町内会の用事や業務上の手続で郵便局付近まで二往復しなくてはいけない用向きだったので今年初の自転車に乗った。天気は曇ったり晴れたりだったけど20℃近くまでは上がったろうか。距離は二往復分で見ても2kmにもならないけど快適ではあった。
随分長く続けている減量、というより今となっては体重管理上での目標として9月までに2kgは削りたいので、今シーズンも積極的に自転車に乗りたいと考えている。土地柄、良くも悪くもあまり汗をかくことがないので、自転車でしっかり汗かいて絞りたい、と。ただ、、、去年もそうだったけど朝イチや日暮れ時にはヒンヤリするから思惑通りの燃焼感がないのがジレンマだったりする。考えてみれば草刈の作業が一番発汗しているかもしれんが。

昨日の雨で相当ガックリきたけど、今しがたカッコウが鳴いていた。聞けば峠下ではマズマズ桜も咲いている、との由。今年はこの近辺では桜が咲いて間を置かずにセミが鳴く、ってことになるかもしれない。

押忍 快速旅団

次の日月は月イチの定休連休。基本的な連休が月イチってことは、無雪期に二泊見当で遠出できるチャンスっていうのは5、6、7、9月の4回ってことに改めて気づいた。8月は連休を取れないと思うし、10月は日没が早まって夕方出発が無理なので二泊は難しく…。
「どこか遠出を」と考えて今回の目的地として予定しているのは道南方面。懸案の新シェルタについて函館で縫製の親方と打ち合わせ、という可能性もあるもので道南。道南と言えばアウルラッキーピエロ(敬称略)と、ハイカロリー系の好物盛りだくさんなのが楽しみでもあり悩ましくもあり。ともあれ、これまでシーズン連休で体調崩したりマシントラブル、ってこともあったから天気ともども阻害要因のありませんように、と祈るばかり。

写真は先の日高にて。彼方に見える小川さんのピルツが威容を誇る。キャンカーとの組合せでサブテント的に使ってるらしい。道南行きはタッチ&ゴーになりそうだからSimple使うことになるかなあ。

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ここんとこ外泊に際して参天灯をヘッ電にして使うことがよくある。で、従来的に輪ゴムを電池側でX字にクロスさせて細引きなり手拭鉢巻に留めてたんだけど、イマイチ安定がよくない。「電池側を“I I”状にできれば安定感が高まるがなあ」と思ってやってみたのが写真の状態。
電池固定ツメに輪ゴムを挟んで電池本体で押さえさせる→一回りさせてLEDに引っ掛ける、と。「何をいまさら」って方もおいででしょうが、まあ、自分的新発見ということで。とっさの固定には片持ちになるけど竿留めも可。着脱が容易になるのでヘッ電/固定灯の換装の作業性も高くなる。

なにより、この方法だと“しっかりした輪ゴム”じゃなくても買い物した際に入手できる輪ゴムを積極的に活用できるのでサプライも安心。この手の“普通の輪ゴム”って日本メイカー、すなわち天然ゴム配合率が高いものが多いから耐久性や耐低温性も向上する…筈。これまで使ってたのよりは細手になるので缶ケース等に収納する際の抵抗も減る、ってもんでさ。

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昨日の朝、道内ローカル番組で「札幌の桜はもう終わってコブシが残るばかり」みたいなことを言っててなんともまた取り残され感にさいなまれたわけだが、歩いていると近場の桜がほころび始めているのを見て少しホッとした。昨日の夕方には道道沿いの桜も花開いたようだ。
昨日は歩いているうちに雨が降り始めてしまったので写真は撮らなかったけど、今日になってスナップ。ケータイで自分撮りっていうのに挑戦してみた。造幣局の通り抜けや静内二十間道路には及ばないものの十分ウキウキ気分なわけだけど自分も犬も何ともサエない表情なのが妙に滑稽。

