9月29日 名古屋 晴れ
5月末からのライブハウス~ホールツアーのファイナル公演。
初日の福岡から2ヶ月ぶりのライブとなったこの日。
栄は、街宣車と機動隊と私服警官と緑地帯での様々なイベントと街頭ライブ。
そうして、バニーちゃん。喧騒の街だった。
会場付近は、のどかにハトが戯れているのに・・・
しかも初めて、九州以外の土地でライブを見る。
九州で見る優さんは、何かしら初めまして感が強くて、堂々というよりオドオド感を少し
感じられるんです。
それが毎回新鮮ではあるのですけどね。
名古屋の優さんは、長いツアーを着実に歩いてきたという充足感と自信を感じ取れて、
とても大きな存在感を持って見えました。
ツアーのレポもどきを書きます。
長くなります。
朝早く、地元を出た。季節がらもあり飛行機はやめた。と言うよりも出来るだけ乗りたくない・・・
新幹線で、一番早く着く方法でも5時間弱。
やはり、遠いよね。初名古屋。
しかし、それ以上にワタクシを突き動かす高橋優への情熱。
お昼過ぎに会場を下見して、ホテルへ荷物を置く。
初コメダ、初シロノアールを食して、お会いしたかった方々と会場でご挨拶。
会場は、基本的には演劇向きの作りで、半円筒型で5階まであるが各階の座席数はそう多くない。
全体で2500席。ほぼ満席だった。
こういう規模で高橋優を見るのは初めてだった。
この日は、1階16列40番台浅田さんサイド。
前の人がどう動いてもステージがシッカリと見える考えられた客席で、正面向いて高橋を見てきた。
開演時間きっかりに、ライブはスタート。
暗転すると皆総立ちとなり、バンドメンバーと優さんを迎える。
ステージ衣装は、福岡と一緒だった。
「スペアキー」前の前奏が何だか短くなっていた気がしたけど、気のせいかなぁ~
最初に「今日は全部見せるつもりでやって来ました」と言いながら、自分の肩から胸から
股間からお尻にかけて、ず~と手で触ってました。
同じ事を話の途中でもう1回しておりまして、その都度足も開くもんだから、その格好は
まるでヒキガエルさんの様で・・・
ワタクシ的には、とても面白いものを見せて頂いたと感謝です。
1階から5階までをくまなく見ながら、各階に呼びかけて歓声を促しておりました。
1階と2階はほとんど段差もないのですが、1階であんまり間がなく、すぐに2階と呼び
込むんので、声が出にくかったですよ、実は・・・
ライブ前に5階席まで、足を運んだと言う優さん。
とにかく、4・5階は元気が良かったですわぁ~
目線は、会場をくまなく見ておりました。あっちこっとと指差しも!
なんだかね、優さんの顔がデビュー当時の様な感じに見えたんだ。
上手く言えないけど・・・
「蝉」のハーモニカ演奏の後、福岡では上手くマイクに付けているケースに返せずに
投げてしまったけど、今回は余裕で置く事が出来ておりました。
そうして、「ラララ~」のところはごく自然に会場と共に左右にお手振り。
「知っていたら歌ってください」とアコギで始めた「ボーリング」
会場の声が大きくて、面倒くさい歌に過去にはなった楽曲ですが、名古屋ではそんなに
面倒くさくならずに良かったです。
会場の声が、なぜか邪魔に感じるのですわ、実は・・・・
トークでは、ツアー中のバンド内のブームの話。
浅田さんとはっちゃんが見ていた「あまちゃん」がブームで、メンバー皆が見るように
なり、その事が話題にのぼる様によくなった。
それと「半沢直紀」も見る人が多く、「倍返しだぁ~」などといってる。
が、自分はどちらも見ていなくて、話にはおいてけぼり。
でもいいんだ、ぼくぁ~「テラスハウス」が好きなんだぁ~と。
福岡では、「テラスハウス」の説明を長々しておりましたが、会場が知っている事を前提に短めのトーク。
で、「足フェチ」へと繋ぐ。
バンドメンバー紹介。
一の瀬さん:黒髪でメガネで学校の先生みたいだったのに、ホールツアーから金髪にして
きて、その色も段々と明るくなり、もう先生には見えない。
小島さん:この人は、東京出身で秋田の山奥の出身のボクを何かにつけてバカにするんだ。
もちろん、小島さんは、手をブンブン振って否定している。
はっちゃん:奥さんにビデオレターを送っており、手を振り「イチロウ、パパやでぇ~」
といつもやっている。そのはっちゃんがある時、足フェチになったと言う。
愛妻家なのに!!と不謹慎と言わんばかりに訴えると、「奥さんの足が一番好き」と返り討ちにあってました。
池窪くん:ロマンチッカーの話。夕焼けの写真を得意のアプリで加工して見せてくれる。
で、古風な女性が好きな彼。「ベストと言う女は嫌いやねん。チョッキやねん」と昭和トークあり。
浅田さん:バンドマスター(バンドリーダーだっけな?)の浅田さんを紹介。
機嫌のよい日のディープ投げキッスを何度もしておりましたら・・・・
なんとソロをすっ飛ばして。
「そして、ボクが高橋優です~~」とやってしまった。
会場:えぇっ!!!!!!
