ゆうゆ

 今朝、言った。
来週は、お江戸へ行くのだと。
黙って頷いたバホぢ。
何も聞かなかった。ありがとう。
研修と言い通してみせるわ。

 ケーブルを入れるまで、3週分の「スマスマ」の諦めていた。
あんまり面白くなかったし、クサナギさんのツボもなかったし。
何度も書くけど、地元局はフジと日テレのあいのり。
月9・10時は、日テレがお当番。
けれど、その3週分が順不同で地元局にて放送された。
縁ってこんなもの。
たしか一回も、とり洩れはないはず。
あ〜〜、ワタクシって、やはりダメじゃん。

2006-04-19(水) 00:27

準備中

 飛行機のチケットをとりに行った。
お江戸まで行き、希望のホテルに泊まれて、朝ご飯付きで39,800円。
ありがたい世の中だわ。
土地勘があって、安いホテルで、旅割にすればもっと安くなるんだけど、
今のワタクシには、そういう余裕がない。
夜の移動になるんだから、ホテルは分かりやすいを第一条件とした。
とりあえず、間違う事はないと思う。
渋谷まで、頑張って出るわよ〜〜〜

 しかし、職場での宿題が2つもあるのよ。
22日までにやりこなさなければ。
頑張るのよ。
それが出来ないと、行けないよぉおおお〜〜

 
 あとは、お天気が気になるくらいよね。

2006-04-20(木) 22:54

大風

 家が飛んでしまいそうな風が吹いてますよ〜〜
揺れてますよ〜〜
恐いですよ〜〜
もともと風の強い所なのだけど、今日の風は台風並みかもな。

 ここ数日、緊張のせいか食欲不振。
食べたくないってのか、お腹が空かない。
まぁ、流れに任せるかな。
って、1週間くらい食べなくても大丈夫な身体ではあるな。(納得済み)

 あ〜〜〜、終わんないよ〜〜〜
もうちょっとガンバらないと。
そこそこ考える時間はあったのに、ダメなワタクシじゃん!!
どうも見事に浮きあしだってるって感じ。

 ま、ここ数時間でなんとかするわ。
今までもそうしてきたしサ。(な〜んちゃって!!)
しかし、終わらせないと落ち着かないのは確かだよな。

 BSで、レーナードスキナードとイーグルスのライブを見た。
レイナードスキナードは、飛行機事故の前のもの。
南部ロックは、泥臭い。
が、それなりにカッコイイ。

 さて、イーグルスだが、オリジナルメンバーで2枚目のアルバム「デスペラード」を出してすぐのライブ映像。
あぁ、懐かしいランディの姿。
この当時は、バンドの方向性は、バーニー・リードンが決めていのだろうと思わせる選曲だった。
意外性はあるが、ライブで聞きたい曲ではないよな。
カントリー色が強くて、4人の完璧なハーモニーは素晴らしかったが、もっと違う
アプローチがあったはずだ。
そのバーニーは、あと2枚のアルバムに参加するのだが、彼の色はだんだん薄れて行く。
バンジョーよりも、ダブルネックギターに。
当時のメンバーの姿も、懐かしかった。
うん、うん。
この頃の彼らは、まだ充分な成功を手に入れる前だった。
グレンとドンの2人の中に、静かなものが流れていた。
最後に、76年の「ホテルカリフォルニア」のライブ映像。
ワタクシが、もっとも愛した頃のドン・ヘンリーの姿。
切ないよな。
本当に、切ない曲だ。
 
 しかし、全曲ほどほどに歌えるワタクシって??
うん。そのくらい聞き込んでたって事よね。

 キャン待ち取れました〜〜
しかもかなり有望な番号頂きました〜〜〜
夜勤明けで、公衆電話ボックスにこもってましたよ。
何度も受話器を持ち、プッシュして戻すの繰り返し。
本当に変な人だと思いますよね。
しかし、公衆電話は、比較的にNTTのおネエさんの声を聞かずに話し中の音が聞けたので、
やはり有望なのでしょうかね。
昔、チケ取りのほとんどを公衆電話でしていたワタクシ。
その後も、チケ運を使い果たしそうな勢いで、本当にどうしちゃったかしらん??