何せ天気がすぐれず、気温がなかなか上がらなかったために開花まで長引いてしまった。とはいえ、日が出るとそれはそれで5月下旬なりの暖かさになるから今年の桜は結構足が速いかもしれない。明日明後日で満開、週が明けたら散りはじめ、ってことになったりして。なんにしろ、やっと桜が咲いたということで季節なりの気合が入る感じはする。

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明日明後日が月イチ連休、ということでこれより函館へ向けてGo。連休とはいっても打ち合わせもコミで時間的にオシとなるかもしれないので今回コットは割愛してイスに換装。また、あちこち買い食いしたいという考えもあって、焼きそば給湯と晩酌の火遊びさえできればよかろう、という備え(って、それはいつもと大して変りないか)。
写真はいつものサイドワインダによる振り分け状態を防水ダッフル内で形作ってシートにまたがらせた状態。110(ワンテン)フィルムの形状に似ているからっていう理由で自称「ワンテン積み」…って、今日決めた。…110フィルム、「写るンです」なんかにも採用されてて随分お世話になったけど、今やすっかりデジカメに押されて希少種になった、との由。

“鞍”の空間を確保してスワリよく載せるのには少し手間取るけど、防水ダッフルがあると食材の保管にやや心強い。せっかくラキピでハンバーガー買っても寝ている間にキツネに引っ張られたらコトだべや。

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5/25夜は千歳防災の森C場に投泊。いかめしい名前ではあるけど設備が新しくて快適、かつ、買い出しも近くて便利。てっきりチェックインは17時までと思い込んでいたけど、18時までということで西に出向くにはいいベースになりそう。しかしまあ、設営しようとしたところ持ち出した竿が寸足らずで往生したがコンクリブロックでリカバー。嗚呼、痛恨のエラー。
千歳は08時に発って函館オートキャンプ場14時チェックイン。道中、美笛を越えるまでは日が出ず走行中13℃くらいで寒かった。八雲まで辿り着いたところでプロノさんで冬物処分の防風フリースを購入。「随分前にも八雲でケツ割ったっけ」と思って振り返ると07年のこと。あのときは雨も降って10℃割ってたからそれに比べればまあマシか。

森町ラキピでハンバーガーは入手していたが時間に余裕があったので今回はハセガワストアで焼鳥弁当も買って日の高いうちからぼっちフリー宴会。焼鳥弁当、実は初体験。辛口タレでオーダーしたら辛かった~。

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はこだてオートキャンプ場、ガイドではフリーサイト¥2,500とあったけど何せ寸足らずの竿を養生せんといかんから“相応の設備のあるところ”としてチョイス。財布を開いてさあお支払、というところで「オートバイの方は¥500です」とのこと。オウフ、ラッキーボリショイ!
朝食は火を使わないつもりで買い置きしておいたハンバーガーと晩酌の残りのソーセージ、チーズ。場内自販機の液晶画面でika-R星人の動画名作選(?)が流れていてつい見入ってしまう。この手のノリのいい町おこしって随分魅力的に映るもんだなあ、としみじみ思った。
0830には出発して新シェルタについての打ち合わせ、函館発は10時前で17時に帰夕。早めに帰ってしまいたかったのと朝食がちょっともたれていたのとでアウルさんはパス。前日は走行中13℃くらいで寒くて今日は最高25℃を超えて暑く、かなりくたびれた。やーしかし、はこだてAC場の好待遇を経験すると道南って大沼C場も含んで良好なサイトが目白押しに思えてまた来たいという気になる。おお、ika-R星人に脳内侵略されてる。。。

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予想したとおり、桜の季節はほぼ終わり。昨日帰りの道すがらところどころで咲いてはいたけど、それもここんとこの高温で長くは持たないんでなかろうか。一言で高温とは言ってもまあ5月の下旬ともなれば夏日になること自体は極端に珍しいことではない。
だけど、先週の木金頃にはオホーツク沿岸では最高気温10℃になるかならないか、ってところが突然30℃超えとか尋常ではないわなあ。この急激な季節の進行に合わせるのは正直シンドイけど、自然の生き物にとっては規定のこととばかりに店脇の用水路でカエルが鳴き始めた。…なにせ用水路がすぐそばだからカエルの声がやたらデカく、それに張り合って別のカエルがさらにデカい声で鳴く。

