懸案のクリスマスカード、どうにか発送。去年まではハンズで“日本っぽいカード”を買ってたけど今回から自前で出力。…ゆうても10枚足らずなんだけど。せっかくなんで自分とこの開発品をPR。これで夢の輸出に踏み出せる…か? 妄想増大中。その前にキッチリテストはせんと、やが。Pivotを設営したついでに、Tyvekで中仕切りを追加作成してみた写真は「続きを読む」で。
Tyvekで高さ1.5m幅3mの三角形を作って中仕切り。いうなればカーテンに近い。天頂とスソの三点で留めているだけだがひどい風でもなければ大丈夫そう。日が出ていると割と暖かくてまあ満足。明日には日が暮れてから灯油暖房試行の予定。昨日、デジタルハカリをようやく入手。量ってみたら中仕切り込みで700g/なしで600g(ベンチレーションも取ると580g)。
なんでかしらん、ここんとこCruxがドバドバ出る。…もちろん自信を持ってお勧めできる逸品なんだけど、尋常ならざるお引き合い(一度に複数個とか)。何かの雑誌とかで紹介された…とか?? どなたか事情をご存知でしたら教えてレイホウ(ヨーデル)。業者のハシクレでありながらあんまり事情ツウでなくってスンマセン…。次の入荷を頼んだらパタッと途絶えたりせんやろなー。
ときに、昨日の宣言どおりPivot暖房テスト。熱源は一番手っ取り早く灯油ドライブできるOFSにて。外気-4℃/頭頂あたり20℃/地面付近10℃程度。最近の自宅での室温が上半身20℃/足元15℃程度だから「自宅に準ずる」と言っていいかもしれん。それなりの服装なので地面付近の10℃が寒いということはなく、むしろ雪上に座る尻のモチが冷たくて滑るのが気になる。
ここんとこの寒気で降る雪は綿菓子よりヤワい。スキー場を見やれば平日のためお客さんはまばら。乗りに出られないのは悔しいが、愛用の板はチューニング依頼中のため辛抱。予報では「真冬並みの一日」なんて言ってるがもう力一杯真冬だ、ちゅーに。…と思って画面を見ると札幌はまだ根雪でもないのね。それでも日が出ると穏やか感はあるもので、気分としては苦しゅーない。
そうそう。SDRのバッテリー外さんと。
昨日今日と、なんとなくしょーもない悪夢で目が覚めた。
時計を見ると0510。
通常起床時間の約30分前ということで何か損した気分。
昨日のは「腰のあたりまで雪が降ってどうしよう…」と思ってる
ところで目が覚めた。今朝は今朝で「裏に立てかけてるヨシズが
風で倒れて、いちいち裏に行って立てかけなおすのメンドクセ」
という気分になったところで目が覚めた。
どちらも現実に起こりうることだし、なんとかしようと思えば
なんとかなる問題だけにウンザリした気分にさせられる。
もうちょっと気の利いた夢見はないもんかいな。
ガッキーと仲良くなる、とか?
「メイル便での発送はしてもらえんもんでしょうか?」とのお問い合わせを
いただいた。これまでメイル便といえば追跡ができないという思い込みも
あって採用してなかったんだけど、そのやりとりをしているうちに
“一応の”追跡はできることがわかった(不勉強でスンマセン)。
しかしこの“一応の”というのがクセモン。ポストお届けをもって配達完了
なので、追跡できるのはポスト配達まで。ということはポストにささっている
(或いはドアノブにかけておく)状態からの盗難等のリスクがある。
厚み20mm以内の荷姿であればOKということなので、Westwindや
各種ペグの類であれば従来使っていたEx-packの半額以下で
お納めできるのは魅力ではある。が、納品までの流れが少しゾンザイに
なるのは気がかりだ。ビビりすぎ?