 お江戸に行くなら、どうしても2回見たい。(欲ばり!!!)
どうしても全体を見渡せるところで見てみたい。
白い足の裏は、最後の楽しみサ。

 さ、仕事ガツンとやり終えた充実感を味わいながら、仮眠します。

 風がビューンびゅーんと吹いてます。
あな おそろしや。

 これから、まずはお弁当作ります。
無事に、行けますように。
ドキドキしてますけど。
娘たちには、バレバレでしたけどね。(笑)
何も言わずに、送り出してくれる家族に感謝しつつ。

 待ってろよ、クサナギツヨシ!!

 ワタクシなりにちゃんと(?)ちゃんと(??)、移動して会いたい方々に会ってきました。
もちろん「父帰る/屋上の狂人」を見る為の上京でした。
その感想の前に、先にワタクシの頑張りを。

 空港まで、バホぢに送ってもらって、飛行機に乗って、その時々にナチュラル〜なボケをかましながら。
なんとか渋谷まで行き、ホテルを確認し、新宿にてFさんと合流。
1人で不安を訴えていたら、誘ってくださり、舞台までの素敵な予定を立てて下さっていた。
ちょうど、新宿は雷と豪雨。
ワタクシは、嵐を呼ぶオンナ???

 娘1のお土産にルミネよしもとに行き、次長課長さんのストラップ購入。
しかし、新宿駅は、ワケが分からず、どの線で新宿に着いても、気がつけば西口にいるワタクシ。(とほほ)
ルミネで、お昼をとって雨をやり過ごしました。
小1時間で、雨が上がり、ロケで使われた教会や並木道を駆け巡りました。
上手く時間が使えたのか、銀座の「キルフェボン」で、お茶まで出来ましたよ〜〜
もちろん、スマ話に花咲かせて。
予定をすべて消化し、三軒茶屋へ。
18時の回を立ち見で見て、その後に今回誘って頂いたU子さんとSさんと合流。
偶然にも20時の回に、Mさんが来ておられ、まさか会えると思ってなかったので、ビックリするやら嬉しいやら。
終演後は、3人で最電まで語り倒し。
本当に充実しておりました。

 そう明日は水曜日。行くべき所は一つでしょ!!と、背中を押され。
行ってきました。某所。
あにやんの生存確認とチャリをこぎ、タイヤに空気を入れる今昔くんを見かけ、
大満足で新宿へ。
午後から、U子さんがつき合って下さって、六本木ヒルズへ。
また、語り続けつつ、石の上で混ぜるアイスクリームを並んで食し、満足して、空港へ。
羽田空港へ乗り換えで、一瞬サイフをなくしたか??と、青ざめるが、なぜか荷物用のバッグに入っており、
ホッとして空港へ。
娘たちの所望のものを、すべて見つけ出せたのでした。

 本当に楽しい2日間で、もっと続けていたい時間だったので、なんだかゲートをくぐったら、
悲しくなっちまった。
この2日間、お世話になった方々、本当にありがとうございました。
何者にも変えがたかったです。

 東京に行けて良かった。

 さて、クサナギツヨシについては、また明日。
 
 

  キャン待ち番号12番は、舞台向かって右側の通路。
左側、右側は交互に振り分けていた様なので、右側になったのは本当に運が良かった。(次の回は20時は左側なので)
階段部分では3段目なので、席だとF列あたり。
思ったより近い。
会場に入ってからは、不思議なものでドキドキは遠のいていた。
何にも感じないというのか、『無』になってしまったのかもしれない。
しかし、その『無』ゆえにいろんな思いが交錯したのかもしれない。

 「父帰る」
芝居うんぬんの前に、やはり先に書いてしまっておこうと思うのはクサナギさんのコト。
この位置からは、新聞を広げるクサナギさんの横顔が見えるワケですが、
その横顔のきれいだったこと。
この世の中に、こんなにきれいで白い生き物がいても良いのかと思ってしまった。
本当に、この人を見にやってきたんだと実感。
そのまわりも白いオーラがいっぱいで、しかもオーラの強弱を変えながら、
存在自体を包んでいたように思えた。
 最初のセリフ「おたあさん」を聞いた時、置き物じゃなく動いた!!となぜか思ってしまった。
「おたあさん」もっとあんな凛とした声じゃなく、少し間抜けな声でも良かったかな?
などと思ってしまった。
いや、もっと優しくても良かったかも。
もちろん、表情は優しいのだけれど、なんだろな、もっともっとあるでしょ!
けれど、それは家長としてのひと言なのだと思えば、納得できたりもするんだけど。
これは、日常のひとこまが急に一気に動き、いきなり非日常になってしまう話なので、
日常の演技を大切にしないと、非日常が浮きたたない。
まわりの演技者の方は、流石というのか、ご飯をよそう、手を洗う、袴を脱ぐ、
動きながらの芝居を積み重ねていく。
クサナギさんは、そこに座ったまま、黙々としている。
そうそう、お味噌汁を飲むタイミングが兄弟揃って全く同じだったね。(これは勝地くんと合わせていたのよね)
そんな事をばく然と見ていた。

