あれ！すま

　８月６日の発売より、はや１０日経てしまった。
フラゲしたので、１１日間か。
優くんが『最高傑作が出来た！！！！』と言い続けている今作。

　
　アーティストにおいて、４枚目のアルバムの位置。
これが本当の評価になると思う。
楽曲のストックはあって当たり前。１、２枚目は良くっても３枚目で、あれれ？という
アーティストは結構いる。
その３枚目があんなザラザラして、引っ掛かりの多いアルバムだったので、本当に嬉しかった。
この先は、大丈夫だと。
そうして、１年１ヶ月後に出来上がったのが「今、そこにある明滅と群生」
今、持てる手法や新たな手法を駆使して、音に拘ったそのサウンド作り。
音楽を楽しむ事が出来ていて、そこから始まる新しい音。
息をするのを忘れたというのが第一印象。
胸に迫るくるバンドサウンドとたたみ掛けてくるニヤッと出来る歌詞の内容。
やはり、そこが高橋優なのだと思った。
アルバムタイトルは高橋優でも良かったと言うのが、その所以だとも思える。
音源としてはギター１本の弾き語りは、実は邪道だと思っていて、創り込んだ楽曲を
ライブで軽くしたり、アレンジしたりする方が意外性があってスキ。
楽曲を２倍３倍にして、楽しませる趣向もプロの腕の見せ所だったりもする。
もちろん、まずはそのままで聞きたいけどね。
実に、素直に悩みながらも成長してきたこのアーティストを、ひと回りもふた回りも
大きくするには良い経験のこの４ｔｈアルバム。
表現力と伝える力と少々の色気をそれぞれに表情を変えながら歌われる、その歌唱力。
伸び伸びとしているのだけど、発声法なのか音域が広がったのか、今までとはどこか違っている。
色んな声が楽に出せている様に思う。
拘ったサウンドに、よくマッチしていると思った。

　１曲目から１１曲目まで、１曲たりとも飛ばして聞ける曲がない。
シングルとして発売をされた曲も聞き込んだ感を感じなく、アルバムの中の１曲として
聞く事が出来る。
それってね、シングルが浮かないって言うのは、アルバム曲のどれをシングルにしても
良いくらいの１１曲って事の証明だと思うの。
楽曲の魅力が詰まっている。
これは、優くんからの答えを貰ったと思いましたよ。
見せて欲しい姿の一部を見せて貰いましたよ。
あとは、これがライブでどう表現されていくのか。
あーー、楽しみ！楽しみ！！

　感想を書こうと思って、グズグズと考えていたが、優くんが言いたい事を歌で表現を
してくれた事が、嬉しくて嬉しくて・・・
言葉は、叩かれたり流れてしまったりして、本当の真意は伝わらない事が多い。
けれど、楽曲は残っていくから。
優くんの歌は、古くなっていくものだとしても、「今」はそこにある。
伝えたい事は、いつも「今」にある。
感性を研ぎ澄まして、辛辣な言葉を並べていても、結局は大きな愛がそこにある。
人類愛と言える様な大きな力で優くんに包み込まれてしまう。
こんな包容力のある楽曲なんて、聞いた覚えがない。
苦しみながらも楽しんで作ったアルバムは、とても自由でとても大きな力を持っていると思う。

　まだまだ、語りたいので徐々にアップしていきます。

中居正広様

１日、遅れちゃったけど、４２歳のお誕生日おめでとうございます！！

水ばっか飲んでいたって、ダンスが踊れなくったって、
SMAPのリーダーは、他にはいない。
あなたが頑張ってるから、笑ってくれているから。

２年ぶりのライブ、楽しみにしています。
体力つけて、ほどほどに！！

　４枚目のこのアルバム、初動の売り上げは過去最高であります。
たくさんのプロモーションは、ファンには嬉しい限り。
この先も、そういう状況が続きます様に願いつつ・・・

　その昔は、アルバムにはライナーノーツというものが付いておりました。
アルバムのバックグラウンドとか、１曲に１曲についての細かな分析的な
文章なのですが。
ワタクシ的ライナーノーツ的な。

　　　　Ｍ－１　　ＢＥ－ＲＩＧＨＴ
１１曲中、一番最後に出来た曲と言う事ですが、ライブで盛り上がるためだけのリード曲。
「絶頂は今」が「この声」ツアーを象徴した様に。
今度のツアーは、この曲を聞くと全部思い出せるんじゃないかなぁ～なんてな。
かっこいいロックンロールになっている。

　　　　Ｍ－２　　太陽と花
この先の安定の２番バッター候補の一曲。
シングルだったので、すごく回数を聞いているのだけど、浮いていない。
新鮮な感じで聞けてしまうのが、スゴイな。

