京極堂シリーズ二冊目.
うむ,確かにこれは傑作だと言ってもいいと思う.
あいかわらずミステリの棚に並んでるのはすごく疑問な作りだけど,それでも種々の事実が一挙に結びつく真相究明シーンは実に盛り上がるのだった.
今回は前作と違って,視点がときどき変わるところもよい.気楽に読んでるだけで,簡単に視点と時間の移動に幻惑されてしまうことができる.
あと人間の本質に関する蘊蓄大会もあいかわらず楽しい.今回は霊能者に関するネタが面白かった.
いやあしかし,よくこんな話を何冊も書けるもんだねえ.正直,次のも同じぐらい面白いのか不安になるぐらいの勢いだ.
うむ,確かにこれは傑作だと言ってもいいと思う.
あいかわらずミステリの棚に並んでるのはすごく疑問な作りだけど,それでも種々の事実が一挙に結びつく真相究明シーンは実に盛り上がるのだった.
今回は前作と違って,視点がときどき変わるところもよい.気楽に読んでるだけで,簡単に視点と時間の移動に幻惑されてしまうことができる.
あと人間の本質に関する蘊蓄大会もあいかわらず楽しい.今回は霊能者に関するネタが面白かった.
いやあしかし,よくこんな話を何冊も書けるもんだねえ.正直,次のも同じぐらい面白いのか不安になるぐらいの勢いだ.
【このトピックへのコメント】
- ぶるない:個人的見解としては京極堂のシリーズは「魍魎の匣」がピークのような気が。なんかあとは下降線って感じですねえ。「鉄鼠の檻」なんか、読んでる端からそれまでの内容忘れちゃうしなあ。とりあえず「塗仏の宴・宴の始末」までは付き合ったけど、以降は読む気がなくなっちゃいました。(2005-02-17 14:51:48)