腰痛三日目、治癒に向けては牛歩の歩み。多少なり負担が軽くなるようであればスノウボードで滑りに出るくらいならなんとかなるか、とは思ったがそんなに甘いものではなかった。。。とりあえずクルマで買い物に出てから、「Exp.走行、ゲレンデ滑降は無理でも歩くくらいならなんとか」という手応えで店脇の水路上流にある砂防ダムの様子を見に行ってみた。

環境として注目するようなものがある場所ではないんだけど、夏場にはイタドリ等が繁みになって容易に近づけないので敢えてこの時期に覗いてみよう、と。まあ、やっぱり何もない、むしろひどく殺伐とした砂防ダム。

今日はこの後、「でーれーガールズ」を見に行こうかという予定。歌モノ飛行機モノ以外は映画館で観なくても、という考えだけど、何せ舞台が我が故郷なのでスクリーンで観てみたい。…クルマの運転もそうだけど、腰の位置を固定して身動きしないのが今の自分には一番快適だし。

押忍 快速旅団

写真は昨日観に行った「でーれーガールズ」の上映されたハコ。…なんと観客は自分独りだけ(同行の幹事長は「アメリカン・スナイパー」を観た)。映画そのものは大好物の青春群像モノ。故郷の街並みひとつひとつが郷愁をそそってヒイキ目無限大…と思ったけど、レビューによるとアラフィー向けに総じて好評な模様。方言指導もまず満足のいく出来栄えだった。
主演の一人、優希美青さんは朝ドラ「マッサン」での演技がかなり痛々しいから心配したが、映画では清涼感のある演技でホッとした。脚本と演出の問題って相当大きいのね。…80年代初頭、女子高生なりに命がけで青春してる姿を見て、なんともこそばゆい快感があった。

と、作品については大きな文句はないんだけど、シネコンの悪いところと言えばいいのかシンミリする場面でも隣の「ミュータント・タートルズ」の音響がドカバカズシズシ響いてきて鑑賞環境としてはクソオブクソ。いずれDVDが出たら買うなり借りるなりしてもう一回観るとしよう。

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先に触れたサーマレストのミニポンプ、他メイカーのマットにも使えるかどうかを見るために一つ先行して手配してみた。して、サーマレスト、ビッグアグネス、Norrskenと試してみて勘合はOK。ちなみにNorrskenのバルブが一番太くて21mmφだった。
使い方としては「2分ほどエアを送り込んでから残りを呼気で補充」というのが最も効率的だと思った。ウェブ上では「これ一丁でパンパンに」という性急な期待によるものか、現時点での評価はあまり高くないようには見受けられるが…。マットの内部構造によってエア注入効率に差は出るんだけど、Norrskenだと4~5回の呼気補充でほぼパンパン。このポンプの出現で60mm厚手マットの存在価値はグッと上がるんでなかろうか。

また、エアをパイプで絞って一点に向けて吹き出す構造は“火吹き竹”に通ずるわけでトライアングルストーブ等による極小焚火の補助としても便利そう。近日入荷、Coming soon!

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北海道の獣害といえば何はさておきヒグマがクローズアップされるわけだけど、個人的にはシカの害が最も身近でタチが悪いと考えているのは再々触れている通り。今日は今日とて千歳空港にシカ7頭が紛れ込んで約8時間に渡って飛行機を止めてしまった、と報じられていた。まあ、隣接する空自の滑走路を使って完全に止まってしまったわけではないらしいが。
空港のブルや整備車で追い払って、って映像は他人目で見ればほのぼのした風景に見えないこともない。しかし、これが空自の滑走路に現れて、しかもそれが何らか有事の際だったらどうするんだろう? 「撃つ!」といっても法律だのなんだの、却ってややこしそう。

写真は今朝、店脇の法面を登って行くキタキツネ。最近ではアライグマに餌場を荒らされて個体数が減りつつあるように聞いていたんだけど、なんだかずいぶん肥えている。キツネの病気は言うまでもないが、今後は外泊時にアライグマに用心しなくてはならないって事態もありうるかもなあ。

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サーマレストの新鋭、ネオエアXサーモマックス着。早速ふくらませて試しに寝転んでみたが、寝心地としては従来の60mmマットとは大差ない。…当たり前か。ワシャワシャ音が気になるが、銀フィルムを5層重ねて断熱性能を上げる、という構造だからまあ仕方ない部分だとは思う。
また、内部構造が複雑な分、ミニポンプ2分注入後の呼気吹き込みもやや多めの7~8回でパンパン、ということになる。Norrskenが5回程度で済むので面倒に感じたが、これも-20℃で得られる安眠とのバーターと考える方がいい。何より、これまで厳寒期にはTwo trackに頼って荷姿が肥大化していたところ、夏場と同じダッフルで出られるのが大きな進歩。

「-20℃から夏場まで装備の陣容をあまり変えたくない」ってニーズは正直あまり大きくないとは思うし、お値段¥32,000+税っていうのは飛びぬけてるんだけど、「コレでしか実現できないスタイル」っていうのがあるのも確か。何らかセットにてメリットが出るようにしたいとは思うております。

