團長日誌

5年乗ったハイゼットカーゴを放出して遂に軽トラに入れ替えた。「ミッドシップ2シーター、一切のラグジュアリーを排除したキャビンはRの称号に相応しい」…なんて、軽トラユーザーならだれでもうそぶくキメ台詞がシブい。まあ、70km/h以上で走りたいとは思わない造りではあるが。
実際のところ、去年の暮れごろからExp積んだり苫小牧港に荷物を取りに行ったり、という機会ができてさすがにワンボックスでは回らなくなってきていたのが入れ替えの主因。色塗ったりインチアップしたり、とカスタマイズの夢は広がるけど、とどのつまりは使役車だから“乗り込んでしまえば見た目はカンケーなし”ではある。

さすがにワンボックスに比べると車泊のハードルは高くなるか。。。と、思いつつ最初に試してみたのは灯油ストーブをどうやって運ぶかの様子見。幌よろしくEscapeを渡してっていう形で一度は泊りに出てみたい、と荷台に泊まる気は満々だったりする。

消費税8%増税決定。決まってしまったものに文句を言っても仕方はない。が、実施時期が4月だから12月決算の個人事業では計算が厄介なことになりそうだわ。…って愚痴は置いておくとしても、これより先お財布のヒモは固くなっていくだろうから、“より合理的なもの”っていうのがアピールのキモになっていくのかもしれない。
と、「合理性を追求して」ってわけでもないんだけど、こないだ愛用の釘抜きを空港で没収されかけたもんで装備改変。曲がってしまったソリッドステイク30cmを切って削ってハンマー兼ペグ、というシロモンをこしらえてみた。ただ、「6cm以上の釘も飛行機持ち込み禁止」みたいな決まりもあるみたいだから、ペグともども預け荷物とするに越したことはないんだろうけど。あと、Tiゴトクで使うためのBBQ平串12cmも手配。これまでTiピンでソーセージとかを刺すと転がって厄介だったのを阻止する思惑ナリ。

写真は本日お越しのGSRさん。これより九州を目指して南下、とのこと。

3年使ったトレイルドロップ（写真上）、「表示が薄くなってきたので電池の替え時かな～」と思って時計屋さんに持ち込んだところ電池を交換しても回復せず。「…機械的な寿命だねえ」と引導を渡されてショックボリショイ。
ピーカンの日も雨の日も、真夏も真冬もJKTにブラ下げっぱなしだったわけだから酷使したってことになるわなあ。寿命っていうのは液晶にも確かにあるようで、思い起こせば前に使った腕時計も似たような状況になったっけ。コンパス機能はさておき、時計・温度計・タイマーに加えて液晶ならではのバックライト付で随分気に入ってただけに残念なことこの上なし。

トレイルドロップ自体はすでに廃盤。似たようなカラビナ時計を漁るにも温度計がなかったりやたらに高かったりで代替の候補も期待薄。「どうせまた酷使して寿命が縮むんならもうアナログでエエわ」とナースウォッチ（￥2,480）を手配したった。防水性は不安だけど、壊れたところで1ランク上のヤツにすりゃいいや。気温と方位はサーモコンパスで大丈夫でしょ、多分。

軽トラにシェルタ、ってS改でやったらどうなるかまた試してみた。Escape／S改とも背面長が190cmで荷台に大体合うんでないか、と。「とりあえずかぶせてみました」っていう程度の状態だけど鳥居側の固定を工夫すればもう少しはピリッとさせられるかもしれない。一方、縫製の親方にも軽トラ幌に腹案があるらしく、いずれサンプルを見せてもらえたら、という段取りへ。

S改、従来在庫のEscape（オレンジ／黒、グレイ／緑）に手を加えたパイロット量産版はアップ。明日には日高に出て各部寸法等を測りなおして週明けにも通販には乗せるつもりです。ちなみに試作で試してみた背面ハトメ穴はほとんど使わないのと近々“幕体のどこからでも引っ張れるリング”的なものを入れるのとで幕体への加工としては行わないことにしました。
本番量産は現在手配中の生地が入り次第。色味は従来よりは少し濃いグレイ単色になります。あー、と。名前は多分エスカイヤ／Esquire（ラテン語で「盾持ち／従騎士」の意）にするつもり。

おかげさまで帯状疱疹は随分回復。大体生活上の支障はなくなったものの、9月一杯は体力回復の思惑と汗をかくと痛痒がひどくなることもあって早起きも定期的な運動もセズ。その分体重はノシノシ増えていって失調した直後に71.0の壁を破ったのも束の間、73kg近くまで増量してしまった。
ある種のリバウンドと言ってもいいかもしれないし、季節のめぐりからして“天高く馬肥ゆる”の時期だからなのかもしれない。1.5のあたりから減量が進まなくなることからも「つまるところ自分にとって2.0前後で維持するのがいい」っていうサインともいえるか。むう、、、惜しむらくは9月のうちに健康診断に出向いて公式記録としておきたかったところではある。

写真はレースイ山麓の紅葉の様子。今週明け頃には雨が続いて、雨が上がったところからアチコチ紅葉が始まっていることに気付いた。来週くらいには見頃になってくるのかな？ 今日はこれより日高へ。沙流川C場、来週のサイトクローズには行けなさそうだから今シーズンラストとなりそう。