 感情が一気に高まっていき、激高してしまう場面。
最初は、感情が高まりすぎて、怒りが前面に押し出されすぎていたように感じた。
押し殺すような怒りの表現が、出来ていたのではなかったかと逆にガッカリしたのだ。
が、それはこの「父帰る」についての捉え方が変わることで、見方が変わった。
これは駄々っ子ような甘えが入った怒りだったのではないか。
父の存在を許せない、許さないと思っていた賢一郎。
いきなり自分の築き上げた日常に、土足で上がってきた非日常の父。
その父を父としての尊敬を持って、素直に接する弟妹に、「おい、ちょっと待てよ」と
言いたくなる気持ち(怒り)は理解出来る。
と同時に、「どうしてそうも素直になれるんだ」と羨ましくもあったかもしれない。
そうして、この兄は、きっと自分の逆境を少しは父のせいにはしたかもしれないが、
呪文のように悪人に仕立て上げてなかったんだろうな。
そんな賢一朗の思いを分からないのは、父だけで。
今の時代ならは、あそこで抱きしめてやれば、それで良かったのではなかったと思えている。
威張って入って来たけれど、内心はヒヤヒヤでだったろう父の思いもまた静かに表現されていた。

 再度、出て行った父を追いかけるか否か?
唐突な感じがしたのは、たぶんそこまで理解が出来てなかったからだと思う。
最初見終わって、何も感じず、何も言わなかったのはそのせいだと思う。

 「屋上の狂人」
階段に立っているワタクシの目の前には、あの屋根。
義が、座って金比羅さんを見ているその目線と同じ高さにいるワタクシ。
なのに、なせだがアゴが上がっていたみたい。首がイタイよ。

 ワタクシ的には、こちらの方が期待しておりました。
コミカルに屋根を飛び回るクサナギさんは、義そのものでした。
本当に難しい役だと思います。
どれだけ純粋で、どれだけ無垢なのか、はかり知れない存在の義太郎。
すべてが狂言回しのように進んで行く中で、舞台が躍動的に動くのが楽しい。

 最初は、義を父や母が認めて、弟が認められないってのが、しっくりいくかなと
思ってましたけど、実は、みんなが認め愛情を注いでいたのだと、2回目を見て
思いました。
なんて読みが浅いんだ!!
てことで、Fさん、スタバでの会話はなかった事にして下さいませ。
 
 しかし、菊池寛、奥が深い。

って、ことで、そのいろんな感想がごっちゃまぜになりましたが、
20時についても、またアップしますです。
 

 18時の回がはけ、スタバでコーヒー飲んでいたら、U子さん到着のメール。
この回の席は、U子さんが譲って下さった席。
まもなくSさんとも合流し、花粉症がヒドイのか、いつも以上にスゴかっただろうと
思われる賢さんの話をしていたら、序盤の頃は、そんなに泣いてなかったと教えてもらった。
感情が膨らんでいるだろうなぁ〜〜と思う。
舞台向かって左側C列。前から2列目じゃん!!
わかっていたけど、あまりの近さに見を乗り出して、舞台を見上げてしまう。