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今日から啓蟄(けいちつ)。…なんだけど、一時的に寒の戻りで最低気温は久々に-10℃を割ったようだ。朝の気象情報でも-17℃を割った地方があるように報じていた。それでも日中は日が出て室内はポカポカ。事務所内では+27℃を超えていた。一日の間に気温が急降下急上昇するとなんとも体がついていかない感じがする。
昼のうち、栗山まで買い物に出かけたところ向かいから単車が走ってくるようで「おー、いよいよ走り回り始めたか」と思ってみたら郵便局の配達員さんだった。郵便カブ自体は真冬でも見かけることは珍しくないんだけど、春めいた陽射しの中で見ると2割増しでカッコよく見える。

ミニポンプは通販アップして、Xサーモマックスも写真を準備せねば、という考えで明日は夕方からExp.で泊まりに出ようかと準備中。4月のイベント出展を始め、春以降のアピールにつなげられるように装備を組み直したので思った以上に手間がかかる。

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今日は朝から弱い雪。天気予報では「まあまあお出かけ日和」と報じていたものの、ひたすらダラダラ降っている。悪いことには南風でなまじっか気温が高く、いつ雨になってもおかしくなさそうな雪で予定していた「Exp.で出走して外泊、その上写真撮影」というには旗色が悪い。
予定を詰め過ぎてコケやすいというのは我ながらいかがかとは思うが、繰り返される週末のままならなさにイライラしつつ今日はパス。一応明日明後日が定休連休なので回復するようであれば予定スライドとしよう。…腰の具合は持ち直したとはいえ、まだウズいているのも確かなので一日でも先延ばしにできるならそれはそれでヨシ、と合理化してみる。

写真は泊りの道具をいつものダッフルにまとめてみたところ。AI-102/600gライナーを詰めてコレなら荷姿としては上等。サーマレスト新鋭マットがいい意味で大雑把に扱えるのが功を奏している。ちなみに火器はエクセラレイタ改を中心としたガス暖房装備。

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昨日からダラダラ降り続いていた雪は未明には一時雨となったようで、朝イチの路面とかは濡れていた。雪中泊で雨とか最悪なのでやっぱり出かけなくて良かった。ほ。明けて今日は快晴とは言わないまでも好天。これで心置きなく出かけられる。

写真は昨日のダッフルから試作段階の横幅52cm防水ダッフルに荷物を入れ替えてワンテン積みにしてみたところ。ただでさえオフ車は腰高なので少しでも高さを抑えたい、という思惑。要領よく収まって人車一体となった際の様子も落ち着いている。昨日の荷物からの単純移し替えなので寝袋は600gのままだけど、今日明日にかけてはオーバースペックかもしれない。
荷姿として現状大きな問題はないけど、使用頻度が高まるまでにはマフラーとの干渉が100%起こりえないようにマフラー側で熱対策をしたい。あと、車台側に持たせた荷物とRフェンダーが意外と近いので、雪ん子ちゃんをリュック詰め等に変更した方が無難そう。

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昨日から今朝にかけてExp.外泊。2013年に一度実行しているから初めてというわけではないんだけど、春分前に達成できたのはちょっと画期的。まあ、この冬は2月以降気温が高めだからっていうのも要素としては大きいが。実際、雪は良くも悪くもザクザクだった。
今回はサーマレストの新鋭マットの試用/撮影が目的でもあるので現地に到着してからまずは設営。早く走り回りたい気持ちはあったものの、ちゃんとした休憩拠点が確保されることになって“走って休んで”というのには却って都合が良かった。日中汗ばむほどの陽気から未明の最低気温は-6℃。若干放射冷却があったのかもしれない。マットの効果は存分に発揮されて背面の冷えをまったく感じることなく安眠を得られた。

スノウバイクも外泊も個別に実行しても楽しめるところ、ニコイチで「楽しさ倍増」ならぬ「楽しさ二乗」。条件がそろわないとなかなか実行までこぎつけられないのが難点だけどチャンスがあればまたやりたい。

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日曜の外出中に録画しておいた我等がカープのオープン戦を昨夕観た。これまでオープン戦を録画してまで見ようと思ったことはないんだけど、何せ黒田の国内戦初登板ということだったので大注目。走者を背負わなかったこともあって、ゆったりとしたフォームから投げ込む球は見ていて心地よいものだった。早送り/リプレイ自在で録画で見るのもいいもんだ。
スポーツ紙を中心として黒田を形容するのに「男気」という言葉がインフレ化しつつあるが、40歳という年齢からして“おっさんの星”であることは疑いようがない。ユニフォームのボタンを一番上まで留める着こなしを後続の九里もならっていたように見えて、レジェンドリスペクトの心持ちも微笑ましかった。…もうね、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の丁度真逆な感じ。

写真は先の外泊時、Exp.で走り回って独り宴会待機中のヒトコマ。大体1730に日が没してストーブに着火した。明日にかけて大荒れの見通しなわけだけど、ホント日曜に出られて良かった。

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