訪問はしたものの、忙しさにかまけて更新をサボっている間に閉店してしまったお店シリーズ、その2。

このお店は、サントシに再訪した帰りに「(2012年)10月オープン!」という事を知り、楽しみに待ってたんですが、それが11月に延期して…12月に延期して…結局翌年3月になってようやく開店したお店。焦らされ過ぎてもうその頃には興味が薄れてましたは(^^;。結局訪問したのは2013年の秋頃。店内は入って右側に4人テーブル3つ、左側にカウンター4席と狭い。

開店前に視察を兼ねてちょくちょくお邪魔していたというYZさんが、グンドゥルックを始めとするネパリカナを色々と召し上がったという事で、どれだけネパール料理が並んでいるんだ!と、楽しみにメニューを開いてみたら…
[浜松]クマリキッチン [浜松]クマリキッチン [浜松]クマリキッチン
うーん、店名の割りに品揃えはインド料理。っていうかランチセットのメニューがナンセンターと全く同じで、品揃え自体もナンセンターによく似ている。つまり、ネパリカナはモモとチョウミンくらいしかないって事で…クマリ様、貴女の名前を出しておいてこの内容なのは許されるのですか…?(´;ω;)
(その後カマルさんに確認したが、店自体には関連性はないとの事)

ま、まぁ、こういう店の楽しみは味だけじゃないよ?店員と語らうのも楽しみの1つだよ?という事で、ネパールの雑誌があちこちに置いてあるから店員がネパール人なのは間違いなく、ネパールの話を振ってみようかと思ったが…店員2名のテンションはどちらも超低くてそれどころじゃない…っていうか、サーブが遅いのでその内イライラしてくる(汗)。先客が居たというのもあるが、それにしても遅い(↓の物々が出てくるまで45分)。カウンターからだと調理工程が丸見えなので、丁寧に作っているというのは分かるんですけどね…。
[浜松]クマリキッチン
モモは7pcsもあり、包み方が雑だったりするのはある意味手作り感が出ていていいんですが、うわ~!中の具材が鮮やかなピンク色!つまり具材は(若干スパイスの効いた)鶏ミンチ(ミディアムレア)のみって事で、付け添えのソースもただのケチャップだし、これは小学生(低学年)が作った肉餃子か何か?という感じでガッカリ。
[浜松]クマリキッチン
そしてダルカレー&ライスも…ライスがベチャっと柔らかめなのはまだいいとして、ダルカレーがこれまた変な感じの仕上がりで、マッカニーを目指してか牛乳&ナッツペーストを大量に投入するがあまりゲル状の仕上がり(げるダルとか誰得だお!)。しかもこのナッツペーストがカシューナッツメインならまだしも何故かピーナッツメインなので、カレー風味のピーナッツバター(レンズ豆入り)を食ってる感じ。なんだこりゃ。
アイスチャイはかなり美味かったのが唯一の救いでした。

という訳で、[覇気が無い],[サーブが遅い],[味がイマイチ]という閉店三要素を見事に取り揃えたこの店も、半年くらいの命だった様で。さもありなん。っていうかこのハコはことごとくダメですね。定着しませんね。旧インド屋のハコもダメみたいだし、この辺は何かあるんでしょうか…。

[浜松]クマリキッチン
笠井街道の与進小学校交差点からローソン横の裏道に入り、少し南に行った所。

※.店が変わりました → [浜松] バスパニ