すぐに気がつき、浅田さんの方を振り返り、足元から崩れ落ちる優。
饒舌過ぎました。やらかしましたな。昼は、矢場とんだったかのかな?
浅田さんのギターソロに、絡みながらもバツ悪そうな笑顔。
その後、再度の自己紹介を無事終了させました。
「CANDY」の前に強かに生きるとはどういう事かを考えて、自分の過去を歌にしたと。
「サイマジョ」前、アーティストである前に、男としてどう生きるかを考えた事。
アルバムジャケットの旗が両端で振られておりましたね。
東京オリンピックの話。福島が置いていかれると泣いた福島出身のミュージャンがいた。
何も終わっていないのではないかと。
そうして、「泣く子はいねが」に突入。
コレが一番の進化やも。
最初から上手に歌えたからかもしれないが、段々と要求が増えてきて・・・
なまはげの雄叫び「がぁあぁぁ~」というのまで、一緒に練習をしてきたよ。
それはそれで、楽しかったぁ~
けど、しつこかったぁ~~
おかげで、その雄叫びの声が耳に残っているもの。
ま、そのしつこさが、高橋優だし!!
本編の終わり頃からか、舞台袖にスタッフが集まり始めて、独特のダンスみたいな振りを
皆でし始めて。
それが見える席だったので、真似て一緒の動きをしてました。
あぁ、優さんは1人だけじゃなくて、見守るたくさんの人たちがいての今のステージなのね。
当然の事だけど、それが良いライブに第一歩なのね。
いつの時点だったか、本編終わりの「サイマジョ」の曲が流れている時だったか。
忘れちゃったけど、スタッフの1人が白いタオルを回し始めてて、それを見て、ここだ!
とブンブンとタオル回しました。
気がついた人が何人か回していたけど・・・
タオル回せないのは、少しストレスだったから。
とくかく、「声を聞かせてくれぇ、なごや~。声を聞かせてくれるか、なごや~~」と
何度も叫ぶ優さん。
1階から5階までをくまなく見て、歓声を促し、あっちこっち指差し、良く見てくれた。
武道館をある程度は想定して、見据えたライブの進行だったのではないかと思った。
スタンドの隅にいた方には、何度も何度も指差しをしておりましたよ。
ダブルアンコールは、また会える事を願ってと「セピア」
心に染み入る歌声でした。
最高に楽しい時間でした。
が、なんだろう?この胸に残る思いは・・・
もどかしさとも少し違う、なんだろう?
実は、喉の奥にトゲが刺さってしまったような。
初日福岡からセットリストは、変わっていなかった。
すべてがきれいに進行した。
が、時々、歌っている優さんのその言葉が流れたようにも聞こえたところがあって。
言葉一つ一つが、大切に聞こえてこないところがあって・・・
会場からのファンの声が、ぼぁ~としてきちんと聞き取れなかったので、会場の音響の
せいもあるのかもしれない。
これは、武道館へ続くライブなのだから、この先の大きな会場での歌詞を伝える事を大切
にして欲しいと思ったの。
この進歩を手放しで嬉しいと思うけど、まだやれるだろうと思ってしまう。
まだまだ、やれるぜ!高橋優!!
武道館は、大集会になるでしょう。
楽しみに楽しみに、毎日を頑張りますよ。
えぇ、ライブ後の抜け殻っぷりは、お見事なほどで・・・
自己嫌悪で、落ち込み続けましたけど、もう大丈夫!!
雑音に惑わされる事なく、ワタクシはワタクシの仕事をする。
そうして、大きくなっていく高橋に会に行く!!
セットリスト
1.スペアキー
2.陽はまた昇る
3.駱駝
4.HITO-TO-HITO
5.人見知りベイベー
6.蝉
7.ボーリング
8.足フェチ
9.ジェネレーションY
10.空気
11.CANDY
12.涙の温度
13.(Where’s)THE SILENT MAJORITY?
14.泣ぐ子はいねが
15.こどものうた
16.現実という名の怪物と戦う者たち
17.同じ空の下
アンコール
18.頭ん中そればかり
19.花のように
20.福笑い
ダブルアンコール
21.セピア