ゆうゆ

 あれから、何度リピートした事でしょう。
いやはや、もうどこを取ってもかっけ〜〜彦一さん!!って事につきますな。
どの表情も、今までのクサナギさんとは、まったく違う。
ストイックさが、前面に出ている。
思えば、そういうクサナギさんを見たのは、どのくらいぶり??
満さんの時に、何かが変わって、それから時々は片鱗を見せてはいたもの、
舞台でも変わらなかったものが、ここにきて見事に殻を破ったかのように変わった。
表情に隙がないのだ。
怒鳴ってる顔も、ぶずっとした顔も、口元だけで笑う顔も、泣きそうな顔も、
どれも今までとは違っていた。

 クサナギさんの代表作になるんだろうなぁ。
30代半ばにして、いい役に巡り合ったんだな。
これもクサナギさんの持つ奇跡。

 ドラマの方は、なんとなく続編をも匂わせるような終わり方でした。
最終回では、今問題になりつつある無認可の託老所が取り上げられ、介護難民化してました。
また、高専賃(「こうせんちん」と読みます)まで出てきて、ちょっと驚き。
最初にいろいろな介護用語をキーワードとして、検討した上での脚本じゃなかろうかと
思いました。
このドラマは、介護そのものに対しての興味をも引き出してくれたかなと思います。
こういう現実があるという事を、描く事が大切なのだと思います。

 晶さんの認知症は、どんどんと進行しており、思い出せない時間のほうが多くなってきている様子。
けれど、まだ時間は残されている。
人が壊れてしまうというのは、本当に本当に悲惨な事なのです。
病気を受け入れ、私は私と言い切る晶さんの強さ。
本当に涙が出ます。
幹部になったりこちゃんの凛々しさ。
介護を学ぶ五郎さん。
やはり極道のままの二本木さんと三樹矢。
介護ビジネスに転身した六車さん。
そうして、どうするのかな?彦一さんは。
それぞれに意味のある研修だったという事なのかなぁ。

 終わっちゃったのが、寂しいなぁ〜〜

 最後の最後に、施設で働いている人は、ヘルパーとは呼ばず、自宅へ赴く介護職員をヘルパーと呼びます。
ついでに、ワタクシもヘルパーの仕事が出来ますが、したいとは思いません。
余談でした。

 ここ数年、演技をするクサナギさんを熱望しては裏切られ、また熱望し裏切られを
繰り返しておりました。
が、今度こそ、この次の演技するクサナギツヨに期待出来ます!!

2009-09-25(金) 20:27

逢瀬

 美少年に会ってきました。
実は、2度目です。8月の末に、最初の出会いがございました。
ただし、次回の逢瀬までにはワタクシは生きておられるか不明です。
そうです!
彼の名は、阿修羅。
天平の美少年でございます。

 大宰府の地にいらしゃるなんて、この先にはあるとは思えず、お会いしに行きました。
そうしたら、思わず鳥肌のたつお姿に、す〜かり心を奪われてしまいまして・・
本日、2度目で最後にお会いして来ました。
阿修羅様は、見るごとに表情が変わったように感じられ、今日はどの顔もとても穏やかに感じました。
写真に写るお姿も、戦いの神らしい強面に見える時もありますが、普段の阿修羅様は慈悲深いお顔をされてます。
福岡でのお仕事があと2日となり、安堵されているからかもしれません。
しかし、終了日がまじかなため、とてもとても混んでおりました。
ほとんどが、阿修羅様を取り囲んでおり、他の八部衆のお仲間はかぶり付きで見る事が出来て、
本当にお得でした。
九州国立博物館は、ワタクシの母校の近くで、久しぶりに近くを車で走り、風景のあまりの変わりぶりに、
年月の流れを感じてきました。
心が洗われるひとときでした。
 ぼんやりと阿修羅眺める贅沢かな。

穏やかな顔の阿修羅様、瑛太に少し似ていると思うのは、ワタクシだけ??

 ちょうど同じ頃、今年の夏の終わりに心奪われた若人がもう一人おりまして。
もともと高校野球は、嫌いじゃないのですが、今年の大会には、心に残る試合が多くてねぇ。
毎日、楽しみに「熱闘甲子園」を見ていたものです。
その若人が、プロ志望届を出した。
小柄な彼は、小さい身体を気にして、指名してくれれば球団は選ばないと言う。
大学リーグや実業団と道はあるけれど、プロで見てみたい子なのよね。
あのニヤッと笑う口元に、大物ぶりを感じるのだけどなぁ〜
まずは、国体を楽しみにしましょか。
その後は、少し空くけど、ドラフト会議を楽しみにしましょう。