　　　　Ｍ－３　　裸の王国
２０１４年の今、この先現在の環境がいつ変わるんだろう？
結構長く続きそうな気もしている。
トレンドを歌っているのだけど、これは今の国の国策をちょっと揶揄している様にも聞こえる。
皆が言われる様に同じ方向を向いてしまう恐怖。
そうして喉元を忘れちゃうと・・・って事よね。
アベノミックスとか憲法９条とかの言葉よりも、歌われている歌詞のどこかが耳に残り、
それが考えるきっかけになれば良いんじゃないかと思うの。
それよりも何よりも怖いのは、何も考えなくなる事なのだけどね。

　　　　Ｍ－４　　明日への星
気がついたら、前つんのめりでリズムを取っている自分がおります。
一人ぼっちにさせない！！と言う強い気持ちが嬉しいと思います。
置いて行かれない様について行きます。
弾き語りでなくて良かったと心底思います。池窪さんに感謝です。
素晴らしい１曲になりました。

　　　　Ｍ－５　　ＷＣ
ステレオタイプな事を歌うにしても、目線を変える事で伝わる物が変わると思う。
いわゆる巨大掲示板の事なんだろうけど、この間さ、特に話し合う余裕を与えずに
とっとと成立させちゃったあの法案の事を歌っている様にも思えるよ。
ワタクシには、この先の日本を生きていく幼い子の存在があるので、
少し敏感に感じてしまうのかもしれない。
けれど、やはりこの曲中の言葉は流されちゃあいけないと思う。
そうして、ハードロックにして、少しヒステリックな感じのボーカルを被せる事で、
今までとは違う高橋優を会得出来る。

　　　　Ｍ－６　　同じ日々の繰り返し
普通の日々を歌った歌。
けれど、普通である事が一番難しいと思うの。
ワタクシの生活にリンクする歌詞。
え？栄養ドリンク飲むよ。スマホのバッテリーの減りは激早！！
けれど、普通の幸せをかみ締めながら、毎日変化の多い仕事をしている。
それがドラマティックなんだけどね。人様の人生の最期を支える仕事なんてさ。
少しコミカルな感じのボーカルと映画仕立てのサウンドは、アルバムのアクセント。

　　　　Ｍ－７　　ヤキモチ
恋愛中の幸せって、こういう気分なんだろうね。ヤキモチをきちんと妬ける事も幸せだと思う。
きちんと尊重しあった男女の正しい感情だと。
いつも思うんだけど、優くんはもっと恋愛の曲を作った方が良いと。
人と人との繋がりは、もちろんなんだけど、この世には男と女しかいなくて、
そこの繋がりも人生には悩み何処だったりする。
嫉妬優なのを曲にしちゃったので、後はちょっと不真面目な感じでも良いよ～
ギターのリフとか、最後のピアノとか印象的な曲。
けど、ワタクシ的には、あんましキュンとはしないの。
ドＭなので、今のところは「スペアキー」が最高のラブソングなの。

　　　　Ｍ－８　　旅人
アルバムの最初に出来た曲だと。
「東京難民」の主題歌なので、映画とリンクをしている部分が多いのだけどね。
武道館で初めて聞いた時に、心に迫ってきた感動がこの曲の本質だと思う。
無心で泣けた。心が洗われた様な気持ちになった。
それぞれに感じ方が違うのだろうけど、この曲は大切な曲になるのだろうと言う直感は
変わってなくて。
それだけに、この位置にこの曲があるのが違和感なくて凄いと思った。
まだまだ、掘り下げていくべき曲なの。

　　　Ｍ－９　　犬
アルバムの中で一番好きな曲。
アレンジも素晴らしくて、変調をするほどソワソワしてしまう。（実は変調スキ！！）
外で歩きながら聞いていると、犬になった様な気がした。
リズムが歩調のような感じがした。
メロディが先行したのだけど、聞き込んでいくと歌詞も秀逸。
おしゃれな犬を見た事が、ここまでに発展していく事が才能なのだと思う。
たくさん、こちらに問いかけているのだけどね。
実は、自分の環境も辛口に少し自虐的に歌い飛ばしている。
歌が金になる事は、プロなのだから当たり前。
金にならなきゃあプロとは言えない。
自分の事を自ら鼓舞している様にも聞こえてしまう。
感心しっぱなしの１曲。
あのね、地方にいるワタクシは、時々は会いに来てくれる程は売れてないと困るよ。

　　　Ｍ－１０　　パイオニア
「旅人」からの４曲の流れが好きなのだけど、「犬」の後にこの曲を聞くと、今までとは
少し違うモノが見えてくる。
より言葉が力を持って迫ってくる。
今年のきっかけ曲だと思っていて、この曲を聞いた時に感じた大丈夫という気持ちは、
ますます強くなっている。

　　　Ｍ－１１　　おやすみ
ピアノとストリングスの曲。
優しい歌声が癒しとなっている。クールダウンされてしまうと、もう一回最初から聞きたくなる。
ライブでは、はっちゃんの鍵盤だけで聞きたいなぁ～