S改通販アップ用の写真を撮るため日高へ。シェルタそのものは元より、単車もJKTもザックもオレンジｘ黒。もう…どんだけこの色合わせが好きなのよ、ってくらいオレ黒。つっても、グレイ単色で作るようになったらしばらくはオレ黒のシェルタを作ることはないとは思います。

ともあれ写真は準備できたので今週中にはアップできるようにします。15D/グレイ単色に移行したところで価格は￥24,800とする予定ですが、従来モデル改造の幕体(30D/Nano生地)についてはお試し価格￥19,800にてご提供してまいります。よろしければご検討いただけたら幸いです。
また、これまでにPivot／i-Ori／Escapeをご使用いただいている方につきまして、10月一杯でお申し出いただけたら￥11,000にて改造を承ります。メイルご一報の上、10月末に幕体をお送りいただき11月中旬にお納め、という段取りにて進めたいと考えています。なお、11月以降のお申し出となりますと個別の対応にてコスト高となる見込ですのでご注意ください。

見たくない虫…といっても幸い当地では台所でカサカサ這い回る黒いヤツはいないので雪虫の話。一般に道内で雪虫を見ると2週間内外で初雪になると言われている。したがって雪虫を見るだけで冬が思いやられて「あーーー。」という気になる。こないだ日高に行って設営のショバを探っているとワンワン出ていて何ともガックリ。
北海道での呼び名は雪虫、他にも綿虫、ゆきんこ、しろばんばとか色々呼び名はあるみたいだから他の雪国でも見られるってことなのかな？ なんにしろ今接近している台風が東へ抜けて冬型っぽい気圧配置になったら一度は降るかもしれない。10月に初雪っていうこと自体はひどく珍しくはないんだけど、気分的にダウーンな感じになるのはいたしかたなし、ですわ。

写真は雪虫の飛び交う様子を撮影したつもり…だけど木漏れ日や葉の照り返しでなんだかよくわからない状態だったから白丸で囲んでみた。白丸の中心にある白い点がソレ。

新シェルタS改の開発に執心しているのは一つには「居室容積を小さくすることで寒冷期の暖房効率を上げる」という思惑がある。3.0ｘ1.5mのフロア面積に1.5m高っていう緒元からしてSimple2.0の倍以上の暖房効率、という計算にはなるわけで（もしかしたら4倍？)。
となると、もしかしたら路面凍結が始まる頃くらいなら灯油暖房でもなんとかなるのでは？ という気がしてきてかつて愛用していたNovaを引っ張り出してきた。しばらくほったらかしでポンプの方で圧抜けしたら話にならないので試しに着火ようそろー。シェルタ暖房に手を染めて以来、各種装備品も随分小さくなってるから結構ラクかも、と胸算用。CO濃度の測定器も手配して、数値の按配がいいようならまたNovaを扱うのもやぶさかでナシ。

写真はマルヒータを乗せて様子を見ているところ。マナスルヒーターの入荷も近々というところ、再入荷した時点でマルヒータはサゲて再びNovaを扱う際のオマケ的なものにしようか、という考えもアリ。

昨日触れたマナスルヒーターの入荷、確認したところではスター商事さん入荷が10/25、26の予定ということで当方デリバリー開始は10/28あたりからという見込となります。ご期待くださってらっしゃる方におかれましては今少しお時間いただけたら幸いです。それまでの間にNova／灯油暖房の様子もデータ取りができたら段取りとしてはスムーズか。

一方、期待されてるのかどうかはよくわかんないけどS改原稿は鋭意作成中。Escapeの原稿を流用して、っていう考え方だと過去にとらわれて(？)進行が鈍く、新オコしで進めようとすると勢いがあり過ぎて何の説明から進めたものやら、という自縄自縛のジレンマ。ともあれ、粛々とアップに向けて準備します。薪stv用の入口パネルも今週中には写真撮れるかなあ、と。

写真は昨日夕方お越しのブラックバードさん。18時前にはもうこんなに暗くなってきた。無事帰着しましたかー？

昨日触れたS改の煙筒ポート付立体シールド（入口パネル）、早々と到着。本日天気がよかったのと明日には崩れる予報、というのもあってとっとと設営して撮影した。さすがに現物を採寸しながら打ち合わせをしたおかげで寸法的にはドンピシャで縫製の親方に感謝。厳寒期の薪ストーブ使用（煙筒突出と薪ストーブ本体設置スペースの確保）を目論んだものではあるけど、約1m張り出すことになるので前室的な用法にもなる。
ぐうたらしていた原稿作成もこの勢いで一気に書き上げたった。結構な文量になったけど、勢いってヤツは大切ではある。後は一旦落ち着いて推敲、写真を整理してどうにか今週中のアップには間に合うだろう、と一安心。

ところで台風の影響で本州全域フェーン現象よろしく気温が上がっているのに漏れず、コチラも直射が当たっている場所は30℃超。作業している間は汗かいたー。残照と表現すると意味は全然違うけど、残暑っていう時期でもないし。一体何なのよ？