ゆうゆ

 いやいや、本当に男前や彦一さん。
そうして、優しいよな。
彦一さんのあの乱暴な口調を聞くと、思わずスカッとした気分になるよ。
あ〜〜、思いっきり言ってみてぇ〜〜
「うるせぇんだよ、ババア」「さわんなよ〜」
アハハ〜〜
けどよ、なんだかんだで気配りも出来るんだよなぁ〜〜彦一さん。

 施設や病院は姥捨て山か否か?
今回のテーマでした。
それは、ご老人の心がけだけなのですよ。
何が何でも、家で見る事は美談ではありません。自己満足なだけです。
が、たった数日のショート利用でも、「親を馬鹿にした」だの「勝手に連れて来られた」だのと言うのに、
そういう気持ちだと、施設は姥捨て山でしょう。
預けただけで、会いに来ない家族。
その姿勢こそが、姥捨て山にしてしまうのです。
まだまだご老人は増え続けます。
ドラマよりも悲惨な現実は、すでにたくさん起こっているのです。
何度も書くけど、施設にご老人を預ける事は、親を捨てる事にはならないという事です。
次回は、ターミナルケアについての様ですね。
看取りについては、これまた深いものなので、楽しみです。

 さてさて、カッコイイりこちゃんが怒り狂う姿は、迫力あります。
本当にクールです。
そうそう、鷲津の親分の人間らしい事。さすがは大物です。
喋らない夏夫さんは、失語症と思われ、こちらが喋っている事は理解されていると思います。
ああいう刺激は、職員が与えてあげるべきものなのですが、なかなか手が回らず、
喋らないから大人しい人になってしまうのです。
が、そうなってはいけないのです。
けど、お金があるんだったら、自費でヘルパーを雇えば良いじゃんって思ったんだけど、
何か魂胆があるんだろうな。
晶さんの病気の進行と、それを認めて思いやる涼太。
なるだけ、悲しい現実が遠くになる事を願います。

 しかし、クサナギさんにこんなハマリ役が、訪れようとは・・・
何があるかわかりませんな。

 試写会の日は、研修と重なったため、せめてもと思い、初回で見て来ました。
いやいや、正直な話、ズラ姿のクサナギさんをかっけ〜と思った事はなかったのですが、
「又兵衛、おぬしかっけ〜〜」よ(涙)
2時間を越える上映時間も、まったく長く感じず、中だるみも余りなく佳作だと思います。
もしかすると、初めてまったくハラハラせずに見られた主演映画かもしれません。

 なんだかねぇ。廉姫にも仁左衛門一家にも川上一家にも、暖かい視線が注がれており、
それが人間らしくて良かったなぁ〜
なんだか、嫌いな人が出てこない戦国イイ人物語なのよな。
ま、戦いは描かれているのだけど、それは残酷さとかじゃないのよね。
監督の意図したものは、きちんと感じ取れたと思います。

 ま、先は読めるけど、人に勧められそう。(←「日本沈没」は酷評された人)
今日は、一日暖かな気持ちで過ごせたのは、何にしても幸せって事よね。

 真一くん、自転車で駆け下りるラスト、男らしい顔つきになってました。
暁さんの筒井さん、こういう役をやらせたら、右に出る人はいませんなぁ。

 さて、次はいつ見に行くかな??

 今週も本当にお得な1時間でした。
いろいろなクサナギさんを見る事が出来て、本当にお得。
どうしたら良いでしょう。
ファン冥利に尽きると思います。
極悪非道の悪人役を熱望しておりましたが、それは犯罪者的な役で、極道は選択肢にはありませんでした。
ただの極道じゃななく、人情ある極道。
う〜〜ん、本当にお目が高い!!(って誰がだよっ)

