團長日誌

今日は05時過ぎに一旦目が覚めてまどろみつつラジオでAir-Gを聞いていた。DJナシで曲をひたすら流す時間帯で、今朝はKISSで一時間通していた。「バタバタ感のあるドラムこそ人間味よなあ…」なんて聞いてたところ06時前に石狩方面での大雨特別警報について報じ始めた。
ほどなくして我が空知地方でも大雨。TVでは大雨特別警報だ記録的短時間大雨情報だ土砂災害警戒情報だとまがまがしい言葉が踊り、気象庁の会見も錯綜して何を言っているのかよくわからない。何にしろ自分を守るのは自分なので「つまるところ土嚢の手配が必要か／逃げるか」に絞って状況判断・連絡相談・手配等に腐心して結構くたびれた。

…今回の警報にしても錦織選手の決勝進出を知ったのも実はラジオが初報。元よりラジオ好きでヒイキ目は強いが、今朝は今朝とてTVは地上波もBSも悪天候で時々受信がストップするのを目の当たりにしてラジオ頼みの気持ちはさらに強まったように思う。

昨日は未曾有の大雨に対して「土嚢を手配するか」と検討したわけだが、実際に準備しようとするとそうそう簡単ではないことを知った。コトの経緯としては昨朝、消防団でお世話になっているご近所さんに「店の倉庫シャッターが浸水するとヤバいかも」と相談して土嚢を手配するなら消防署に相談するのがいいだろうとのアドバイスをもらった、と。
して、消防署員さんのツテに電話すると「まず状況を見に行く」とのことで、待っているとおいでになったのは市役所の人。写真はその後、めぐりめぐって今度はおまわりさんが様子を見に来てくれたところ。なんか…話が大きくなっていってるようでちょっと恐縮ではあった。

おまわりさんに土嚢の件を聞いてみると完成品として備蓄している感じじゃなくってホイホイ支給してくれるというものでもない様子。 まあ…災害だけでなく、病気にしても犯罪にしても初動から行政に頼る前に事前自衛の備えが前提、ってことだろうとは思う。

前にちょっと触れた“地図カレンダー”、少し停滞はあったんだけどどうにかサンプルを手配できた。現在店内に貼っているカレンダーは上質紙、言ってみればコピー用紙の分厚い版ってところなんだけどサンプルはかなりしっかりしたコート紙、まさしくカレンダー用紙であることを確認。
サンプルを送ってもらうに当たって“折り”をつけられるかも相談しており、当初の折りとしては写真の一番右、おおよそA4の状態で届いた。コート紙だからまずまず水には強かろう、というのとサンプルの折りで簡単には裂けなさそうなのを見たところで「これならポケッタブルなものになるのでは？」との期待が湧いてきた。

ダメモトで思い通りの折りにできるか聞いてみたところ、「恐らくOK」とのイイ返事。そこでカレンダー枠ギリギリで蛇腹にしてみたのが左の二例。可能であれば一番左の天地3折りとしたいところだけど、折りの工程にもコストは生じるだろうから、まあちょっと相談投げて様子見です。

起床後、朝食を摂りながら録画していた映画スペースバンパイヤ、通称「美乳ゾンビ」を観る。今の目で見ると陳腐というのは古いB級映画の定めだけど、逆に炎とかはCGじゃないわけだからエネルギッシュさは今より断然高い、とも言える。
今日は苫小牧で冬の企みにて打ち合わせの予定で天気明朗にて爽やかに出動。Kikkerだとさすがに足は伸びないので泊りは長沼のマオイオートランド。一泊￥1500っていうのは常用するにはちとお高いが、絵的にどうなるか見たかったのと温泉代込みとの情報と、加えて長沼の町を散策してみたかったので泊まってみた。ハイシーズン終盤の連休でご家族が多いのは覚悟の上。にぎやかなのはイヤホンで防げるけど縦横無尽に走るキックボードはコチラが用心して見てあげないと危険ではある。

現地には早めに入って早めの晩酌。ラジコで我等がカープを応援するも惨敗無念ナリ。

長沼はマオイオートランドにて一泊。明け方の最低気温は8℃そこそこだったようで、今回も結露は多めだった。06時起床でシェルタをタープ張りに変態させ、トランギアで湯沸し準備をしたんだけどアルコールが冷えてしまったのか着火させるのに難儀した。
寝具はまだシュラフカバーFMと適当なダウンJKT／ロンパンでしのげるけど、シュラフカバー内の結露が冷感につながるのが不快ではある。前回も経験したわけだけど、もう夜に虫は出ないから床に就く時点で首から上はカバーから出しておけばいいものを…。秋分の日くらいまではこの備えで大丈夫だとは思うけど、ビーニーは準備した方がよさそう。

写真は道道1008号、長沼の丘。恐らく除雪車の転回場だと思う。視界が開けていてお気に入りの場所ではあるんだけど西向きなので午後に行くといつも逆光になってしまう。長沼泊明け、午前中に通ることができて念願の順光で写真を撮ることができた。左手彼方に牛がおる。

