるのが重要.まず設定のprocessingで

  • auto-apply pixel workflow defaults を scene-referred に
  • auto-apply chromatic adaptation defaults を modern に

設定して,

denoise (profiled)

(crop & rotate や perspective correction をやるならこのへん)

exposure

(上の設定なら,white balance はたぶんいじらなくていいと思う)

color calibration

filmic rgb

お好みで local contrast とか tone equalizer とか contrast equalizer とか

みたいなのが基本手順かな?

2020-12-16(水)

無題



Naked48がなかなかよかったので,最近もうひとつキーボードキットを組立てた.Naked48はKailhロープロファイルスイッチ専用で,スイッチやキーキャップの選択肢が限られる.そこで普通のMXスイッチのキットも試したくなったので,Treadstone48というのを入手してみた.

組み立てはわりと簡単だ.恐怖の表面実装部品もないし.コストも低めなので,初心者にもおすすめできると思う.ただ,OLEDをつけないことにした(どうせ見ない)ところ,ファームウェアでOLEDルーチンをはずしておかないと変な動作になる,ということに気付かずにしばらく悩んだ.

キーキャップはTEX ADA104セットを使った.でも2Uスペースとか1U以外のブランクキーとかはないので,そのへんはDSAのやつで代用.基本的にキーキャップはTALP KEYBOARDという店で揃えたのだが,変則的なスペース(コンベックス)キーキャップも売ってるのはありがたいと思う.中国から通販するのめんどくさいし.

Treadstone48は画像のとおり変則的なズレ方をしたキー配列になっていて,Naked48などの直交配列とあまり違和感なく使える.なかなかよい.というか,俺が特殊なキーボードに求めるのは普通には売っていない物理配列であって,打鍵の感じとか音とかはそこまで重要ではないような気がする.スイッチはわりと安価なKailh boxだし,スタビライザはテープを貼ってそのまま付けている.まあKalih boxスイッチはそれなりに悪くないものではあるが,「スタビライザを潤滑せずにそのまま使う」というそのスジでは小一時間詰められそうなことをしていても別に気にならない.ただ,よく使う2Uスペースキーはそもそもスタビライザをつけてないが(2Uぐらいなら普通に使える).

キーマップについては,ふたつのスペースキーがなかなか存在感があるので,ここだけNaked48のときと方針を変えた.これは両方同じ機能にしてはちょっともったいない気がする.いろいろ検討した結果,今のところ

  • 左側はShift+Space
  • 右側はレイヤー変更+Tab
ということで落ちついている.親指がTabなのは初の試みだ.コマンドライン的にはTabを使いまくるので,近くにあるのは思ったより便利な気がする.