第二ラボ泊について話は前後するが、60Lザック一丁によるパッキングについて。…結論から言うと「ちとキツい」。総重量21kgを背負うのにハーネスを緩めてシート後部に預ければよかろう、という方法は間違いじゃない。が、車体の傾斜に伴ってザックが左右に振られるので思い切った走りはできない。
元来の「撤収時の負担を減らそう」という思惑はパッキングの整理をあまり考えずにまとめていけるという点で悪くはなかった。しかし「またこれを背負わなくちゃいかんのか」という心理的負担もあって実質的なメリットと相殺されてしまったように感じた。ちなみに帰投時重量は15kg。
そうは言ってもカンジキを始め、竿やペグ等の設営道具を扱うのに室内機器を雪に当てることなくアクセスできる利点は大きく、従来の荷積みに30L程度のザック併用が吉という結論に改めて辿り着いた。

押忍 快速旅団

第二ラボでは泊りの支度をする傍ら、赤ベコTさんと走行練習も行った。この冬は雪が少ないこともあって、エクスプローラーによる走行も快調で尻をブリブリ振りながら走る様はダート走行テイストたっぷり。改めて「エクスプローラーもいいもんだなあ」と感じた。SNS等では他モデルのエキセントリックな映像に目が集まるせいか評価の伸び悩むエクスプローラーではあるが、長靴ツボ足でスネ深の雪質ならそのキビキビとした走りが色褪せることはない。
こういったモデルごとの長所アピールをないがしろにした結果、スノウバイクがスキモノだけのものになってしまっているのは市場の損失のようには思う。
…って、商売として扱っている間は負け惜しみっぽくなるから強く主張するのは控えていた。けど、手持ちのエクスプローラーも処分するのはやめとくことにした。ときに、明日は走りに出るので午後不在にしがちです。

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日曜の泊り明け、返す刀で山に入ろうと考えていたが時ならぬ湿雪で断念したもので今日に延期。中抜けさせてもらって山中に入ってきた。春を思わせる陽気にハイシーズンの雪質、っていうのは滅多にない好条件。雪は長靴ツボ足でヒザ上、さすがにマウンテンホースの高下駄が威力を発揮した。
昨シーズンまではこのコンディションでもエクスプローラーで力づくで登っていこうとしていたのがチャレンジングと言えばチャレンジングだったんだなあ。でも、そこで身の処し方をある程度体得していたので林間のワインディングも随分ラクに登って行くことができた。
「冬」の遊べる期間というのは大雑把に12~3月と考えているんだけど、この冬はとかく雪が少なくて12月はほぼパァ。そうこうするうちに冬はもう半分終わってしまう。行けるときに行っとかんとヤバいぞな。

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先日セイコマさんで晩酌の¥100惣菜アテを選んでいて焼きサバを手に取ったところ、サバマヨポテトサラダとサバチーズコロッケというのが新発売となっていることに気付いた。サバ好きとしては試してみないわけにはいくめえよ、と購入。サバにポテトを合わせるとは大胆な…。
お味の方は、と言うとポテトサラダの方はツナポテトサラダっぽい食感にサバの風味を確かに感じて「ほぅ、なるほど」という感想。サラダにしてもコロッケにしてもつまるところ従来ツナを使った製品があるものをサバに置き換えた、というのが説明としては手っ取り早い。もちろんキライじゃない。
確かホットシェフで焼きサバ弁当をリリースしていたからサバのストックを応用したのかな? 何にしろ新規惣菜は出オチの色モン扱いってことが多いから「あるとき勝負」になりかねないのが難点かもしれない。

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おかげさまでダンパーコアについて特許取得の報アリ。微細な炎熱制御の取り組みがオーソライズされた、ということでまずは一安心できた。Jiggerと組合せて使うことでボトムすれすれに炎熱を抑え込む=より低い位置での暖房効果をもたらすことができるのが真骨頂。
具体的には薪を5cm程度で切り口が上を向くようにして投入口に寄せて配置してダンパー閉じ気味。先に投入した薪がオキとなっているようであれば火バサミで投入口近辺に寄せておくと引火が早い。豊富なオキと大きすぎない炎の共存は永く穏やか、そしていつでも炎を立ち上げられる安心感もある。
通常の薪でも問題はないけど、薪を短くして使うのがコツという点でやはり成形薪の方が運用しやすい。なお、CO漏出を防ぐため薪の投入時にはダンパーをフルオープンにするよう習慣づけること。

