静岡よりマサラをこめて

結局カムボムはあれから再開する事なく閉店となってしまいました(´；ω；)。その後釜に入って今年の春先にオープンしたのがこの店で、前店を意識してか看板にはインド＆スリランカカレーとあり…おいおいここはシーツーの静岡店か！？とツッコみつつ、って事は相変わらずあのスリランカカレーが頂けたりするのかなぁと、期待して行ってみました。

店構えはオーニング看板が変わったのみで、相変わらずテーブル席×3とカウンター5～6席の狭い店。カウンターと厨房間に変な仕切りがあり、厨房側の人と話しづらいのも相変わらず。料理人としてはこっちの方が集中出来ていいんでしょうか…。

メニューはやっぱり大幅刷新。基本的にはインド料理が並び、スリランカ料理としては単品カレーが9種(文字のみ…)と、オムレツ，デビル系炒め3品，カツレツ，フィッシュロールなど最小限の一品料理しかなくなっていた。嗚呼、コットゥロティがない…イディアッパもない…食っておくんだった…。

しかし幸いにも俺の好きなスリランカの揚げ物はある！先ずはこれを食べて落ち着くか…という事でフィッシュロールを、4pcsで\650也。おお、相変わらず揚げたてだね！とウキウキしながら食べたが…何かジャガイモ分を無駄に増やして増量してない？お陰でサクッと噛みきれないしフィッシュの味も薄まってるしで、カムボム時代とは比べ物になりません…どうなってるんだよぉぉ！(´；ω；)

ディナーAセット。カレー1品(インドカレー11種，スリランカカレー9種から選択)，ナンorライス，サラダ，ドリンク(チャイ，ラッシーあり)で\1,080也。
カレーはスリランカのフィッシュカレーにした所、サバを使ったココナッツミルクベースのカレーが出てきたが…うーんこの淋しい絵面。サバは小骨も少なく意外と良かったが、ホールスパイスもチラホラ見える割にカレー自体のスパイス感は皆無なので、お味はちょっと異物の入ったココナッツミルク。更にこれに合わさるのが日本米でしかも柔らかめの炊き上がりだったので、完食も危ういレベルでした…。

しかし、チャイを飲みながらガックリと肩を落とす私の背後では、ディナータイムだというのにひっきりなしに客が出入りしてるんですよね…。店としても日本人のバイトを1名雇えているし、普通にインドカレー＆ナンを食えば、リピートしたくなるいい味の店なのかもしれません。まぁそっちは追々試してみるとして、それならそれで尚の事、もうスリランカの側面はバッサリ切り捨てていいんじゃないですかね？こんな上っ面の作り方だけ引き継いだ味じゃカムボム時代の客は去るだけだし、↑みたいな選択制にしてると、スリランカカレー＆ナンにして泣きを見る人もいそうだし。

という訳で、スリランカ料理には期待せずにご訪問を。

水落交番の所から入ってお堀沿いに進み、最初の交差点を右に。その先の交差点(角に\100ローソン)を過ぎてすぐの右手。細い路地の先が駐車スペース(2台)ですが、軽自動車専用と考えた方がいいです。

[静岡] ダハミ (その1)　(その2)
.