写真ははこだてAC場に続く小道スロープで撮影。海が見えて霧笛が聞こえて、なんとも牧歌的。昔、何かの授業で「海とか河川敷に行くと心が休まるのは視野が広く取れるから」という風に教わったのを思い出す。

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「最近ではチタンにあらずばクッカーにあらず、的な風潮すらあるなあ」なんて思ってた。しかし、Tiはコゲが厄介で二の足踏んじゃう。ステンレス布巾を携行すればその心配も軽減されるがなあ…、と折よく“メタル布巾”のField Gear Spiritsさんとコンタクトが取れて取扱開始の方向へ。
となるとTiクッカー扱いのヤル気も出てきて「Clikstandを収納できるモデルを扱うか!」と調査したのがBelmontさんのパンセット(写真)。Clikstand本体のカドを落としてやれば風防込みで収納できる。またEvernewさんのECA252(0.9L)もメイカーさん自ら提案しているだけあって具合がようそろー。…というわけで二種扱いの打診をスタート。

セブレブ惣菜の小分けレトルトが充実しているのを是非活用したいと思っていたところ、特にBelmontさんの方を使えば加温後にフライパンに盛って湯煎に近い使い方ができるんでは? と期待は膨らむ。極トロ火で湯温を維持しつつその上にフライパンを乗せて温度低下を防ぐイメージ。

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メタル布巾が早や入荷、ということでコゲ取りの様子見をば。Tiフライパンで目玉焼きを二回作ってコゲさせて、という段取りだったんだけどコゲだけでなくタンパク質の成分と思われるこびりつきも生じた。写真左がザッとスポンジで洗い落としたところでメタル布巾でアラキレイ。まずまず上等。
まあ、「クッカーをわざわざ焦がしたい」という人も滅多にいないわけで、目玉焼きを作るのにフライパンをアルミホイルで覆ってみたり、先に湯を沸かしてから蒸し焼きにしてみたり、と工夫してみた。が、コゲ/こびりつきを完全に防ぐことはできず。この点、も少し調理の腕を上げるべきとは思う…。
ときに今回はトランギアで調理したわけだけど「川重がバイオエタノール技術革新」というニュースを見て「いよいよ!」と興味は湧いた。そこで、道内で精製しているメイカーさんに「Alcバーナーで使えますか?」って聞いてみた。用途としては不可能ではないだろう、とのお答え。ただ、現時点では「自動車燃料用ということで製造の認可を取っている」ということで、一般向け小分け販売はまだまだ視野にはないみたい。

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桜の花はアッちゅー間に散ってしまったが、タンポポがサカり始めている。先週にはカッコウが鳴き始めたところ、今日はついにセミも鳴き始めた。…って、絵的にはとても牧歌的な風景なわけだが、タンポポは繁殖力が強烈だから花のうちに摘んでしまわんことにはエライことになってしまう。タンポポが目立つってことは、フキ/イタドリも伸びてきてるわけでコチラは特に巨大に繁ってヒイコラ言わされるので先手必勝の草刈が肝要。
一方、カッコウやツツドリが鳴いてるっていうのも、托卵システムのえげつなさを知ると手放しには和めないもので。前にテレビで“カッコウのヒナが寄生している巣の他のヒナを尻で押し落とす”っていう現場映像を見て結構ゾッとした。ディオがジョジョを排除する、みたいな。

写真は本日お越しのKSRさんでした。シャッタースピードが速くて止まっているように見えるけど、走ってます。撮影に際してはお気を遣わず普通の速度で走り出してもらってオッケーですよし。

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