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昨夜は町内会の新年会で痛飲。久々にカラオケで力唱してエネルギーを出し切ってきた。して、今朝にはかなりクタクタになってしまったわけだけど、まあ大体想定内。年に一度のハジける日と決めているので翌日に大きな予定は入れないことにしている。
そういったわけで今日は割と大人しく次の活動に向けての仕込みの日とした。来週末には追分ファミリーパークさんに泊りに行こうかと考えているので雪の様子見。サイトはペグで設営する人のために結構ブルでオシてるんだけど、新雪のスペースも十分に残されているのを確認しておいた。
のち、スーパーに寄って夕食の買い出し。明日には夕張岳の登山道方面へ走りに出ようかという予定なので撮影機器の準備をしてこの後はトンボを整備してアガり、ってところかいなあ。

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天気予報では今日は晴れということでスノウバイク出走。市に届出をしておいたもう一つのルート、鹿島線に向かった。夕張岳の登山道に続く市道でR452から望む白銀橋は雪の無い時期にも写真を撮りにおいでになる方の多い、我が町の自慢の景色の一つだと思っている。
夏場にはわざわざ橋を渡ることはないんだけど、雪景色となると絵的には別格。大雪原と化したシューパロ湖にかかる橋を走る姿を撮るために色んな届けを出したりドローンの稽古をしたりしてきたと言っても過言じゃない。撮影の腕は改善の余地はあるが、まずは思惑に沿った絵が撮れて満足。
続く林道はモービルのトラックが残っていて走りやすく、6速巡航すら可能。トラック跡を存分に飛ばしたり脇の新雪を喰ってみたりと、ここでしかできない遊びをパクパク美味しくいただいてまいりました。

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昨日の出走はコンディションがよかったこともあって夕張岳登山道のヒュッテまで行き着いて昼食とした。雪中での行動食は例によってアンパン。なんだけど、アンパンの甘しょっぱさで鈍感になった味覚が呼び覚まされることに気が付いて、コロッケで物足りなさを補うという技を身に着けた。
と、雪つながりってわけじゃないんだけど、昨夜から今朝にかけては関東方面が雪でオオゴトになるとの報で埋め尽くされていた。実際、神奈川西部等で難儀をこうむったみたいではあるけど、それよりも西日本の時ならぬ豪雨の方がニュースとして喫緊なんでないか? とは思った。
そして明日にかけての予報では当地も道南あたりから雨、との見込み。生活上の負担が大きいから「雪フレフレ♪」とまでは言わないにしても、雨で雪がスッカラカンになるとエライこっちゃで。

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冬の手遊びとしてチョしてるサイホンバーナー。サンダーで切って削ってダウンサイジングを行った。まず目立つところでは突出したバルブハンドルを燃料タンクと同径に収まるよう縮小。用意したハンドルは軸径4.5mmのメーターノブ。バルブ軸4.8mmを削ってブレはあるけど使用に問題はナシ。
他には4本ゴトクの折り畳み延長部を止めているリベットを揉んで取り外した。広いゴトクはもちろん使い勝手がいいんだけど、パッキングの際にカチャカチャ開閉するのが邪魔なので排除。タンクと同径にこだわる、というよりもタンク径が小さいところに頭デッカチになるのもいただけないわけで。
重量にさしてこだわりはないんだけど、改造前261gだったのが249gに。ヘッドをバラせばメスティンレギュラーにも収まる寸法となった。ついでなのでメスティンのフタ・底にも滑り止めグルーブをつけといた。

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次の日曜には大きな支障がなければ追分に泊まりに出ようかと考え、外泊時に使う電装品に充電をしておいた。まず扇風機は今や寒中泊の必携品。このおかげで薪ストーブの燃費運用も随分ラクになった。室内気温計の数字は伸びなくても身の周りさえ暖かければイイっていう道具。
深夜の動物除けに入手したラジオは選局のズレがなくて音質がクリアで結構気に入っている。連続使用は12時間くらいなので床に就いていない間は充電しながら鳴らすのがちとメンドイが。MP3再生も思いのほか楽しいが、ランダム再生もリジュームもないのでSDカードは帰宅時にシャッフル。
モバイルバッテリは調理時の照明用と緊急時のINKO使用のために二つ持ち。バッテリはまあいいとしても扇風機とラジオは乾電池でイイじゃん、とは思う。充電機器って結局管理がメンドイわなあ。

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先日サイホンバーナーの収納について少し触れたところリアクションをいただいたもので例示。メスティンへの収納は燃料タンクとバーナーヘッドをバラして収めることになる。元情報をくださった野点師Tさんはゴトクもバラして400ccカップでの収納も実現しておいでだったり。
ただ、自分の扱いはかなり手荒になるだろうこととヘッド嵌合部が強度的にやや不安なのとでバラして収納運搬することにはこだわらず。組上高90mmの利を活かして角雪平に組んだまま縦置きにすることが多いだろうとは考えている。もちろん容量に余裕があるので40g予備ガス同梱も可。
300cc給湯で約8分っていうのは決して高出力じゃないけど、晩酌調理ではむしろ弱火~中火での使い勝手が重要だと思っているのでヨシ。早く春になって持ち出せるようになればなあ、と期待は膨らむ。

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