浜松の奥地に、謎の雪男を発見か!?(水曜スペシャル風に)
ここは浜松の天王町。これまで、インド屋,サントシ,モニ,マリナ,クマリキッチン,バスパニと数多のインド料理屋が駆逐され続けてきたこの地に…新たな店がオープンしたとの情報をキャッチした。しかもその店はインドでもインネパでもなく、ネパール料理店だという。本当なのだろうか?我々は現場へと向かった。
笠井街道の与進小学校交差点から脇道に逸れ、しばらく進んだ先…そこは以前バスパニだったハコであり、今はもうただの暗闇となっている筈である。なっている筈であったが…なんと明かりが灯っているではないか!!!
(チャラリ~♪←例のイントロ)
しかも外面は色とりどりに装飾され、看板にはNepalise RestaurantとYETIの文字…これまでのイメージを払拭し、我々を誘い込んでいるかの様である。この扉を開けたその先に、あの雪男が、伝説のUMAが、イエティが居るというのかッ!?我々は恐る恐る扉を開けた……扉を開けると、そこには謎の人影が!!!(チャラリ~♪←例の(略))
カウンター越しに待ち構えていたのは、渋谷のネパリコから静岡に転じ、清水のヒマラヤンコテージ、袋井のハヌマナなどで我々を幾度となく迎えてくれた歴戦のシェフ、グルンさんであった。聞くと、ここは12/1にOPENしたネパール料理屋なのだという。雪男の棲み処ではないというのか…?
一先ず我々は、彼の作る料理で一息入れる事にした。インディアンランチとネパリランチがあるが、迷わずネパリランチのダルバートを選ぶ。ダル,バート,サグ,マス,タルカリ,そしてアチャール…食器や盛り方から既視感は感じられるが、マス(肉のおかず)はチキンと日替わりから選べる様になっていたり、美味しさは以前より上がっている様に感じられた。ダルとバートは勿論おかわり自由で、ランチなら\800と破格である。
左から、ミックスアチャール\450,スープモモ\780,チョウメン\580。スープモモは現地仕様の辛味UP版も可能で、7pcsも入っているのでボリューム感があり、チョウメンも値段の割になかなか盛りがよい。またこれらは注文を受けてから作り出すため、出来立て感も素晴らしい。
メニューを眺めると、他にもセクワ,ゴルカリチキン(ククラコマス),バンブースープ(アルタマ),チャパティ等あり、といって完全ネパール1本には絞らず、キャッチーなタンドール料理やナンと組み合わせたセットも揃える事で、広く支持を得る事を狙った品揃えとなっている。『パーティーメニューとかも、今考えてマスヨ』と不意に声を掛けられ、振り返ると…そこに居たのは!!!(略)
この店のオーナーであるダカールさんはご兄妹で店を切り盛りされ、日本語も大変お上手なので意思疎通も問題なく、別れ際には『ネパールの家庭風がよければ、そういう味付けにもしますヨ』とのお言葉をいただいた。遂に浜松でも、本格ネパール料理の幕が開けたのだ──
我々は伝説の雪男には出会えなかったが、伝説級に美味いネパール料理に会う事ができた。
興味の湧いた方は是非、お立ち寄りいただければと思う。
そこで見つけたものは…
マーゲサクランティセットでした!
ビリヤニ、チャパティ、里芋入りダール、じゃがいもとひよこ豆のスープカレー、山芋と小松菜のサブジ、チキンカレー、ブラックティーでした!
ランチタイム最終客となり、夜メニューを見せてもらったり、今後の展開を聞かせてもらったり、楽しい時間を過ごさせてもらいました。
とってもいいお店ですね!
(2016-01-19 18:02:22)