今年の夏の旅行では,写真を処理するのにずいぶん時間がかかってしまった.最近,raw現像というやつを試してみているせいである.最近はwindowsやmacでなくてもraw現像に手を出せるようになって,ありがたいことだ.
現像にはdarktableというソフトを使っている.で,こいつがまた機能がやたらと満載されていて,まだ慣れてないので,あれこれ明るさや色の調整だのノイズ消しだのを試しているだけでもどんどん時間を取られる次第である.他の現像ソフトではどうなんだか知らんが.
とりあえず,「ベースカーブを解除→露光を調整して白飛びや黒つぶれを減らす→フィルミックで明るさやコントラストを調整」という流れで最低限の調整ができるようだ,ということはわかった.あとISOが高かった場合はデモザイク方式の変更とノイズ低減を入れる.というかデモザイクをAMaZEにするのはいつもやったほうがいいんだろうか?
トリミングしたり傾いたやつを回転させたりするとか,ローパスフィルタで一部ぼかすとか,そういう画像処理的なこともできるようになってるので,今までGIMPでやってたこともついでにやってしまえる.これも現像の一部なので,後になってから戻したり複数パターンを作ったりも簡単にできて便利だ.
あと,レンズの歪みとかを補正するために,水平線を含む写真を撮って補正用パラメータを計算してみた.本来こういうのはメーカーがサポートしてるソフトを使えば問題ないんだろうけどな.できればノイズプロファイルの値もほしいところだけど,これはわりとめんどくさそうである.うーん.