静岡よりマサラをこめて

静岡よりマサラをこめて 2009-04-20 「[浜松] カビラ (その2)」へのコメント：

不意の平日休みに浜松といえば…カビラのチャナマサラランチ！やっと食えるぞッ…！という事で足取りも軽く店に向かう。

サゴーホテル地下への食堂街入口で提示メニューを確認、よしよし、ちゃんとあるぞチャナマサラランチ…って店名が「タージマハール」に変わってるんですけどー！？えっ！まさか！やっぱあのナンだからテコ入れが図られてしまったのか！？…と思ったんですが、単に店外提示メニューの店名記載が古いままというだけの様で、店前まで行けば何時もの店構え。なんだ、ビビったよ…。

サリーを着込んだおばちゃんに「チャナマサラランチね！」と告げる。微笑と共に頷くおばちゃん。…しかし私の席から離れようとしない。あれ？

『○☆△※％＊＃§±？』

むむ、何を言っているかは聞き取れなかったが疑問形なのは分かる…おばちゃんの指差す先にあるものは…他メニューの写真の焼き物小皿。だぁぁ、またかい！「チャナーマサーラーランチ、OK？」とこちらも指差しながら言っても的を得ない様子。ぎゃー、また押し問答か…と思った所に今回は一足早く颯爽とイケメンネパーリー(髪切った)が登場。

『チャナマサラランチですね、かしこまりました！』

相変わらず流暢だのぅお前さん。何でお前さんがホールに常駐していない時に俺も入店してしまうんだろうね…ってよく見りゃ周囲の客4組は全て外人(及びその連れ合い)だった。俺の英語発音なんてそんなもんって事か…_no

先ずはサラダ(左)と、少し遅れてチキンチャート(右)が。チキンチャートってのはチャートマサラを使ったスパイシーなチキンの何かかと思いきや、普通のコールスローサラダって感じでしょうか。BBQチキンのスライスが結構多めに入って悪くない。

そしてチャナマサラとバトゥラ。これにドリンク(メニューには"インドティー"としか書いてないが何でも選べるっぽい)が付き、\1,150也。

チャナマサラはピーマンやタマネギが顔を覗かせ、言うなればチャナ・ドゥ・ピアザ？ここのカレーが水っぽく感じるのは、いつも辛さを2のMEDIUMで頼んでるからだと思い今日は3のSPICYにしてみた所、狙い通り水っぽい感じが薄まって(残念ながら消えはしなかった)良くなった！辛さも丁度いい感じだったし今後は3のSPICYだな。チャナ豆はホクホクで美味しいです。

で、バトゥラが…何だか微妙な膨らみ具合ですね、と千切ろうとしたら…熱ッ！これは膨らんでいるんじゃなく、厚みのあるナン生地をそのまま揚げただけ？まんま揚げパン。揚げたては勿論嬉しいんだけど、厚みの分、油もたっぷり吸われているので…熱ッ！熱いって！熱過ぎる！こんなの素手で揚げ物が出来る職人でもなきゃ千切れないよ…。そうこうしている内にカレーはどんどん冷めていくので、ナプキンを二枚使って挟みながら千切りましたよもう。揚げたて揚げパンなので味は美味しいですが、熱い内は気にならない油っこさが食べ終わる頃には胃の中でズドンと響いて満腹満腹。こりゃ確かにいいボリュームです。

チャナマサラランチは良かった。しかしこの店はあのナンだからなぁ…という事でまだ微妙に思っている。チラシによると最近のディナータイムはナン食べ放題になっているらしいのだが、あのナンが食べ放題でもなぁ…しかしまぁ、食べ放題にする事により発生する何らかのしわ寄せが、あのナンをいい感じに変える作用をもたらしているかもしれないし、またディナーにも行ってみるかね。何だかんだで結局この店との縁は切れないな…。

ディナーはナン食べ放題！のチラシでおどけるタンドール窯のシェフ。何やってんだ(笑)。

[浜松] カビラ (その1)　(その2)　(その3)　(その4)