AI-102シェル試作、リテイクアップ。「上掛けの防水性向上」という改良に加えて、背面マットの密着度を高める改良も同時に進めたために少し時間を食ってしまった。そのメリットはマットの保温力を最大限生かすことが主眼なわけだけど、各ファスナの滑りがよくなる効果も生む。
形態としては “マットイン・シュラフカバー”と表現してもよかろうか。下部生地との兼合いで完全防水とは言えないものの、風雨が強くなければ顔面周辺を覆うだけで開放的な外泊を実現できるわけで、タープ泊等の可能性を広げてくれる筈。勇躍、明日には軽トラ泊でテストへ。氷点下での結露状況を見て、量産を判断できるようなら名称の変更も考えている。
前試作との識別のためにネイビーで作ってもらったわけだが、国産マットインシュラフの先駆マットマンのコバルトを思わせる色味で感慨深い。