　日々の些細な事が苦しかったり、切なかったり、いい事ばかりじゃなけど、それでも
人生を終わりに出来なくて、人は生きて行くんだ。
分かっている事だけど、心弱くなったり、辛くなったりする時に、そっと寄り添い、
背中を押してくれる高橋優。
その存在に巡り会えた事に感謝している。
今の時代に、生きてくれてありがとう！！
そうして、現在を見据えてくれてありがとう！！！
優くんは、もっともっと大きくなって行って良いと思う。
少し淋しい思いをするかもしれないけど・・・
１０月からのツアーが成功します様に。
もっと、たくさんの人が歌声を心に響かせてくれます様に。

　にわかに話題になっている。
「あゆ 氷水」というキーワードで見たのが、最初だった。
が、アッという間に報道番組でも取り上げられる様になった。
ＡＬＳというのは、筋萎縮性側索硬化症という病気の事。
筋肉の萎縮が進み、筋力低下を起こして、段々日常生活に支障を来たしていく。
半数ほどが発症後３年から５年で呼吸筋麻痺で亡くなってしまう。
治療法は確立されていない。
発症率は、男性が女性の２倍で、４０～６０代で発病する事が多い。
難病指定ではあるが、年齢的には介護保険適応なので、おのずと事務所内でも何人かを
担当している。

ワタクシにとっては、比較的ポピュラーな病気。
しかも、以前ケアをした経験もある。
この病気の残酷さは、本人が最後まで自分を持ち続ける事。
病状の把握ももちろんだけど、自分の最後の決定も出来る事。
人工呼吸器をつけるか否かの選択。
そうして、病状が安定していると病院ではなく、在宅を選択する事も多いので、
その際の急変時の確認。
本人が望まないのに、挿管をされてしまう事が起こってはいけない。
ケアプランを含め、そういう細かな事を決めていく作業をケアマネ中心で行なっていく。
もちろん、医師や看護師、在宅なら訪問看護師などとヘルパー等の連携をしながら、
その方の看取りをどうするかを決めていく。
進行しかない病気を持つ本人や家族をどう支えていくか・・・
こちらがタフでないとやり切れない事例となる。

　方法はどうであれ、病気の研究費などへの寄付は望ましいと思う。
でも、これが一過性のものでありません様に。
本年冬に放送されていた「君がいた時間」（脚本 橋部敦子）は、この病気がモチーフのドラマ。
ドラマにしては、進行する病状を忠実に描いていたと思う。
こういう良質のドラマよりも著名人が氷水かぶる方が、浸透率が良かったり寄付が集まったりするのは、
少しなんだかなぁ～と思ってしまう。
もちろん、何もしないよりは良いんだ、良いんだけどね。

　そうして、事情があり、もう少し入院をしていて欲しかった利用者が急に退院をしたいと。
病院側も入院でＯＫだったのに・・・・
呼ばれて行って、利用者とのやり取りに担当の医師とソーシャルワーカーに
とりなされてしまったのはワタクシです。
もちろん、希望通りに帰る事になり、サービスの調整その他も奇跡的についた。
有り難かった。
１人で仕事をしているのではないと痛感したここ数日の出来事だった。

　雑誌が溜まっていたので、整理をした。
ちょうど２０１３年７月からの１年間分。
そして、２０１２年から順に見直してみると・・・
こんなに変わるんもんなんだなぁ～と１人で関心をしてしまった。
もともとカワイ子ちゃん時代の優くんに違和感を感じてたので、その後の短髪で不精髭の
優くんの方がシックリした。
その目のチカラも全く違ってる様に見えたし。
そうして、そのまま攻め続けた去年の夏。
表情も男っぽくって、１年前の姿は想像も出来ない！！
その表情が大きく変わるのは、１１月の武道館から。
大きな自信を持ったのと前へ進むチカラを備えている様に見える。
今年に入ってすぐは、何かそのチカラの進む方向を探している様な感じで少しギラギラしている。
「太陽と花」リリース頃からは、柔和な感じなのに目チカラは生きていて・・・
優くんの本質に近いものが、そのまま表れている様に思える。
アルバムを作った事、自分で音を作り上げる楽しさや苦しさを超えて得たものがある。
いつも今の優くんが１番だと思っている。
そして、会った優くんは、今まで感じた事のない近しさと少々のゆとりを感じさせていた。
やはり、いつも今の優くんが１番良い。
安心をしたという言葉の方が正しいかもしれない。
そうして、進むべき道を見出してくれた、それは間違いがないという事なの。
あと２ヶ月弱で始まるツアーで、今年の優くんを見届けたいと思う。

　そして、１０月の八千代行きの手配が終わった。
今回は、千葉だけ！！初成田空港。
後は、飛行機がちゃんと飛んでくれるだけ！！

　アルバム、途中から聞けなくて・・・
だから、最近は料理をする時に１曲目から再生して、タイマー代わりにしている。
「おやすみ」を聞くまでに、作り終える事が目安。
何かをしながらという聞き方がなかなか出来ないのだけどね。
優くんは、聞き流して欲しい風な事を言っていたので、やってみている。
最後まで聞きたいので、簡単な料理の時は、手早くないワタクシでありますが・・