海月玲二
2017-02-01(水)

無題

猫三号はまだ子供で元気なので,やたらにあちこち動きまわる.やらなくていいことを適確に狙ったように興味を持ってくれるので,急拠,箱とか柵とかをいろいろ用意して対策に追われる今日このごろだ.

元気なので,上下運動ができる設備も増設してみた.このタワーから,さらにラックの最上部にも移動できるという具合.しかし,ここに登っても許されるのにテーブルやガス台に登ろうとすると怒られるのは,彼としては理不尽に思うのかもしれないな.

というか,猫一号も二号もそれほど上のほうに登ろうとしない猫だったので,こういういかにも猫っぽい行動をする猫は,実のところ初めてなのだ.猫二号に至っては,もともと足があまり丈夫でなかったせいもあって,ほとんど床の高さで過ごしていたしなあ.

どうでもいいが黒猫は写真に撮りにくい.うまくピントが合わん.

2017-02-08(水)

無題

なんかlinuxカーネルをバージョンアップしたらVirtualBoxが動かなくなって,Genymotionが動かなくなった.しょうがないので,とりあえずGoogle純正のAndroidエミュレータを使う.ずいぶんひさしぶりだ.

AndroidSKKの,SKKEngine.javaでかすぎ問題の対策は,なんかそれなりに進んでいる.Androidシステムに関係ない部分を分離してみたら,半分ぐらいになった.まあいちおう動いているようだが,きっとなにかまぬけなバグを増やしていることだろう.

ついでに,SKK日本語入力FEPのマネをして,辞書をメモリに全部読みこむことを考えてみた.しかしこれはどうもメモリ消費量が50MBとかそういう規模になってしまうので中止.誰だかが作っていた「メモリ消費の少ないCompactHashMap」とかいうのを使ってみたら半分ぐらいにはなったけど,これだとNavigableじゃないから「次のキー」というのができなくて,補完ができなくなってしまう.ふつうのTreeMapで,StringじゃなくてUTF-8のバイト列をそのまま保持するようにしてみたら,むしろメモリサイズがちょっと増えてしまった.Stringはなにか消費をおさえる工夫がしてあるのだろう.

2017-02-12(日)

無題

Genymotion以外にもちょっとVirtualbox(とVagrant)が必要になった.ちょっと調べてみたっところ,どうもVagrantとVirtualboxのバージョンもいつのまにか不整合を起こしていたようなので(てきとうにbackportとか入れるからだな),思い切ってDebianシステム全体をアップグレードしてしまうことにした.まだちょっとStretchリリースには間があるようだけど,まあフリーズしたそうだし,なんとかなるだろうと見切り発車だ.毎度こんな感じな気もちょっとする.

今回はさほどややこしいことはなく,普通にapt-get upgradeやapt-get dist-upgradeでほぼ問題なくアップグレードは完了した.まあ2回ほど途中で止まったりしたけど,apt-get -f installとかapt --fix-broken installとかで修復できた.というか,実行すべき修復コマンドも出てくるのでそのとおりやっただけである.

そもそも,俺の使ってる範囲では大きな変更がない感じだから,まあそう失敗もしないだろうと思う.aout→ELFのときとかlilo→grubのときとかsystemd導入のときとか,そういうのと比べれば全然たいしたことない.

しいて言えば,stretchのXではxserver-xorg-video-intelは「最近のマシンではむしろ使ったほうが遅い」のでやめたこと,awesome新版の設定ファイルに互換性がないのでやりなおしになったことぐらいだろうか.前者は全然知らない話だったのでちょっと驚いた.アップグレード後,なんか妙に操作がひっかかる感じになったんだよね.video-intelをアンインストールして,/etc/X11/xorg.conf.d中の設定ファイルでDriver "Intel"みたいにしてたのをDriver "modesetting"に変えたら,全く快調になって3Dグラフィックスも常識的な速度になったのだった.

それはいいのだが,どうもStretchだとちっともVirtualboxのカーネルドライバがコンパイルできなくて,結局動かせていない.Stretchだとカーネル4.9で大丈夫みたいな情報はあるのだけど,エラーも何もなしにコンパイルに失敗する.どうしたもんだろう.