長沼マオイオートランドでは一人鍋。いつもは惣菜の温めなおしとか串焼きとか、調理は手を抜いて酒のアテとして塩分さえあればいい、みたいな構えではあったけど久しぶりに鍋釜使って調理した。ひとつにはTVのCMで見た「一人鍋の素」が外泊晩酌のアテに使いやすそうで試してみたかった、というのがきっかけになった。
CMで見たのはエバラの「プチッと鍋」だったんだけど長沼のAコープでは味の素の「鍋キューブ」しか置いてなかった。具材は菜っ葉としてレタス、これに豚肉切り落としとソーセージ、ネリモノでカサ増しした。もやしを一袋入れるか迷ったけど「もやしで腹パンパン」とはなりたくなかったので今回はパス。その後稲庭うどん風のこんにゃくでシメ、と。

選んだキューブが塩味だったので味はアッサリ美味。これなら冬に使えそうだし他の味も是非試してみたいと思った。また、今回もトランギア極トロ火とナベとの相性のよさを実感した。

今朝はふと03時過ぎに目が覚めたのでNHKのラジオ深夜便を聞いてみた。と、懐メロ特集が多い「にっぽんの歌こころの歌」のコーナーでは山崎ハコ、続く「明日へのことば」では「依存症を乗り越えて」というテーマでアル中／薬物依存について取り上げていた。
や、個人的に山崎ハコさんは嫌いじゃないし、アル中について「どんな症状から自覚するか」とか興味の湧く話題ではあったけど、「夜明けに向けて明るい方向で」っていうのとは真逆な構成。かなり高齢と思われるリスナー層からすれば「何ドギツイことやってんの？」って内容ではあろうて。ラジオ深夜便、ときどきブッ飛んで斜め上なことやるよなあ…。

写真は先のマオイでの照明の様子。スポット状態でシャッタースピード1/20手持ち撮影ができるくらいには照らしてくれるし、写真ではわかりづらいが拡散もソコソコ。USBベゼル型で暖色、悪くはないが量産するほどのシロモンかいなあ。。。ちょっと悩ましい。

昨日今日と続けて朝から晴れ～雨の繰り返し、しかもそれが一日3セットくらいのサイクルで訪れる。テレビでは11月上旬なみの寒気到来、とも告げていて利尻岳では観測史上最速で初冠雪となったらしい。9月連休でお越しのライダーさんも寒そうで気の毒ではある。
晴れ間が見えても気温が上がりきらないまま次の雨、という形で室内の気温も上がらないのでついに暖房を入れた。9月に暖房ってことは滅多にないけど、寒いまま…というより極端な気温差を辛抱していると確実に体調を崩すのでスイッチオンにためらいナシ。

写真は昼のまかない。天気が悪くて食材を買うのもままならないのでカップラ・ストックに手を付けた。ホワイトシチュー味はソチ五輪記念の企画モノだったようでとうに賞味期限オーバー。むしろ早めに消化しとけよってシロモンではある。乾物テンプラでカサを増したわけだが、汁気を吸ってとろみが強くなったので暖まるのにはよかった。カレー味で応用可。

自分の中では北海道での単車外泊ハイシーズンは6月～秋分の日まで、と思っている。気温としては装備次第で10月一杯泊りに出るのに問題はないけど、なんにしろ日が短くなるので距離を走るのが難しくなる（道路が暗い上にシカが出るので日が沈んでから走りたくない）。と、次の日月が定休連休で火曜が秋分の日。
いよいよ大詰めといったところで天気が良ければ網走を目指したいなあ、と思っている。ハラとしては明日の夕方に日高まで出て日曜に網走まで、という道程で考えてるんだけどもしかしたらJoey Chairの補充再入荷受取で夕張待機がかかるかもしれんなあ。。。

写真は遠出の準備として軽い暖房セッティング。夜はまだ星を見ながら小焚火でもして過ごせばいいくらいだけど、朝方キュッと冷え込むことが多くなってきているので朝イチ給湯ついでに10～20分くらい暖を採れればよかろう、という備え。

天気晴朗、東へ向けて出動することにした。目指すは網走、極東ちゃんぽんの地。まあ、ちゃんぽんちゃんぽんって騒いでも自分自身福岡に住んだ6年間で本格ちゃんぽんを食べた経験は数えるほどしかない。一つにはお財布事情の問題があったものの、リンガーハット等のお手軽ちゃんぽんばっかり食べてて愛好家と自称するのも僭越な話ではある。
しかも失礼なことに、若造の頃いただいた本格ちゃんぽんは正直ビビビと美味に感じられなかったところ、今回20年の歳月と2000kmの空間とを超えていただくことで何らかの感慨、新たな発見を呼び起こしてくれるんでないか、とおぼろに期待している。

写真はお客さんの出発写真を撮りに出た際に悠々と道を渡っていた野良ネコ。連休終盤に向けて南を目指し始める本州便の方あれば逆にココから連休で東を目指す道内便の方アリ。自分も久々にその流れの中でHave some cool running, オコボレいただきマッソウ。