アナウンスの方法や、帳票の一部変更を行うことになるので、
即採用というわけではないが、少し慎重に検討してみたい。
日曜の昼に、Tiコーティングインナーシュラフとオーロラ400SPDX(860FP)の試作着。店舗前でテン泊! と思ったが、雲行き怪しく、早朝の除雪ブルに巻き込まれたらタマランので自宅ベランダ泊。
●1700〜1830 気温0〜-2℃
軽量シュラフ(マットマン150SPDX)にてインナーのチェック。従来愛用しているシルクインナーとTiシーツの比較。全身での感温として大きな差は感じないが、Tiシーツでは顔周り(つまり地肌に近い部分)の熱反射を直接的に感じることができて快適さを醸す。おそらく数値的な保温性能もワンランク上と見ていいように思う。
●2100〜2230 気温-6〜-4℃
オーロラ400のチェック。メイカーアピールとして快適-12℃と提示されたこともあって、インナーは入れずに試用。確かに遜色なく-6℃で不安はない。気持ちよくウトウトしてきたところで、雪が強まり顔にかかるようになってきた。雪が降るということは気温も少し上がるわけで、耐寒チェックの意味はないのでここで中止。“シュラフカバー不要”の防水シェルに安心しきっていたが、さすがに顔にハラハラ雪がかかるのはいただけない。
上記、いずれも服装はジップJKT+スエットにて。
かねてよりシュラフのスペック表記については「快適温度下限+10℃でTシャツ・ステテコ可/+5℃でパーカー・スエット可/それ以下は“日中に寒くない程度の服装”やインナーの工夫でしのぐ…という基準」という見方をしていた。
具体的には快適-10℃〜を示すシュラフであれば0℃まではTシャツ・ステテコ/-5℃まではパーカー・スエット/-10℃ならFR上下&耳当て、みたいな。今回のテストでは150g/400gを一度に試してみることでこの仮説に少しく確信を得た(モデル差・個人差はあると思うが)。
●ついでながら爪先保温比較
寒期にしばしば悩まされる爪先の冷えについて、Tiコーティング足袋/プリマロフト・テントシューズ/ソレル・ブーツインナーで対応比較してみた。Tiコーティング足袋は「ないよりはマシ」という程度。テントシューズとブーツインナーでは体感的な温度としては互角。ただ、テントシューズの“フニャ感”は外気の冷えを想起させ、安心感ではブーツインナーに軍配。おそらく“しっかりした造り”による爪先空間の確保が主観的な差を生むものと思う。…水と熱源が確保できるのならば湯たんぽがファイナルアンサーだろう、というのは置いとくとして。
・・・従来、シュラフ購入時には「まずは3シーズン。次いで、寒期のために冬用」という順序を踏むのが一般的だったと思う。しかしこの方法だと、3シーズンモデルの選択時、どこかに破綻をきたすことになる。「寒がりなので厚手を買ったが、これだと夏やっとられん」みたいな。
このジレンマの解決案として、前出エントリでも触れた「早春・晩秋シュラフと夏・冬使えるオーバーバッグ、という持ち方をするのが理にかなっており、結果としてお財布に優しいはず」という仮説を持っている。つまるところそれがTiインナー&オーロラ400試作、すなわち晩秋・早春対応検討のモチベーションとなったわけだが、今回のテストでかなりイイ手応えを得られたように思う。
さらに-10℃くらいになるのを見計らって様子を見てみたいとは思うが、この冬はTiシーツ+オーロラ400+Lost Dogの世話になることが多くなりそうだ。このシステムとPivotの採用によって、北海道の冬(想定:最低-20℃/低地/燃料補給は随時)の外泊を30L程度の収納でこなせたら、と目論んでいる。
なお、上述テストではマットはI'Air Coreに汚れ防止&断熱補助を兼ねて2mm銀マット・ゴザを併用した。シュラフがいくらハイスペックでも地面からの冷えを絶たない限りほとんど意味がない--上掛けはいくらでも追加できるが、地面が冷たいのは防ぎようがない--ということが大前提であることは付け加えておきたい。くどいようでスンマセンが念のため。