團長日誌

4月となって、北海道もさすがに春。…ってところで取引先さんから唐突に紹介いただいたのがAlpenheatさん。スキー場で時々見かける手袋・ブーツ乾燥機のメイカーさん？ と思いつつ、各製品を見てみたところ結構面白い。

単三電池で駆動するブーツヒータ（電熱中敷）とか、名前がスゴイFire Gloveとか。…一ヵ月前に情報くれてれば、っていう気もするけど、まあ当地ならGWくらいまで夜は冷えるからとりあえずサンプル寄せて次の冬向けに試してみるかいなあ。。。値段次第っていう気もするが。

明日からの帰省では、単車レンタルでチェアバッグの使い勝手を見る。しかし特に詰めるモノがないのでぞうさんベースを詰めてみた。が、さすがに「それはないやろ〜」状態。実際には適当な寝袋を詰めて形を整えて試用。ついでに平野部のキャンプ場を4〜6ヵ所見て回ろう、と。

帰省移動日
関西空港で本州入り。正直、関西空港って立地からして「関西の人たちのための空港」という印象でちょっと使いづらい。。。おそらく兵庫の人たちとしてもシンドイ空港じゃないかいな？
関西圏の鉄道連絡に慣れてないので移動に四苦八苦。どうにか新快速までたどり着いて姫路まで。姫路城は新幹線からでも見えるので期待してたけどメンテナンスの囲いの中。

瓦屋根の家並みや温暖さに心は和むが岡山駅前の家電屋でラジオの類が随分品切れになっていいてやはり緊迫感はある。

帰省二日目。レンタルバイクにて岡山県南西部のキャンプ場を見て回った。午前中は雲多く、気温も15℃程度までしか上がらず、思っていたより寒かった。北海道を出る際に「不要だろうとは思うけど、まあ荷物にもならないし」と思ってダウンTをしのばせておいたのが大正解。逆に言うとダウンTがなかったらアウトだったろうなあ。はからずも「道民は寒がり」というのを証明した形となってしまった。。。

見て回ったキャンプ場は4箇所。自分自身が利用するかと聞かれるとなかなかチャンスはないだろうけど、本州のC場の様子をジカに見る意義は大きい。

10時スタートでレンタ返却が16時。5時間近くはチェアバッグを背負ってたわけだけど、あまり苦にはならなかった。夕張発で北村とか日高とかで一泊、しかも「荷物の積み下ろしすら面倒」というケースでは使い勝手がよさげ。

帰省三日目。
本格的オフとでもいうかまあ業務的な色合いは一切なく、墓参とか親戚挨拶とか。
年に一度帰れるかどうかといったところなので歓待してもらい、昼間っから焼肉。
ビールをいただいて高楊枝。うおーっぷ。

旭川の土手沿いにはまだ桜は1分咲あたり。今年はちょっと遅め、との由。

本日帰夕。予報でも言われていたとおり、17時前後でも10℃以上あってクルマの中がポカポカ。まずは店に戻って、事務対応／写真整理。永らくお休みいただき、ありがとうございました。

帰省も済ませて、シャンと節目を越えて、という心持ち。明日から色々スッキリさせてGWに向けたいと思うております。…帰省中にあった打電としてはBaby Duckは来週末には国内着となるだろう、との由。GWには概ね大丈夫だと思います。

写真は千歳で売ってた「ホワイト・ブラック・サンダー」。北海道限定らしいけどなんとなく味は想像がつく…かも。「白黒つけるぜ！」と言ったのはゼブラーマン。

お休みの間にいただいていたお引き合いについて、本日夕方までに受注確定できた案件についてはすべて発送。翌日にこぼさずにすんでよかった。その一方、Tyvekを始め、休み前にわかっていた“素材関係”の手配が明日に持ち越し。
「いまやらねばいつやる」と急かすようなことを言ったのは平櫛田中。けれど、素材がらみのオーダーは数量とか大きさがかさむことが多く、納め場所等の整理も必要なので、明日つったら明日。あー、と。先に触れたAlpenheatさんがらみの打診もせんと。

写真は店に出る途中にいよいよ見つけたふきのとう。去年ミソ炒めにして故郷まわりのバア様連中に送ったところ割合評判がよかったので、これもそろそろ準備に入らんと。

昨日予定したとおり、Tyvekを始めとする素材関係の整理・調達。具体的にはSimple Speed用のライトグレイ生地とか参天灯用のFlux LEDとか。

LEDについては、かつて「次のロットから日亜Fluxを入れます！」と宣言してたので日亜のタマを漁ったわけだけど、かつて試作で使ったときとくらべると随分ライン増。要求電圧・電流や照射角度・色味と選択肢が格段に増えてて目移りしまくり。結局LEDの手配に一番時間がかかった。「雷神」だとか「雷光」だとか、ニックネームがついてたのはなんか微笑ましかった。

図版はこの冬の降雪／温度記録。概観として「1月が極端につらかっただけで、それ以外はほぼ暖冬」という結果。夏場に多雨だった一昨年に少し傾向が似ているのがヤな感じ。数値上の残雪（積雪）が多いのも奇妙ではある。

午前中にまとまった雨。ここ数年、冬の間にも1度は雨が降ることがあったんだけど、今年はほとんど雨がなかったので本当に久しぶり。昨日まとめたデータで、降雪量がさして多くない割に積雪量＝残雪が多いのは雨がなかったからなのかもしれない。
雨が降ると融雪が進むのがありがたいわけだけど、正味この時期になると道路自体は大体乾いているので、むしろ融雪材の残りカス＝路上の塩分を洗い流してくれるのがありがたい。この週末にはいよいよ単車を動かそうと思っているのでなおのこと。

本日配布の市内広報誌で被災地向け支援物資の募集アリ。ブツはノート・消しゴム・ペン類の筆記具。「新品で」という条件つきなので、ウチとしてはペン類しか持っていけないけど、と思って市役所に持参したら「新品カートン以外は受け付けない」とのこと。ズコー。

唐突ながら、生まれて初めて「これは美味い！」と思った土産菓子は生八つ橋。京都のお菓子の割りにアンコはつぶあん。ミヤビなこしあんじゃないところがニクイ？ というより、自分自身アンコといえばつぶあんが好きなのはおそらく八つ橋の電撃的原体験によるものなんだろうと思う。

と、こないだ帰省した折、たまたま親戚が京都旅行から帰ってきたところだったらしく、土産に生八つ橋「夕子」を持たせてくれた。土産菓子といえば「萩の月」あたりから洋菓子テイストが幅を利かせるようになってきたようには思うが、やはり王道つぶあん不滅。塩気があるので蒸留酒にも合うのです。

写真はこの春ライダー第一号のR100さん。TyvekやLEDも届いて本格的なシーズンもいよいよスタート、といった心持ち。

シーズンインはKikker。何せ65km/hも出れば充分な車体なので、その分冷風を浴びなくてすむ。先の帰省時、岡山でレンタ借りたときは15℃の中走って結構寒かったけど、今日は12℃と気温は低くても日が出ていたこととあんまりスピード出さないこととで寒くなくて良かった。

栗山でちょっとした用事を済ませて、その後岩見沢へ。希林さんでザルそばいただいて帰投。90kmくらい走って燃費が約40km/L。シーズンインの頃ってフカしがちだったり、始動にてこずったりで燃費が下がりがちだけど、まずまずのスコア。

二輪外泊シーズンインまではあと一ヵ月。天候が順調であれば来週あたりSDRを出して、再来週はクジラで、と徐々に排気量を上げていって慣れを取り戻していくことにしよう。その頃には花も咲いてることだろう。