静岡よりマサラをこめて

ベンガルキッチンが水落交番の向かいに出した2号店。ティフィンとは軽食のこと。土日にチェックする限り何時行ってもCLOSEDなので、こりゃ平日ランチだけ営業してるのか？と思い、たまの平日休みのお昼に足を伸ばしたら…やってました。

12時丁度くらいに訪ねたらテイクアウト客でごった返していたので、昼休みも終わるであろう12時50分頃に出直し。分かりやすいベンガル人な顔立ちの店員さんに『ドウゾ～』とにこやかに招き入れてもらったが、私の入店直後に扉の所の OPEN を CLOSED に貼り替えていた。おいおい、ホントにランチタイムきっかりの営業なのか…。
近辺のサラリーマンとOL狙いという事で殆どの客はテイクアウトだったが、一応店内には8席ほどあり食べていく事もできる。ただまぁ狭さもさる事ながら、冷房の効きがヌルかったりテーブルの拭きが雑だったりと、決して快適な空間ではない…現地っぽいっちゃ現地っぽいのかね。

メニューに並ぶのはベンガルキッチンで見た事のある品々で、ベンガルカレーセットやタンドリーチキン丼、サモサやアルルチョップなど、テイクアウトしやすい、手軽に食べやすい、小腹を満たせる、といった要件に当てはまる物のみを抜き出し、どれも\500以下とする事でワンコインランチを強調している。目新しい物は特に無いのか…と思ったが、この店だけのメニューとしてはケバブ丼，特製からあげ丼(笑)，ダッカロールなどがあった。

タンドリー丼は本店の方で何度か食べているので、ここは折角だからケバブ丼を選ぶぜ！\500也。ケバブ丼と聞くとマネーの虎を思い出し、ドネルケバブ(削ぎ切り肉)が乗っている姿を想像して待っていたが、実際は食べやすい大きさにカットされたシークカバブ(ミンチ肉)でした。作り方としてはタンドリー丼と一緒で、まず丼にイエローライスを盛り、真ん中にゆで卵を埋め込んだら、その上にせんキャベツを敷いて肉をセットし、特製ソース(チリマヨネーズ)をたっぷりかける、そんな感じ。
よってお味はまぁ…ジャンクです。この日はライスの炊き上がりが柔らかすぎで残念だなと思ったが、その辺は日によるブレもあるとして、基本的にジャンクな食べ物に抵抗がなければ美味しくいただけるかと。タンドリー丼を食べた事がある人は、肉がタンドリーチキンからカバブになったと考えてもらえばOK。

ランチのボリュームとしては丼だけで十分だと思うが、折角の機会なんでダッカロールをテイクアウト。\200也。
ダッカロールとは、バングラデシュの首都ダッカで大人気のロール！…かどうかは知らないが(ぉぃ)、物としてはチキンのソーセージをチーズと共にロティで巻き、それを揚げたというシロモノ。サクサクに揚がったパンとソーセージのハーモニーは…こんなパン、その昔ボンヌールで売ってたな～という感じ(静岡市の団塊Jr限定ネタ？)。マズくはないし小腹を満たすにはいいと思うけど、\200は高い。

退店際に営業時間について尋ねてみると、7/1から夜の営業も開始し、週末の営業もその内始める(土曜と日曜、どっちを休みにするか迷ってる)との事で、『オウエンシテクダサ～イ』と言われたが…う～ん、今のままのファーストフード形態で行くなら、客の応援を乞うよりは自らの回転効率を上げる方に注力した方がいいんじゃないのかね？こっちとしてもこういうジャンクな感じを突き通すならね…本店行ってゆっくり食べるわ！って思っちゃうし。

北街道、水落交差点の角(水落交番の向かい)。
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