團長日誌

先日ラジオでE-girlsの曲がかかっていた。E-girlsといえば「ベストが出たら買ってみようか」なんて考えていたのを思い出して検索してみるとこの2月にリリースされていたようだ。サイトでは楽曲試聴に加えてPV動画にリンクが張ってあって「これじゃ商売になるまいに」なんて思ったが、「まとめてお好きに見るなら買ってね♪」っていう自信の表れなのかもしれない。
なんでかしらん、アマゾンではすでに一部値引きがされていたもので（それが策略だったのかもしれないが）、ライブDVD付属の5枚組をクラクラッと買ってしまった。して、昨夜は一杯やりながらスーパーアリーナでのライブを鑑賞。ショウアップがスゴくて素直に圧倒された。

真ん中あたりの金髪のコの名前がAmiさんというのも今日学んだ。張り付いた笑顔に「寄らば斬る」といった殺気を感じつつ、「そうかなそうかな」ってヨシヨシしてやりたい気になる。或いは一方、「ピンヒールで足の親指の爪をグリグリ踏んでくださいっ」なんて倒錯した気分にもなったりして。

明日明後日は定休連休。なんだけど、今回は泊りも遠足もパス。確定申告が週明けなのと来週末の法事帰郷の準備で大きく出歩くわけにはいかない。ツイッタなんか見てると締切ギリギリまで確定申告の作業してる人ってあんまりいないような気がするから、なんか我が店がだらしないような自責の念に駆られてしまう。とはいえ、明日は多少なり天気がよさそうだから日中余裕がありそうなら少し南幌の河川敷を走りに出ようか、なんて目論んでみたり。

写真は先日こしらえたヘルメット-三脚・テーブルをソクタクの脚部で作ってみたところ。10mmφで孔を開けると1/4Wナットはキツキツなんだけど、ハンマーで叩きこめばそのまま空転防止になるのが却って都合がいい。面積は違うものの5mm厚アクリル板で175gのところ、コチラだと50gでご満悦。

…そういった経緯で最初に作ったアクリル試作は速攻お蔵入り。どなたか興味のある方はお声かけいただけたら通販のついでなりに差し上げます。

今朝は起き抜けスグに事務作業。朝10時前までに一定の量をこなしたところで昼から南幌へ走りに出た。雪は一応それなりに残っているが河川敷ゴルフ場脇を抜けて遡上する途中でほぼ完全に地面が出ていて期待したほどには進めなかった。
ハイシーズンなら橋の下まで雪が敷いてそのまま抜けられるんだけど、さすがにもう土が出ているのでくぐる際には押し歩き。…っていうのも一回やって大儀になったので結局今回は橋と橋の間を往復したのみとなった。雪面は5cmも沈まないほどに締まっていてテールを滑らせて遊ぶには固くておっかなかったけど、その分6速で流すこともできてユルく楽しめた。

写真は雪のある場所に引き返してランチにしたところ。帰宅後の業務もややオシなので調理めいたことはせずにパンと缶コーヒーで軽く済ませる。雲台吸盤によるテーブルはマズマズの働き。スノウバイクと言えばエクストリームな面が強調されがちだけど、穏やかな一人遊びもオツでガス。

おかげさまで確定申告は本日提出、滑り込みセーフ。…と、昨夜は前夜祭というか中打ち上げというか、ジンギスカンパーティとした。食前酒にはセイコマのホワイトサワー（カルピスサワーのようなもの）を飲んでいたんだけど、アルコール5％っていうのはどうもパンチが足りない。
「それなら」と買い置きのペットボトルウィスキー、ニッカ・クリアブレンドをドブドブ追い注ぎしたのが写真の状態。マドラーを取りに行くのが面倒でそのまま飲んでたんだけど、ホワイトサワーとウィスキーの混ざりきってない様子が見た目に悪くない。「テキーラ・サンライズの向こうを張ってサンセット・オン・ザ・スノウなんてどないだ？」なんて悦に入る。

ニッカ・クリアブレンドはそんなに辛口じゃないけど、やはり度数の利を生かしてギリッと効くし度数が低くなる底の方はチェイサーのようにスイスイ飲める。…ジュースのように飲み干しては杯を重ねて、ってなる間にウィスキー換算でどのくらい飲んだかよくわからなくなってしまうのが危険。

確定申告が落ち着いて野営の小ネタ動画【庵／I-oriの設営】をアップ。…庵／I-ori開発のきっかけは、伝伍（Simpleの前身）を使っていて“広さに余裕があるが故に野放図にムダが増える”と感じたためだった。そして今やハイカーズ・デポさんを始めとするUL組の皆さんにハーフシェルタ・タープ泊の機運が熟しつつあるようなのでウチとしても改めて訴求し直そう、と。
これまでインストラクションの手を抜いて「まあ…必要な向きに受け入れられればイイや」みたいにモノグサこいてたのを反省。ストリートバイカーズ編集さんからは「ストリート系ライダーさんにもキャンプツーリングの目覚めアリ」という情報をもらってたり、っていうのもあって「はんなりトンガったスタイルがアピールできれば」とは思っている。