 さて、今回はターミナルケアでした。
人の死。
生前に決めておく場合は別として、ほとんどの場合は、家族が決める事になります。
夏夫さんは、幸運にも人工呼吸器が外れて、園に戻って来られました。
が、ほとんどの場合は、そのまま心臓が動き続けるまで、何ヶ月か何年か寝たきりで過ごすのです。
それは、人として生きている事になるのでしょうか?
夏夫さんは家族の看取りはありませんでしたが、仲間やスタッフに囲まれた穏やかな死を迎える事が、
出来ました。
それは、ある意味幸せだったと言えるかもしれません。
誰にも看取られず、夜中に心不全などを起こして亡くなってるケースもあるのですから。
誰か、自分を愛してくれている人が傍にいる。
それが大事かもしれません。
家族というのは、我侭なものです。
ワタクシたちの気持ちを汲み取ってくれる家族もいらっしゃいます。
それは、有難い事ですが、理解のない家族の下では良い介護は出来ません。
夏夫さんの家族はどうでしょう?
ワタクシは、決して悪い家族だったとは思えません。
この世の別れがどうであれ、夏夫さんは息子さんの心の中に、ずっと生き続けると思います。
それは、仕事を優先させた事を夏夫さんが責めるとは思えないからです。
そうして、お父さんより仕事を取った自分を息子さんは心の底で、一生忘れてはならないのです。
それでなければ、家族だった理由がないですもの。

 アクションシーン、かっけかったですねぇ。
又兵衛さんといい、どうしてこんなにかっけぇんでしょう。
もう、お涙ものです。
ファンで冥利に尽きるというものです。
晶さん、病状が進んできてますが、いきなり息子の顔を忘れるのはどうかと・・・
迷子になるとか、お金の計算が急に出来ないとか、もう少しどうかならんのかな。
ちょっと違和感。

2009-09-14(月) 23:17

年貢

 会報が届いた。
ん?
なんじゃ、こりゃ。
と、目を疑った。
それは、会費の振込用紙。
ワタクシの更新月は12月。
あんまりにも手筈がよろしいじゃありませんか?

 スマープさんに年貢が足りてないのですか?
今年は何もないのだから、下の子たちに流用しちゃったですか?
それで足りないのですか?

え?
会員が減ってるのですか??

ならば、毎年、細々とでよろしいのでコンサートツアーをして下さい。
ファン同士、横の繋がりも大事ですのよ。

 ふむふむ。
ドラマとしても、とてもよく出来ております。
このところの任侠路線のバランスも良いと思います。
任侠の人が決して簡単に改心しない。
極道以外の生き方は考えないようでいて、心の底に何かを感じている様子。
六車さんは、出て行きましたが、外から「タイヨウ」を救おうとしたし。
一番、クールな六車さんの行動だったから、意外であり、心の変化に納得させられましたし。
けれども、世の中の人には、任侠の世界の人は理解の外にあるのです。
それが、自分のしてきた事への世間の仕返しなのです。
他の職員が辞めてしまい、仕事の負担が晴菜さんに重くのしかかってきます。
平常心を失うと、人は思いがけずにヒステリーな行動をとるのです。
それは、介護の仕事に限らずに、起こりがちな事なのですが、そういう自分にすぐに気がつく。
その「気つき」が、介護者には大変に必要なのです。
自分の事に、すぐに気がついた晴菜さんはプロなのです。

 さて、10話では、若年性アルツハイマーの進行の早さと無常さを描いてました。
晶さんは、涼太くんと2人になる事を避けようとしました。
それは、賢明な判断でした。
ドラマの中で、ここまで描くのかと感心したのが、『夜間せん妄』という症状です。
認知症の方が、日中と夜間とでは別な顔を持つ事をよくある事です。
夜間になると、急に多弁になったり、怒鳴ったり、暴力的になったり、徘徊をしたり。
しかし、朝になると何事もなかったように穏やかな表情にかえったり、そのまま興奮状態が持続したりと
さまざまです。
夜間に問題が多いと、どうしても日中寝てしまいます。
そうすると、昼夜逆転してしまい、もっと大変な事になります。
もちろん、独居ならば、それでも構わない場合もあります。
が、施設にいるとなると、やはり夜は寝るのが基本です。
お薬に頼るようになるのです。
晶さんには、夜間の行動の自覚はないのですが、それを怖いと思っており、それが身体拘束という
言葉になり、表れていました。
それは、とても悲しい選択です。
『私が私でなくなる』のを、認める事なのですから。
また、若年性の特徴として、進行の早さと長生きは出来ないと言う2点があります。
ご老人の認知症とは、そこが少し違うのです。
若いがゆえの、苛立ちはご老人の数倍はあろうと思われるのです。

 残り1話。
クランクアップもしたそうで、任侠ヘルパーたちがどうオトシマエをつけるのか、
本当に楽しみです。

 そうそう、ガスは元栓を切りましょう。
て、なんで給湯室の必要があんの?
お湯は、電気湯沸しポット使用で、厨房以外では火は使わないもんだぞ。
認知症対応でしょうが!!