さてさて、彦一さんは、百合岡さんや満さんレベルの役となりそうな予感。
このまま、改心しませんように。
このまま、任侠の世界に身を置いて下さいますように。
このまま、ニヒルに笑って下さいますように。
1話では、どちらに転がるのか、ちょっと不安もありましたが、この感じでキャラが、
確立するとワタクシの幸せが続くと言う事ですわ。
期待してます!!
2話の話は、ご老人の老いとプライドの話でした。
認知があっても、排泄については、とてもデリケートな問題でして。
失禁していても、私じゃない。
トイレの水を流せてなくて、確認したら、私じゃない。
とにかく、失敗はしない、恥ずかしい事は私じゃない。
と言うのは、人間の本当の気持ちでしょう。
トイレに一緒に入るのですら、こちらも申し訳ないし、ご老人も嫌だと思うのです。
が、その事を、認知があっても、「私に悪いことをしない」と理解してくれるから成り立つのです。
一般の流れから言うと、オムツは出来るだけ使用しないというのですが、問題を分かりやすく表現するため、
こういう手法を取ったのでしょうか。
が、画面に出ていたご老人は、せいぜいリハビリパンツで良いと思うのですけど。
しかも、あのオムツ、うちで使ってるのと同じだし(苦笑)
しかしね、ご老人が紙製品を受け入れるのは、家族の介護負担の軽減のためって結構多いのですよ。
人というのは、老いていくのです。
悲しいけれど、その悲しさを受け止めつつ、ワタクシたちは仕事に励むのです。
そういう意味では、彦一さんの思いは、介護者向きなのかもしれませんな。
悔しい思いをたくさんしますもの。