…HD土屋親方からはこの春にまた調布で開催されるOff the gridに出展参加のお誘いをいただいているんだけど、新コットの試作等で進捗が思わしくないので今回はパスの公算強し。

昨日に引き続き、今日は庵/I-oriをシェルタ態様からタープにスイッチする動画を編集アップ。「ヒマなの？」と問われると…まあヒマというほどではないんだけど、確定申告の重圧感から解放されたのと春間近なのとでヤル気が向上しているのは確かではある。
タープへのスイッチは特に結露を乾燥させるのに便利。朝、起き抜けでまずはタープに変形させて、それから朝食を作りながら小一時間乾かす、と。日差しをしのぎながら風は通って爽やかに朝食。そして半解放状態で撤収作業、という一連の作業がスムーズなのがミソ。シェルタにしても薪ストーブにしても設営／組立て時は気合が入ってるからいいとして、「気分が萎えがちな撤収の負担を減らす」という点は開発時に重視しているつもりです。

ときに、この冬は暖冬だったから“春をお迎えする儀式”の地面の氷割りを割愛できてラクでいい。「待っているだけで春がくる」という心持ちでいられるのは気分のノリに拍車をかけるもので。

昨年秋から取り組んでいた金工ネタの一つがゴミ袋スタンド。使い勝手はなかなか良好。“室内にゴミ箱が形作られている状態”っていうのは「コンビニ袋を適当に置いてゴミ袋として使う」っていう下宿住まい的なスタイルから生活レベルが向上したような気がして心地いい。
ただ、先の作例だと加工の難度が高くてコスト高になるのと、実際に使う際にフニャフニャして万人向けには訴求できそうにない、っていうのが正直なところ。そういったわけで無雪期シーズンに入る前に第二試作をプラ板で作ってみた。強度はさして必要ないシロモンだからこの程度の工作でも用は足りるんであるまいか。見るからにゴミ箱ってわかりやすいし。今回の試作もソクタクにフィットするサイズで、撤収の最後に引き上げられるように単体ならペリーヌパックにしのばせられるようにした。

試しに使ってみて様子がいいようなら量産を考えてもいいんだけど、実際のところ似たようなものは既に100均とかであるかもしれんわなあ。

本日これより法事帰郷。伊丹行きの飛行機ということで今夜は新大阪で旧友と一杯やる予定。
と、先日MBS(Radiko)「ありがとう浜村淳です」で鳥取の“お嬢サバ”が紹介されていた。なんでもサバ界の箱入り娘、“虫がついてない”ってんで生食も可能な陸上養殖モノだそうな。して、これが大阪のサバ料理専門店SABAR(サバ―)に試験的に出荷されている、との由。現時点ではお嬢サバが供されているのは南森町店のみらしくて限定的なんだけど、何にしろサバ専門っていうのには激しく惹かれる。新大阪から河岸を変えるか、って話になったところで提案してみるとしよう。

写真は昨日、我が店上空を通り過ぎて行った旅客機。コンデジのｘ5ズームでも一応撮れてはいるけど、こういうときってカメラのディスプレイで狙うのはちとメンドい。垂直尾翼のマーキングが赤いことは肉眼でも見て取れたからJALかと思ったけどどうやら違ったようだ。

大阪から岡山に移動。07時前には動き始めて時間に余裕があったので500系こだまをチョイス。個人的には500系っていうのが新幹線の先鋭だと思っているが、騒音だの燃費だのはたまた客室側壁がラウンドして狭苦しい印象だとかで早々と一線から退いた形となったのは惜しい。
実際に乗ってみると、燃費については置いておくとしてもキーンっていう走行音や円筒型をハッキリと認識できる客室はまさに"地を這う飛行機"。速度で言えば700系に引けは取らないというから、各駅停車のこだま運用はさぞや悔しかろう。

よしなに考えるならゆとりを持って乗っていられるのと出発の度に加速感を味わえるのが贅沢なんだけど、ストップアンドゴーが多いだけに消耗が早かったりするんだろうか。

本日これより法事。と、それまでには時間をもてあましてしまうので親父の蔵書を特段アテもなく漁った。したところで発掘した写真関係の本二冊。写真についてはそんなに興味を持ってないもので技術論としても貪欲な姿勢じゃないのが正直なところ。
ただ、それが「写真作法」というからには多少なり取り組む心持ちが変わってくるかもなあ、という気がして借りて帰ることにした。奥付けによると1976年。写真を取り巻く世相論という見方をすると存外楽しめるかもしれない。

もう一冊は報道写真集。今となってはネットで1977年の情報を閲覧することはたやすいけど、こうやって手に持てる本の形になっていることで情報というものに対する接し方が随分違うことを実感した。