 「父帰る」
暗転して、目を凝らしていたら、座って新聞を広げる姿がぼ〜〜と浮かび上がって来た。
あぁ、今だ視力が1・5ある事を感謝しつつ、息をのむ。
明るくなって、距離をはかると2mくらいしかない。
この場所からは、座っている間は背中が見えている事が多い。
が、時々は向き直しても横顔までは見えない。
セリフを言う度に、しっかり動くアゴのラインに目がクギ付け。
耳も後ろから見る事もあまりないし、何より待ってました!!の足の裏。
こんな近くで、クサナギさんの足の裏を見る事なんて今後ぜったいない。(断言)
白いよ〜〜平たいよ〜〜〜
おたあさ〜〜〜ん!!!!どうしようよ〜〜〜
どうしよう、どうしよう、と思いつつ見倒す事に決めたのでした。
そう、お味噌汁を飲むところ、18時は自然に出来ていたが、今回はどちらかが
間にあわなくて、不自然な間が発生していた。
ここからは、帰って来た弟妹が、玄関を入ってくるところや手を洗う姿がまったく見えず、
丁寧な梅沢さんの動きは、あまり見えない。(いや、きっと見てない)
けれど、沢さんの表情の変化は見事過ぎて、安定されており素晴らしかった。
後半からの登場で、その立ちふる舞いの見事さと言ったら!
ギュッとした緊張感を醸し出す。
父の一挙手一投足に、弟の勝地くん妹の西尾まりちゃんのまっすぐな眼差しが印象的。
兄弟が飛び出して行って、細く泣き声を上げている母娘。
これは、離れていては聞こえないくらいの細い声だった。(前回は聞こえず)

 前回は、結構泣いている方もいたのだけど、今回は自分が集中しているせいか、
気がつかず。
ただ、始まってすぐマナーモードのブルブル音が!!2回も!!!
クサナギさんにも聞こえているに違いなかったろうけど、しょうがないのかなぁ〜〜

 
 「屋上の狂人」
まったく見上げる感じになって、アゴが上がりっぱなしで、軽い頚椎捻挫??と言うくらい
肩に力が入ってしまった。
この位置からだと、クサナギさんのアゴからノドにかけてのラインがキレイに見える。
これも、この先ぜったいにナマで見る事ない!!!
そんな貴重な時間でした。
義太郎は、本当にええなぁ〜〜と思いつつ、楽しそうに義太郎を演じているクサナギさんを眩しく見つめてました。
当初、義の目を通じて何が見えるのだろうと思ってました。
瀬戸内の海などと予想をしていたのですけど、彼が見ていたのは、
彼にしか見えないものだったのですね。
右側からは、見えなかったまりちゃんの台所仕事。大根むいてたんだ!!と、ビックリ。
お母さんの梅沢さんの左寄りにいることがおおく、まりちゃんとの絡みの小さな芝居は、ほとんど見えなかったが、
ここで見られて良かった。
このお母さんの気性がよく表れていたのだなぁ〜〜
お母さんも、ポンポンものを言うが、実は憎めない人。
ここに出てくる人は皆、いいひとばかりなのだ。
そのいい人に囲まれている義太郎は、伸び伸びと育っている。
ある意味幸せな人。
下男の吉治さんの富川くんが、初々しく沢さんとのやりとりが楽しかった。
ここでも、この家のおおらかさがよく表れている。
この時代、主人に意見する使用人はおらんだろう。
いえ、深く読むと、義が普通の人だったら、こういうおおらかさにはならなかったかもしらんな。
義の存在を許す事から始めたから、こういう家族になったのだろうな。
巫女の指図に、素直に応じながら、本当に治るとは思ってないのではなかろうか?
というくらいの軽いノリを感じてしまう。
ただ、弟のように開き直ってないだけで。
巫女の木村さんと巫女を連れて来る漁師の高橋さんは、軽妙で滑稽にはならない所で、
踏み止まる芝居をされていた。
すごいなぁ〜〜
出て来た瞬間に、場の風が変わったように思えた。
しかし、まりちゃんにしろこのお2人にしろ贅沢なキャストの使い方だなぁ〜〜

 前回、書き忘れちゃったのだが、ラストの義に語りかける次を見ていて涙腺決壊した。
なぜかとっても泣けた。
兄の為に、成功する。
スゴイよなぁ〜〜兄弟愛なのよね。本当に義は幸せ者だ。

 羽田へ向かう京浜急行の中で、香川の海を見た。
青い澄んだ海。
あぁ、こんな風にして、この舞台はワタクシの中で完結していくのだろうと、
偶然を思った。

 まだまだ思い出した事や書き忘れた事が出てくるでしょう。
そのたび事に書いていきます。

 なかなか感想を書けなかったのは、ワタクシはクサナギツヨシを見に行ったのに、
そういう気持ちだったのが後ろめたく思えたからでもあります。
そうして、今後のクサナギツヨシに関するワタクシの思いが変わりつつあるのです。